杓子山
道志山塊の末端にある杓子山と石割山はいずれも山梨100名山に選ばれている山なので同時に登ってしまおうという欲張りな計画をたてたが、結果的には杓子山のみの登頂に終わってしまった。
アプローチに自転車を利用するので、富士急線に乗り入れして高尾や大月で乗換えなくてよい「ホリデー快速富士山」号に乗ることにしたが、これだとスタート地点の富士山駅着が10時過ぎとなってしまうので、今回のような欲張りな計画にはちょっとスタートが遅かったかもしれない。また地図では杓子山の頂上直下まで車の通れる道があるようなので、手軽に登頂できると踏んでいたのだが、途中の不動の湯から先は雪道で自転車では通過できず、5キロばかりを歩かざるを得なかったのも想定外であった。
歩き出してしばらくするとベンチに登山者が1人休んでいる。まだ12時前なのにもう登頂を終えて下山したのかと思って聞いて見ると、頂上までだいぶありそうなので登ろうかどうかまよっているとのことであった。こちらは先を急いでいたので、先にいかせてもらう。
道は部分的に凍っていたり、ぬかるんでいたりと歩きにくいものであったが、2時前には山頂に立つことができた。誰もいない山頂は、真正面に雪を戴いた富士山を望める特等席だったが、逆光のために写真がうまく撮れなかったのは残念であった。
遅い昼食を撮った後に同じ道を下山するが、行きに追い抜いた人とは一向に出会わない。きっと途中で引き返したのだろう。やはり下りは速く、1時間ちょっとで自転車を置いた場所に着くが、すぐ下の駐車場の車に登山者らしき人がいる。多分、午前中に出会った人だろうが、今時分にまだここにいるということは、ある程度は登ってからあきらめて引き返したのかもしれない。
行程はちょっと遅れているが、石割山に向かうべきかどうか迷う。せっかくきたことだし、下山が暗くなっても構わないということで、石割山に向かうことにした。しばらく下ってから、行きの道と別れて山腹を回って、石割山の登山口に向かうのだが、すぐに断念せざるをえない羽目になる。というのは、トレースのない雪道に行く手を阻まれたからである。一度山中湖まで降りてから登り返せば石割山の登山口まで確実に行けるのだが、この時間では登山口に着くのは明るいうちには無理なので、今回は諦めざるをえない。次回に石割山を登る時は、この山だけではもったいないので、マラソンに続いてトレランも復活させて、道志山塊の未踏の山とコースを完全踏破してみようかな 来月で姿を消す昔のスーパーあずさからの転用車
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