関西・中国地方ツアー( 乗り鉄の旅+α)
前夜、備後落合に最終列車で着き、酒を飲んだ勢いで寝てしまうつもりだったが、寒さで1時間ほどで目覚めてしまった。まだ夜中の1時過ぎであり、朝までまんじりともせずに過ごすのはつらいので、小雨は降っているものの雨具を着て駅周辺をジョギングして時間を潰すことにした。あまり遠くまで行ってしまうと戻れなくなる恐れがあるため三方向に向かって往復したが、3時間ほど時間を潰せてなんとか長い夜をやり過ごすことかできた。
姫路までは芸備線の一部と姫新線の全部を通るのであるが、何度も乗り換えを余儀なくされ、備後落合を始発で出たにもかかわらず、姫路近くまで来た時には夕方になっていた。
このまま姫路まで乗って行ければ楽なのだが、今一つの+αが待っているのだ。それは初日の西国三十三箇所のうち、行き損なった兵庫県最後の札所である27番書写山園教寺に参拝することである。書写山を参拝する通常のコースは途中までロープウェイで行き、そこから先は歩いて行くらしいが、今回は採用できない。何故ならば、上りは乗り場まで自転車で行けば最終のロープウェイには間に合いそうだが、下りは絶対に間に合わないので、別のコースを降りなければならないが、そうすると乗り場まで歩いて行かなければならないので、かなり時間がかかりそうだからである。
別コースをネットで調べると、最寄りの駅からの最短コースで頂上付近まで道が続いているコースがあったので、自転車で行ける所まで行けばかなり時間短縮が出来そうだと踏んだのだが・・・。
最寄り駅から登山口までは何度か迷いながらも辿り着いたが、登山口には車両通行止めの立て札があり、自転車も禁止と書いてある。これは無視して通行すると罰当たりになるかなと思いながら見上げると、なんと20パーセント近い勾配率の急坂が続いている。こんな急坂はとても登れないし、仮に引っ張って登ったとしても、下りが怖くて下りられないというわけで、大人しく歩いて登ることにした。
その代わり、かなりのスピード(自分としてはであるが)で登ったお陰で、門が閉まる5時前ギリギリに本堂に入れて参拝をすることができた。どうやら仏罰には当たらなかったようである。これで今回の予定はほぼ終えて後は我が家に帰るだけとなった。
備後落合駅待合室
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