慶州を旅する
GWの後半3日間を家内と韓国の慶州に観光に行ってきた。慶州は新羅の都として栄えた古都であり、日本とともにシルクロードの東の終着点として遠くはペルシャあたりからも文明が流れ着いた地である。高層ビルが林立する釜山と違い、昔の町並を残した落ち着いた町である。慶州の町並み
初日は釜山からバスに一時間ほど乗車して、夕方に慶州のホテルに入る。日本とは時差がないため夕方でも十分明るいので、市街地近くの古墳群とそこから出土された様々なものが展示されている博物館を見学する。その晩は慶州駅からホテル方面に延びる中心街を散策しながら、観光客はあまり行かないようなお店で現地の食事を食べてからホテルに戻る。慶州博物館
翌日は早朝にタクシーで郊外にある世界遺産の仏国寺方面に向かう。仏国寺のさらに上部には石窟庵があるので、そちらの方を先に見に行く。早朝にもかかわらず、観光客の姿がもう見られた。石窟庵
一通り見学してから仏国寺に移動しようとバスの時刻を見ると、始発は9時で2時間も待たなければならない。かといってタクシーで来た自動車道を戻ると2時間以上も歩かなければならないし、タクシーも停まっていない。どうしたものかと思っていると、GPS地図で仏国寺と最短で結ぶ山道があることがわかり、こちらだと1時間程度でいけるようだし、自転車でも行けるようにかいてあるので、家内が歩いていくのでも問題あるまいと、そちらを行くことにした。
急な階段交じりの道を下っていくと、次々と登ってくる人に出会う。この急な坂を登るのはたいへんだろうが、それだけご利益もあるのだろう。まもなく仏国寺に降り立ち早速参拝する。肝心の世界遺産である大仏が撮影禁止となっていたのは残念だった。仏国寺
仏国寺からバスでホテルに戻り、チェックアウトしてからバスで新慶州に行き韓国の新幹線KTXで釜山に向かう。
釜山では特に行きたいところもないので、地下鉄で海岸まで行った外はホテルでゆっくりする。ホテルは一人旅の時はまず利用しない5つ星だったが、思ったほどのこともなく期待外れであった。ただ部屋が34階と高層階だったので、釜山の夜景が眺められたのは良かった。その晩はホテル近くの店で焼肉を楽しむ。
最終日は帰国するだけなのでホテルでゆっくりする。あいにくの雨だったが、ホテルから地下鉄経由で空港まで濡れずに行くことができた。3日間傘なしにいられたのはラッキーだった。ただ悪天候で帰りの便が3時間も遅れたため、帰宅は9時過ぎとなってしまった。
| 固定リンク
「旅行」カテゴリの記事
- ベトナム旅行記(後半)(2025.01.22)
- ベトナム旅行記(前半)(2025.01.18)
- 小樽からの帰京(2024.07.16)
- 釧路から旭川への移動(2024.07.15)
- ひたち海浜公園 はとバスツアー(2024.04.25)
コメント