森友問題刑事告発の行方
今週の日曜日に国会前で開かれた森友問題追及集会で刑事告発の賛同人に登録したことはブログに書いたとおりであるが、20日に検察庁に告発状を提出するとのことだったので定刻に現地に行ってみる。
現地には共同告発人や賛同者が若干は集まっているがどうも様子がおかしい。ここ数日間の状況変化は把握してなかったが、自由党の小沢代表の「刑事告発は時期尚早である」という発言がこの運動に激震をもたらしたようである。発言の趣旨は国会会期中に刑事告発が行われると、野党が森友問題で追及しても司法の手に委ねられているという理由で答弁を拒否されて、野党の国会対策の障害になるということらしい。
告発運動の中心となっているメンバーの間でも意見が割れて、野党の意向を受け入れて告発は延期するという意見が大勢を占めたようであるが、一部のメンバーはあくまで予定どおり告発を行うと主張してメンバー間で激論となった。議論は平行線をたどり、もはやこれまでかと思われたが、検察庁の前での最後の説得に強硬派も折れて、今日の告発はしないことを了承してなんとかグループの分裂は避けられた。
なかなか判断の難しい問題である。告発がどの程度、国会審議の障害になるかは不透明であるし、仮に司法の手に委ねられていることを理由に答弁を拒否されたとしても、告発状の罪状以外の内容については拒否できないようには思う。いじれにしても、共謀罪を廃案に追い込むための有力な材料である森友問題の追及手段をせばめるようなやり方は得策とはいえないだろう。森友問題については国会会期終了ないし共謀罪審議が一段落するまでは告発の賛同者の輪を大きくする運動に重点を置き、実際の告発はその後に行うことが賢明であると思われる。
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