奄美訪問
西日本が未曾有の豪雨に見舞われ始めた週末に家内と奄美本島に向かう。奄美は前線からは離れているため天気はまずまずであった。バスで本島南部の古仁屋に向かいホテルに荷物を置いてから港に行ってみると、対岸の加計呂麻島に向かう最終のフェリーがまさに出航する所で、タッチの差で乗り損ねてしまった。もっとも加計呂麻島に渡れたとしても当日中に本島に戻るためには、島での滞在時間は10分以内しかなかったのだが。
その晩は古仁屋で食事をしようと飲食店を探し回ったが、どの店も予約で満席で入れず途方に暮れてしまう。観光客はあまり見かけないので、地元の常連客が週末は数少ない飲食店を押さえてしまうのだろう。幸い見つけた空いている店は味もまずまずでラッキーであった。
翌日は今回の目的であるマングローブの遊覧のためにバスでマングローブ・パークに向かう。ところが、お目当ての遊覧船は満潮前後でないと航行ができないので、3時頃に来てくれと言われて困ってしまう。カヌーならば満潮でなくても Okらしいが、カヌー経験なしの我々では不安である。そこで時刻表で検討してみると、今から古仁屋に戻って対岸の加計呂麻島にフェリーで渡ると、現地に三時間くらい滞在して、別の港から古仁屋に戻るとマングローブ・パークには夕方の遊覧船航行可能な時間には戻れることがわかった。
加計呂麻島は予定していなかったので予備知識ゼロだったが、到着時に待っていたバスに乗り込んでもうひとつの港に向かう。ところが途中の集落で下ろされてバスはどこかに行ってしまい、1時間後に迎えにくるまで待たなければならない羽目になった。1日数便しかフェリーはないため、早く着きすぎても港での時間待ちが長くなるので、時間調整を行っているようだ。集落といっても人影は見当たらずお店もなく自販機があるだけなので、浜辺に出て散策することにした。観光客もいない浜辺でのんびりと時間を潰すというのは最高の贅沢なのだろうが
マングローブ・パークに戻ると本日航行可能な最後の時間帯だということで、遊覧船に乗り込むことができた。時間が遅かったためカヌー客も引き上げてしまっていて静かなマングローブ観光をすることができた。満潮時間が遅かったことが結果的には良かったようだ。
マングローブ・パークからバスで名瀬に着いたのは6時過ぎだったので、ホテルに寄る前に夕食を摂ることにしたが、居酒屋ばかりで食事専門の店は見当たらなかったので、ファミレスに入ってしまう。全国チェーンではなく九州のチェーンだったので、
地元の食事も食べられるかと期待したが、メニューは全国チェーンの
ものと変わらなかった。ところがホテルに着いてみると展望階のレストランで奄美の料理が食べられることがわかり、惜しいことをしたと残念がった。
奄美の最終日は北端までバスで行った後、家内は飛行機で帰京し、私は船で島巡りわしながら沖縄に向かう予定だったが、空港に向かうバスの中で沖縄便の欠航を知り、急遽、東京行きの空いてる便の予約を行ったが、家内の
便よりも早い便だったので、島の北端まで行くのは止めて空港で降りて、そのまま帰京することとなった。
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