マヤ遺跡後半
本日は午前中にチチェンイッツァ遺跡を見学して、午後はカンクンに戻った足でメキシコシティまで飛んで戻るという強行軍であるが、ここでひとつ問題が発生した。それは夜中に目が覚めてふと携帯を見たら時刻補正がされていて、時間が1時間早まっているではないか?最初は何のことかわからず携帯がおかしくなったのかと思ったが、すぐにチチェンイッツァはメキシコシティとは同じ時間帯に属し、カンクンとは距離が近いにもかかわらず1時間の時差があることに気がついた。もし気づかずに行動していたら、最悪の場合はカンクンからのフライトに乗り遅れる事態も懸念され危ないところであった。
1時間早めの行動が必要になったこともあり、早起きしなければならないという気持ちと日本との時差ボケが解消していないこととも相まって、睡眠不足が続くこととなった。
ホテルでの朝食を済ませ、チェックアウトの際に不用な荷物を預けて遺跡の入場口に向かう。一般の入場口はホテルと反対側にあるのだが、ホテル宿泊者専用の入場口がホテル玄関の近くにあるので、遺跡開場の8時過ぎには遺跡見学を開始できた。一般のツアーの場合のチチェンイッツァ見学の標準時間は3時間らしいので、ガイドの説明時間がない今回の場合は11時には空港行きのタクシーには乗り込めると計算できるので、比較的余裕を持って行動できる目処がたった。なお帰りはタクシー利用としたのは、車のチャーターをもう1日延長すると、運転手の宿泊費も含めたチャーター代がかなり割高になる一方、路線バスを利用するとなると夕方の便しかないため、カンクンにもう一泊しなければならなくなるからである。
チチェンイッツァ遺跡は昨日のコバ遺跡と比べるとまとまって立地はしているが、見所が多数あるので効率的に行動しなけれはならない。まずはチチェンイッツァ遺跡を代表するピラミッドを目指す。コバ遺跡のものよりもさらに高さを誇る見事なものだが、残念ながらこちらは登ることはできない。四方から写真を撮るが、カンクンからの日帰りツアー客がやって来る時間にぶつかっていたら、雑踏のようになって写真どころではなかったかもしれす、チチェンイッツァに宿泊したのは正解であった。
11時までには一通り見学を終えて、タクシーでカンクン空港に向かう。チチェンイッツァのタクシーは公定料金が適用されるので、ボラれる心配がなくて安心である。カンクン空港までは高速道路を利用したので2時間半ほどで着いたため、メキシコシティ便の出発までは4時間近くあって余裕をもって行動できた。
メキシコシティまでのフライトも順調で、これで今日は何事もなく終わるかと思いきや、そうは問屋が卸してくれなかった。というのは、この後に控えているオリサバ登山のための荷物を空港のロッカーに預けてあったので回収しようとしたところ、ロッカーの場所がわからなくなってしまい、空港内を右往左往してしまう。やむを得ず、家内には休んでもらって空身で探しに行きお店の人に聞くと下の階にあるという。教えられた通りに下の階に降りてみると、隣の通路への連絡口があり、こちら側から隣の通路を覗くと、たしかに見覚えがあって、その通路沿いにロッカーがあることは確信したが、そちらに行ってしまうと戻ってこれなくなる懸念があるため、家内と一緒に行った方がいいと思い直し、家内の所に戻ろうとした。
ところがさきほど降りた階段を登ろうとしたところ係員に制止され、上の階で家内が待っていると言っても相手にしてくれない。仕方ないので、家内に荷物を持って来てもらうしかないということで、電話をかけてみるが、機内モードから切り替えてないのか、何度電話しても通じない。しばらくは係員とすったもんだしていたが、そのうちに家内が機内モードからの切り替えをやったようで電話が通じるようになり、家内が荷物を持って現れて一件落着となった。疲れがどっとでてしまった。
| 固定リンク
「旅行」カテゴリの記事
- ベトナム旅行記(後半)(2025.01.22)
- ベトナム旅行記(前半)(2025.01.18)
- 小樽からの帰京(2024.07.16)
- 釧路から旭川への移動(2024.07.15)
- ひたち海浜公園 はとバスツアー(2024.04.25)
「海外」カテゴリの記事
- ベトナム旅行記(後半)(2025.01.22)
- ロサンゼルス滞在と帰国(2024.04.13)
- アメリカ大陸横断後半戦(2024.04.10)
- アメリカ大陸横断前半戦(2024.04.07)
- ボストン(2024.04.04)
コメント