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2017年9月16日 (土)

新・三大目標

私が五十代でクライミングやマラソンを始めた頃の目標は、それぞれの入門者にとってはひとつの到達点となるレベル、フリークライミングについては5.12という難しさのルートのオンサイト(初見で登ること)、フルマラソンではサブスリー(3時間以内で走ること)の達成であり、若い時にやっていたことの再開である山登りについては8千メートル峰の無酸素登頂の三つを同時に成し遂げることであった。ひとつだけならば、それほど困難な目標とはいえないかもしれないが、全部を成し遂げるとなると、達成者はそう多くはいないだろうと思われた。

結果的には、フリークライミングは自然の岩場では1ランク下の5.11Aオンサイト止まりだったし、マラソンでも3時間16分台に終わってしまい、環境的に一番実現が困難視された八千メートルの無酸素登頂のみが実現できるという皮肉な結果となった。

5.12のグレードはクライミングジムならば登れるようになり、分野こそは違うが、アルパインクライミングではアルプスの大岩壁も登れたことだし、ランニングでも市民ランナーにとっては憧れであるグランドスラム(フルのサブスリー、ウルトラ100キロのサブテン、富士登山競争の時間内完走を全部達成すること)のうち、フル以外は達成できたので、まあよしとしなければならないだろう。

60歳台になると肉体の衰えを感じ始め、自分を追い込むようなトレーニングもやらなくなったので、大きな目標を夢見ることもなくなってしまった。このまま大きな目標もなく終わってしまうかと思いきや、数年で70才の大台に乗るので、その時点で可能な目標を新たに設けることを思いついた。具体的にはいずれも入門レベルではあるが、フリークライミングでは5.10Aのオンサイト、フルマラソンではサブフォーを達成し、簡単な7千メートル峰の登頂をすることである。

5.10Aのオンサイトはいまのレベルを維持できれば、特別なトレーニングなしでも実現できるだろうし、サブフォーも捻挫の古傷が悪化せず、それなりのトレーニングさへ積めば、さほど無理な課題ではないだろう。7千メートル峰の登頂の成否は目標とする山の選択如何にもよるが、世界でもっとも易しい7千メートル峰と言われるパミールのレーニン峰あたりならば、高所順応さへ順調に行けば成功の確率は高いと思われる。2011年にテンシャンの7千メートル峰のハンテングリを登りに行った時は、欧米の若者と一緒に行動したためにベースが乱されて高所順応がうまくいかず登頂がかなわなかった。その失敗を繰り返さないため、レーニン峰ではガイドと一対一でマイペースで登りたい。

首尾よく三大目標を達成できたら、今度こそ潔く足を洗い、後は年相応のことをして余生を過ごすこととしようか。もっとも、それで満足できるかというと自信はないが・・・。

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