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2018年5月 1日 (火)

山陰東部ツーリング最終日

明日は天気が悪くなりそうなので、1日早く帰ることにした。帰ると言ってもあちこちに立ち寄るので今日も1日フル回転である。
まずは未乗車の因美線で新見乗り換えで備中高梁まで行き、そこから備中松山城に向かうことにする。行きに立ち寄った竹田城と並んで天空の城(=日本のマチュピチュ)として名高い城である。幕末に城主であった板倉氏が老中となっため、まわりを倒幕派の大名に囲まれて官軍の総攻撃を受けてもおかしくなかったが、兵制の改革により強大な軍事力を有していたために恐れられて攻撃を受けずに、現存する唯一の天守閣のある山城として残ることになったものである。ここでひとつ問題があるのは、城自体に行くのか向かいの山にある雲海展望台に行くかである。両方行く時間はないので選択を迫られるが、竹田城で城本体は見ているので(と言っても石垣だけだが)、今回は雲海展望台の方に行くことにした(雲海の中に聳え立つ城を見るチャンスは皆無だが)。
山城だから覚悟はしていたが、凄まじい登りで今回のツーリング中で最大の試練であった。最後は自転車を降りてしまい引いていると、地元のチャリダーに追い抜かれる。ヒルクライムの良いトレーニング場になっているようだ。
そこから先は傾斜も落ちて緩やかな登りをしばらく行くと展望台に達した。さこからの展望は(石垣しかなかった)竹田城とは違う意味でガッカリさせられた。あまりにも遠いのである。超望遠レンズでなければまともな写真とはならないようで、スマホしか持ってきてない今回はちょっと辛いものがあった。
下りは速いので予定よりもかなり早く駅に戻れたため、もうひとつの寄り道も行うことにした。それは姫路~神戸を山陽本線とほぼ平行に走っている山陽電鉄本線の乗車である。なお支線が途中から網干に延びているので、そちらの方もこの際乗っておくことにした。また神戸から先も阪神本線に直通で乗り入れているので、そのまま梅田まで行き新大阪から新幹線で帰ることにした。行きには梅田から神戸三宮までは阪急に乗ったので、これで神戸~大阪をほぼ平行に走っているJR、阪神、阪急を全てじょうしゃすることができた。
あわただしい旅だったが、ほぼ予定を消化することができた。予定よりも1日早く帰れることになったことだし、明日は1日家でのんびりして疲れをとることとしよう。
2018050119053600


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