オリサバ登山に向けて出発
今日からオリサバ登山が始まるが、初日のは登山基地までの車の移動だけなので、ガイドとホテルで落ち合うのは正午となっており、それまでの空いた時間を市内をジョギングしながら回ることにした。2時間半ほどジョギングしてからホテルに戻り、しばらく休憩してからチェックアウト清ませる。そのままロビーに居ればよかったのだが、このホテルはロビーは上の階にあってソファーもないが、一階には軽食の店が多数あって、共同のテーブルがあるので、そこで食事をしながら待っていれば、ガイドは一階からロビーに上がるだろうから、エレベーターの前で大きな荷物を横に置いた私を見つけられるだろうと考えてしまった。
ところが、正午を過ぎてもガイドは一向に現れない。30分を過ぎるころから少々焦り始める。電話をしようにも、メールでやり取りをしただけで迂闊にも電話番号を聞いてなかったので、連絡をしようにもその術がなかった。ガイドと会えない最悪の事態も考え、その場合は帰国までの間はどう時間をつぶそうかなどと思案もしたりした。とにかく1時まではこのまま待つこととし、その後のことはその時に考えることにした。
1時ちょっと前になってようやくガイドが現れて不安が解消することとなった。ガイドはずっとロビーで待っていたとのこてなので、一瞬キツネにつままれたような気になったが、地下の駐車場に車を止めてエレベーターで直接ロビーに上がるという私の「想定外」の行動のために合流ができなかったわけだ。私もロビーを覗きにいこうかなと思ったこともあったが、一階を通ってないのだから、ロビーには行っていないことを確信していたし、ロビーに出るとスタッフと直面するので、事情を釈明するのも面倒だという気持ちもあってロビーに確認に行かなかったのは失敗てあった。
反省としては、ホテルでの集合場所をはっきりと決めておかなかったことがあけられるが、今回のホテルのロビーが待ち合わせには不向きであるということも〓拍車をかけてしまった。また携帯の番号をお互いに知らなかったということも不注意てあった。なにはともあれ、若干の遅れで出発できたことを喜びたい。
ガイドは私以上に英語が不得手のようであるが、タブレットにはオフラインでも使えるスペイン語も含めた各国語の辞書があるので何とかなるだろう。
道はメキシコシティ市内では渋滞が続いたが、郊外に出ると片道三車線の高速道路を快適に走れるようになる。ここで目を疑ったのは路側帯を自転車が何台も走っているではないか。アメリカで同じこてをやった時はパトカーに捕まってしまったが・・・。極め付きは柵を乗り越えてヒッチハイクを試みたり、車線の間に立って物を売っている者までいることである。まさに所変わればなんとやらである。
メキシコシティに次ぐ大都市であるプエブラの街が近づくと、噴煙を上げるポポカテペトルが見えてくる。メキシコ第三位の高峰で、メキシコシティから比較的近いこともあって、かつては日本からもツアー登山が盛んに行われていた記憶があるが、最近は火山活動が活発化しているために登山禁止になっているようだ。
プエブラを過ぎると、メキシコ第二位の高峰であるイスタシワトルが見えてくる。円錐形の美しい山である。間もなく車は高速道路を離れて二車線の道に入る。しばらくして車は右折してオリサバ登山の基地となるトラチェチュカを目指す。前方には目的の山である。オリサバの全容が見えてくる。こちらも円錐形の美しい山で八合目?付近から上は雪で覆われている。今夜は約2500メートルのトラチェチュカの宿舎に一泊し、明日は4230メートルのピエドラ・グランデ小屋まで車で上がってから登山活動開始となる。
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