テオティワカン
今日行くテオティワカンはメキシコシティの北方郊外にあり、マヤやアステカよりもかなり古い遺跡だが詳しいことはまだわかっていないそうである。ユカタン半島にあるマヤ遺跡と異なりメキシコシティから日帰りで行って来れるため人気が高くツアーもたくさんでている。ただ遺跡近くを通る路線バスの本数も多くてツアーを利用しなくても特に不都合はない上、ツアー料金が一万円前後なのに対して個人旅行だと千円程度で済むので、今回はツアーは利用しないことにする。
テオティワカン方面の発着場となるターミナルまでは市内バスでも行けるようだが、バスは路線が分かりにくい上に専用ガードも必要になるようなのに対して、地下鉄は路線図さへ入手すれば乗換にも迷わないし、全線5ペソ(約30円)で乗れるので、地下鉄を利用することにした。ターミナルでのテオティワカン行きバスへの乗車も事前にネットで情報を調べてあったのでスムーズに行えた。
一時間くらい乗車すると、運転手の「ピラミッダー」の声と多くの乗客が降り始めたことで、テオティワカンに着いたことを知る。この遺跡は多くが森林帯にあるマヤ遺跡と違って平原の真ん中にあって全体が見渡せるため非常に広大に見える。
この遺跡の最大の呼び物である太陽のピラミッドにはたくさんの観光客が押し寄せて長蛇の列ができている。私も途中まで登ってみたが、行列がほとんど動かないので諦めて途中から降りてくる。その奥には月のピラミッドがあり、こちらは中段までしか登れないが、太陽のピラミッドほどは混雑してないので、家内と一緒に中段まで登ってみる。中段からの眺めは真っ直ぐに伸びた道路の両側に遺跡群が続き、太陽のピラミッドも間近に見えるという素晴らしい展望を楽しむことができた。
月のピラミッド近くの出口から外に出たが ツアー客以外でこちらから出る観光客は少ないようで、飲食店も観光客むけのものはなく唯一あった地元民用の店でタコスを食べてから今朝下車した所まで戻り路線バスで市内に帰った。これで今回の旅行の前半の遺跡巡りは全て予定通り終了したので、帰国する家内を空港まで送った。明日からは後半戦のオリサバ登山の始まりである。
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