辺野古座り込みと名護市長選応援
与那国島から飛行機とバスを乗り継いで半日がかりで沖縄本島の名護に移動し、旅の最後の2日間を辺野古座り込みと名護市長選応援に充てる。
ホテルを暗いうちから抜け出して辺野古ゲート前に向かうが、市長選の応援に行っている人が多いせいか、座り込み参加者は数十名と少なめである。
9時前に工事関係の搬入トラックが次々とゲート前に到着する。以前は最初に機動隊が出場して、座り込みを排除してから工事車両がきていたものだが、座り込み参加者が少なく排除に時間はかからないと舐められてしまったのだろうか?その通りにあっというまに排除されて、例のオリの中に閉じ込められて、工事車両が基地の中に次々と入っていく。
搬入は午後にも2回ほどあるようだが、オリから解放されるとすぐにバス停に移動し、名護市の稲嶺事務所に向かうことにする。
事務所に飛び入りで選挙ボランティアを申し出るが、団体でないと受付は難しそうだだったので、たまたま事務所前にいた団体の練り歩きに飛び入りで参加させてもらうことにした。練り歩きというのは、東京ではあまり見られないが、沖縄では一般的な選挙運動のようで、ある程度の人数で幟りやプラカードを持って、候補者の政策や氏名を連呼しながら街中を練り歩くというものである(そう言えば宜野湾市長選の時もやった記憶がある)。
練り歩きをしながら出会う運動員は稲嶺候補側の者ばかりだし、市民の反応も良好で勝利間違いないとの感触を得たが、辺野古新基地建設反対という沖縄の民意を政府に見せつけるには、ただ勝つだけでは足りず圧勝しなければならないのだ。
午後も別の団体に入れてもらって練り歩きをしたが、3時過ぎに離脱してホテルに戻る。というのはホテルで自転車を借りて名護市を付け根とする半島を一周するつもりなのだ。沖縄本島をこまぎれながら人力(徒歩、ランニングまたは自転車)で一周した際にも、時間が足りなかったため半島の先端には行かずに付け根を横断するだけだったので、今回一周しておこうと思っていたのだ。もっとも、家内と一緒に美ら海水族館を訪れた際にバスでなら半島を一周しているが、あくまで人力に拘っているのだ。
半島一周50キロ弱のコースだが、名護まで15キロまできたところで「事件」は起きた。チェーンがギアの溝にはまってしまってペダルをふめなくなってしまったのだ。なんてか直そうとしたが、工具なしでは無理と判断して、自転車をホテルまで引いて帰ることにした。長い々々行程だった。ホテルに着いたときはさすがにホッとした。
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