カトマンズの休日
今日は予備日の使い残しの日だったので、ゆっくりと起きる。最初は郊外にある日帰りトレッキングのコースにでも行こうかと思ったが、今さらトレッキングでもあるまいと思い直し、地震による倒壊からの修復が最近行われたというボダナート寺院(通称、目玉寺)に行ってみることにした。午前中は土産を買ったりした後、昨晩行き損なった和食の店、「絆」で早めのランチとる。ネットの評判ではカトマンズの和食の店No1の評価を得ているのまが、路地の奥にあって昨夜は見つけられず、仕方なく今までも何回か行ったことがある「ふる里」という店でカツライスを注文して、それはそれなりに旨かったのであるが、より詳しい情報を調べて再挑戦の末に辿り着くことができた。一番の売りはカツ丼らしいが、昨日カツライスを食べてしまったので天丼にしておいた。エビ二本がエベレストのように盛り上がっていて、これで350円である。よく海外の和食店というと、値段が高いばかりで味はまがい物というケースが多いが、こちらは値段が安いにもかかわらず、味は日本の天丼屋と遜色がない。
ボダナートはバスでも行けるようであるが、バスはきた乗り飽きたことてもあるし(笑)、見知らぬ土地で路線バスに乗るのはけっこうたいへんなので、今回は行きはタクシー、帰りは寄り道しながら歩くことにする。
ボダナートは初めてネパールを訪問した際にも来ているのだが、地震で倒壊したと聞いてからネパールを訪問した際に、その惨状を見に行ったところ、近くにあった別のよく似た別の寺院に行ってしまい、「壊れてないんじゃん」と誤解したことがあった。今回、改めて本物のボダナートに行ってみて、その大きさに圧倒されたが、参拝客の数も半端じゃなかった。
帰りに寄り道してパシュパティナート寺院にも行くつもりだったが、入り口を見落としてしまい、横を素通りして丘の上の公園から寺院を見下ろすだけに終わってしまったが、ここも以前に来たことがあるはずなので、今回はまあいいか。なお、これも以前にいったことがある市内の西にあるスワヤンブナート寺院の三つが最も有名な寺院ということになる。因みにパシュパティナートがヒンズー経で他は仏教である(ネパール全体ではヒンズー教徒が圧倒的に多いのだが)
その後はホテルに戻り、夜はエージェントの主催する夕食会に出席する。日本人の参加者はいないので、英語の日常会話が不得手な自分にとってはつらい時間なのだが、この年になってしまってからではどうしようもないし、これまでもなんとかやってきたのだから、これからも今のままで多分やっていけるだろう。
これで、今回のネパール登山に関するすべてのことは終わり、後は日本に帰るだけとなった。
| 固定リンク
« 帰途 | トップページ | 羅漢寺山と昇仙峡 »
「旅行」カテゴリの記事
- ベトナム旅行記(後半)(2025.01.22)
- ベトナム旅行記(前半)(2025.01.18)
- 小樽からの帰京(2024.07.16)
- 釧路から旭川への移動(2024.07.15)
- ひたち海浜公園 はとバスツアー(2024.04.25)
「海外」カテゴリの記事
- ベトナム旅行記(後半)(2025.01.22)
- ロサンゼルス滞在と帰国(2024.04.13)
- アメリカ大陸横断後半戦(2024.04.10)
- アメリカ大陸横断前半戦(2024.04.07)
- ボストン(2024.04.04)
コメント