« 北海道一周の仕上げ完結 | トップページ | 沖縄に向かう »

2017年7月 4日 (火)

都議選は保守勢力の大勝利ではないのか

新聞紙上では「自民党の歴史的大敗」と言った見出しが踊っているが、これは皮相な見方であり、本当のところは保守勢力の大勝利というのが正しいのである。何故ならば、都民ファーストを率いる小池知事は大資本優先の規制緩和を推し進めた小泉反動政権では中枢にあった人物であり、その後も日本の右傾化を推進する日本会議の幹部として自民党員でありつづけた訳であり(都議選後に離党届が受理されて自民党籍を失う)、保守勢力と言わずになんと呼ぶのか?

小池百合子の知事転出を演出した黒幕はヘッジファンドとして有名なゴールドマンサックスのソロス氏と言われている。もし、そうであるならば、仮に小池政権が誕生した場合には今まで以上にアメリカの言いなり政権となることは間違いない。ここからは私の推定だが、アメリカの思惑としては安部政権で憲法改正(悪)までやらせて、アメリカの同盟国として制限のない軍事力行使を可能とさせた後、急激な変化に対する国民の反発を和らげるために一見ソフトに見える小池氏を後がまに据えて引き続きアメリカのコントロール下に置くことであろう。

安部から小池への政権移行が自民党と都民ファーストとの合併という形になるのか、新党結成になるのかはわからないが、両者の政策に基本的な違いはないことは、今回の都議選に際して都民ファーストは改憲、安保、原発に関して、それは国政レベルの問題であるとして回答を拒否したことからも明らかである。安部政権に対する批判票の受け皿となるために自民党との共通性は隠したかったのであろう。

また公明党が国政レベルでは自民党と連立を組みながら、都政では小池知事を支持するというのも、勝ち馬に乗っているとも見られるが、両者が本質的に違いがないことの証左でもある。

今回の選挙結果で残念なのは、安部政権の失政に対する批判票がその受け皿となるべき民進党を初めとする野党には向かわず、反自民のポーズをとりながら本質的には保守勢力である都民ファーストに向かってしまい野党の弱体化を招いてしまったことである。

安部政権の支持率が高かった頃は、アベノミックスの成果とか中国や北朝鮮の脅威といった政権の宣伝に簡単に騙されてしまった無知蒙昧な人が小池知事の反自民のポーズに騙されてしまったとも言えるわけで、国民(都民)の民度の低さを示しているとも言える。自民党大敗などと浮かれている場合ではなく、より困難な状況に陥ってしまったということを認識すべきである。

|

« 北海道一周の仕上げ完結 | トップページ | 沖縄に向かう »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 都議選は保守勢力の大勝利ではないのか:

« 北海道一周の仕上げ完結 | トップページ | 沖縄に向かう »