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2018年12月30日 (日)

ラサに戻る

今日はチベット観光の最終日でラサに戻る日だ。もっとも明日からの青蔵鉄道も前半は北チベットを通るので、チベット観光は続くともいえるのだが。行きはチベット三大聖湖のひとつであるヤムドク湖への峠道が雪で通過できなかったため、シガツェへ直行してしまったが、帰りは日に余裕ができたこたもありヤムドク湖経由で行くことになった。すぐにヤムドク湖には向かったわけではなく、朝飯前に高台にあるお城に登ってくる。現在は修復中で中には入れないので、外側ならば二十四時間OKということで、まだ暗い時間にもかかわらず、他にも登っている人はいた。行きも近道を行くつもりが、GPS地図を持っているにもかかわらず、道を間違えて遠回りの自動車道に出てしまったが、帰りは正しい近道を帰ることができた。

 

朝食後は迎えの車で、まずは手前のギャンツェ寺に向かうのだが、途中でガイドのお姉さんが車に乗り込んで来て、一時間ほど進んだ所の茶店にガイドの両親が待っていて、朝食を済ませている私を除いての朝食会が始まった。
公私混同と思わないでもなかったが、今日の日程には余裕のあることだし、まあいいか。

 

ギャンツェ寺の見学もガイドの丁寧な説明があったが、正直の所、寺巡りには少々食傷気味であった。その後はヤムドク湖を目指して山岳地帯に入っていく。氷河見物やチベットの高峰が次々に現れて写真を撮りまくった。東海大学が登頂したクーラカンリはこの地域での最高峰(約7500メートル)なので見られないかと期待したが、奥まった所にあるようで姿を現さなかったのは残念だった。

 

 

ヤムドク湖を離れて峠を越えると行きに通った道と合流して高速道路に入るとラサ市内は間もなくである。結果的に予定をすべてクリアできて大満足であるが、これで終わってしまうのかという寂しさも多少は感じた。ただ自分には青蔵鉄道3日間の旅がまだ待っており、期待と不安の時間は今しばらく続くことになる。2018123019304000

 

 

 

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