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2018年6月 5日 (火)

ダイナブックの身売り

不正会計問題に端を発して業績悪化の著しい東芝がダイナブックで一世を風靡したパソコン事業を台湾資本の傘下に入って業績を回復しているシャープに譲渡するとの報道を聞いて一抹の寂しさを感ぜざるをえなかった。
私が初めてパソコンに接したのは三十数年前で、当時ベンチャー企業として台頭してきたソードという会社のパソコンであった。その後ソードは東芝の傘下に入ったこともあり、東芝のラップトップJ3100シリーズという移動可能なパソコンを使用するようになった。移動可能といっても二キロ以上もあり、とても気軽に持ち運びできる代物ではなかったが、そんな時に東芝から一キロ以下の文字通り携帯可能なダイナブックが発売されると、すぐに飛び付いてカバンに入れて持ち歩いたものだ。
初代ダイナブックはCPUが8086という非力なものだったが、80286、80386と強力なCPUが搭載されたダイナブックが発売されるたびに買い替えていた。その間に他社のノートパソコンの性能も向上してダイナブックの優位性も薄れ、ノートパソコンではソニーのVAIOが人気を集めるようになったこともあり、VAIOに乗り換えてしまった。VAIO も長く使用したが、その間にソニー本体の業績が悪化して、パソコン事業を別会社として分離独立させる羽目に陥った。
次に買い替えたのは、当時最薄とされたNECのノートパソコンで、現在も使用中であるが、NECもパソコン事業を中国メーカーに譲渡せざるをえなくなった。そんなわけで、使用してきたノートパソコンのメーカーは今回の東芝を含めて全てパソコン事業を手放してきたわけだが、それだけ競争の激しい分野だということだろう。
001
初代ダイナブック

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