今日は何の日?
毎月3日は作家の澤地久枝さんの呼び掛けで始まった「アベ政治を許さない」のスタンディングの日で、全国各地で13時きっかりに行われるが、澤地久枝さんご本人もほとんどいらっしゃる国会前でのスタンディングにできるだけ参加しているので、今回もそうしたいと思っていたところ、ひとつ問題があった。それは今日5月3日の憲法記念日に毎年開かれる憲法集会の開始時間も同じ13時だということである。
そこで、国会前にはできるだけ早く行って、早めにスタンディングを行って13時に「アベ政治を許さない」のコールをやったら、その場を去って憲法集会の会場に移動することにした。国会前に着くと、常連の人もかなり憲法集会に参加しているようで参加者が少ないかなと思ったが、最終的にはいつもと同じくらいの人数(と言っても数十人だが)にはなった。
憲法集会の会場の最寄駅は有明だが、ゆりかもめを利用すると3回もの乗り換えが必要となるが、桜田門から辰巳まで有楽町線に乗ると徒歩時間こそ長くなるものの乗り換えなしで行けるので、こちらを利用することにした。
会場には集会開始1時間近くだってから着いたので、野党議員の挨拶も終わったようで、昔ラジオのパーソナリティーとして活躍し、レモンちゃん(懐かしいな)の愛称で親しまれ、今は集会挨拶の常連となっている落合恵子さんがあいさつしているところだった。この集会の最大の目的は護憲であるのだが、今回は共謀罪の廃案も大きな目的となっている。
それと同時に辺野古の工事再開で沖縄の新基地建設反対も大きなテーマとなっているが、沖縄の反基地運動のリーダーで150日以上の不当拘束からようやく解放されたばかりの山城博司さんが登場すると、会場の熱気は最高潮に達した。隣にいた女性などは感極まったかのように黄色い声をあげていた。
山城氏の話しは示唆に富んでおり、沖縄には日本国憲法が本来の意味では適用されていないこと、共謀罪は沖縄の反基地運動を弾圧するためのものであり、絶対に成立させてはならないこと等、いろいろと考えさせられた。
最後に今後の行動提起があり、連休明けは共謀罪廃案に向けての連日の国会行動の取り組みがあるとのことだった。なお、参加者数は昨年より五千人多い、五万五千人とのことだったが、できれば10万人くらいは集まってほしかった。
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憲法施行後70年目の憲法記念日に行われた憲法集会は終了して豊洲駅までの1時間近くのバレード(なぜかデモ行進とはいわなくなってしまったが)後に解散となったが、万が一にも、今回の集会が現行憲法下の最後のものとなってはならないし、100回目の憲法記念日でも憲法集会が行えるようになってほしいものである。
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