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2018年4月27日 (金)

山陰東部ツーリング初日(加古川線、竹田城経由)

先月行った若狭湾ツーリングの続きとして天橋立から西へ向かう山陰東部ツーリングを行うこととしたが、併せてJR西日本の未乗車区間の乗り鉄も行うために夜行バスで大阪に向かい、加古川線経由で日本海側に出ることにした。加古川線は全線を直通する電車はなく、西脇市で乗り換えなければならず、乗り換えの際にも階段を登ってホームを変えなければならず、輪行の旅にとってはなかなかたいへんである。
終点の谷川で福知山線に乗り換え、福知山で舞鶴線に乗り換えれば天橋立への最短経路となるのだが、福知山ではあえて寄り道して山陰線経由で竹田城の最寄駅である竹田に向かう。

 

日本のマチュピチュとも言われて天空の城として名高い城はいくつかあるが、その中でも代表的なのが、越前大野城、竹田城、備中松山城の三城であるが、そのうち越前大野城は以前に行ったことがあるが、残りの二つはいずれも山陰東部にあるので、今回の旅の行き帰りに寄っていくことにした。最初に寄ることにした竹田城は数年前にコマーシャルでも取り上げられ、天空の城というイメージを定着させたことで記憶してらっしゃる方も多いのではないかと思われる。また高倉健の晩年の映画「あなた」で妻役の田中裕子が熱唱している舞台でもあった。

 

竹田城へは駅の裏から登山道があるが、戦国時代に建てられた山城だけあってかなりなの勾配である。もっともメインの登山口は別にあって、そちらはお城の下まで舗装されていてマイクロバスも運行されているようである。そのため、裏登山道では人もまばらであったが、山頂のお城では平日にもかかわらず結構賑わっていた。

 

竹田城は正確には竹田城跡と言うべきであって、石垣を残しているのみである。そのため、あまり期待するとがっかりするかもしれない。この城の魅力は間近にみるのではなく、離れた場所から望遠して天空の城な雰囲気を味わうことにあるのだろう(霧がかかっていれば、さらに素晴らしいが)。そういうわけで、駅に戻っても次の列車まではしばらく時間があったので対岸に移り、竹田城の石垣の見える所まで行ってみた。こちらの方は天空の城=日本のマチュピチュのイメージがなきにしもあらずであったが、かなり離れていたためスマホで撮るにはちょっと無理があった。

 

竹田から天橋立に向かうのにもうひとつ寄り道して豊岡経由として、JRだけでなく丹後鉄道の乗り鉄も楽しむことにした。豊岡で天橋立行きの電車の待ち時間が30分ほどあったので、早めの夕食をとろうと駅弁を買う。但馬牛とカニ飯の豪華セットである。自転車だとなかなか駅弁を食べる機会がないのでラッキーだった。
丹後鉄道で天橋立に移動し、駅近くのキャンプ場にテントを張る。そのあと西舞鶴までの区間30キロがまだ未走破なので夜間ではあるが、ひとっ走りすることに決めてあった。半分強走ったところで後輪のバンクに気付いた。修理道具は持っているが、暗いところで直すのはたいへんだし、直して前進したとしても帰りの電車に間に合わなくなるおそれがある。グーグルマップで調べると幸運にも比較的近くに駅があるではないか。そこで今日の前進は諦めて駅に向かうことにした。ただし、このまま天橋立に戻るのではなく、西舞鶴まで行って、未乗車のJR舞鶴線と丹後鉄道京都線の乗車という当初の予定はクリアしておくことにした。パンクの修理と行程の遅れをどうするかの検討は明日になってからにしよう。

 

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