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2019年8月

2019年8月27日 (火)

甲信越 呑み鉄の旅

三日間お世話になったキャンプ場ともお別れである。キャンプ場からは見えなかったか、車で少し下ると前回の秋山郷訪問時に登った鳥甲山の全景が真正面に見えてくる。それからウトウトしていたら運転手がここで降りるように言われる。てっきり津南駅まで行くのかと思ったら、津南駅まで行くバスはないそうである。重い荷物を背負って20分ほど歩いて津南駅に着くと、駅前には商店は皆無であるのには驚いた。これで、テレビで六角精児がやっている呑み鉄の旅は長野駅までお預けである。

改札で18きっぷに押してもらう時に、今度の列車は鹿とぶつかった影響で20時分遅れとなることを告げられる。ローカル色豊かな原因だが、お陰で帰宅は二時間遅れとなってしまうが、やむを得ない。以前、上越線~飯山線~篠ノ井線~中央線を18きっぷで1日で一周したことがあるが、あの時にこんな事故があれば計画がオジャンになってしまっただろう。 長野から先も長かったが、キャンプ中の睡眠不足と呑み鉄の酒によってかなり眠ってしまったので、さほど退屈することもなかった。因みに今回飲んだ酒は缶ビール350ml、ワンカップ日本酒、水割りウィスキー缶である。 2019082717031500

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佐武流山

今日は長丁場になりそうなので4時前にキャンプ場を出発する。途中に佐武流山近道という標識があったが、暗闇の中を山道を歩くのも嫌なので林道沿いに行くことにする。少し先には車が数台停まっていて出発の準備をしている。平日だというのにさすがに二百名山だけあって人気はあるようだ。しばらく進むと切明に下る道と佐武流山方面に向かう道に別れる。近道を通らなかった報いでかなり蛇行しながら高度を上げて楢又川への下降点に到着する。15分ばかり急な道を降りると楢又川の徒渉点に着く。ロープが張ってあるが、踝あたりまでは濡れてしまう。ここからは約1100メートルの急な登りである。

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最初は登り一方なので、1時間で400メートルの高度が稼げたが、それより上部は結構アップダウンがあったので、思ったほど高度が稼げない。途中3人を抜いて苗場山に続く稜線に出る。最初は苗場方面から縦走しようかと思ったが遠いし道も悪そうなので、秋山郷からのピストンにしておいて正解だった。ここから山頂までの高度差は300メートルほどだが、アップダウンが多少あるようなので時間がかかりそうだ。実は秋山郷最奥の切明には川原を掘って温泉に入れるそうで、十数年前に秋山郷に来たときも行き損ねたので、今回は是非とも行くつもりで切明最終のコミュニティバスの予約をしておいたので、佐武流山には11時までに着く必要があったが時間的にまず無理であった。そこで予約キャンセルの連絡をする必要があったが、ずっと圏外が続いていたので頂上まで行けば多分接続するだろうと先を急ぐことにした。

 

当然、自分が頂上一番乗りだろうと思っていたら頂上のだいぶ手前で下山してくる人に出会ってビックリ!一体何時に出発したのだろう。頂上には12時過ぎに着くが、圏外は外れたものの電話は通じないので、ザックも下ろさずに下山して先を急ぐことにする。まあ頂上はガスに覆われて展望はなかったし、白砂山方面の縦走路は踏跡はないことは確認できたので良しとしよう(だいぶ前のGWに三国峠から白砂山に縦走した時に佐武流山から延びている雪稜が印象に残り、無雪期も縦走可能かどうかが気になっていた)。頂上からしばらく降りてふとスマホを見るとショートメールが入っているではないか。ということは、通話も可能ではないかと掛けてみると、果たして繋がって予約をキャンセルすることができた。
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これで急ぐ必要もなくなったのでチンタラと下ることにしたが、実に長い下りであった。登りで追い抜いた3人のうち1人しか下山中にすれ違わなかったので、他の二人は登頂を諦めたのだろう。佐武流山は登頂するだけでも大変な山であることがわかった。体力に自信のない人は夜中に出発するくらいでないと登頂は難しいのかもしれない。

 

ようやく楢又川の徒渉点まで降り立ったが、行きと違って足が濡れるのはいやでなかった。と言うのは、少し手前でぬかるみに両足首まで浸かってしまったので、足を洗うには絶好の場所だったのである。さっぱりとした気分になってから、一頑張り登ると林道に出る。ここからキャンプ場までは十キロ近く歩かなければならない。この時点ではまだ切明に寄って川原の温泉に入るつもりだったので、歩行距離はさらに延びることになる。ところが雨が激しく降ってきたので、雨の中で露天風呂でもあるまいという気になり、さらに風呂上がりに雨中を上り坂をキャンプ場まで帰るのは辛いなあという気になって、切明には寄らずにキャンプ場に戻ることにして、行きは利用しなかった林道を通ってショートカットすることにした。和山への近道と標示されている方へ分岐してしばらく進むと、「和山へ」と書かれた標示があって、踏み跡程度の道が分岐している。GPS地図では和山への道はもう少し先から分岐しているようだったので、ずっと先まで行って見るが、分岐する道は見当たらないので元に戻って先程の踏み跡を行ってみることにした。踏み跡は相変わらす続き、下り一方かと思ったらアップダウンの連続で、本当に和山への正しい道を進んでいるのか不安になったが、やがて道は歩きやすい道に変わってどんどん下って行き、今朝通った林道に降り立った。後は小一時間林道を歩くだけでキャンプ場である。キャンプ場に着いた時は疲れきっていたので、アルコールとつまみだけで済まして、夕食も摂らずに寝てしまう。キャンプ場を管理している小屋では有料で温泉に入れるようだが、そこまで行くのが煩わしく感じたので、タオルを濡らして体を洗ってから着替えて風呂代わりとして温泉には入らず仕舞となってしまった。

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2019年8月26日 (月)

藤原湖レース~秋山郷

ランニング仲間に誘われて群馬の藤原湖15k レースに参加することになったが、わずか15キロを走るために群馬くんだりまで出向くのはもったいない気がして、近くに寄る所はないかなと探したら、前から登ってみたかった佐武流山という二百名山が乗り物の接続もうまく繋がるようなので足を伸ばすこと した。

 

最寄り駅の始発に乗って池袋で下車して、ランニング仲間の車に便乗させてもらって藤原湖に向かう。藤原ダムの完成を記念して開催されるようになった大会で今回で62回を数えるとのことで、そう言えば昔走っていた頃にも興味を持ったことがある大会だが、当時はフルマラソンを中心に走っていたので、15キロを走るためにわざわざ群馬まで行くのはもったいない気がして行かずじまいとなってしまったようだ。

 

コースの予備知識もほとんどなくて参加したが、アップダウンが結構あ ムとほぼ同じで、後半も大してペースダウンすることなく前半よりも30秒落ちただけなのでまずまずであった。
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ゴール後は湯檜曽駅まで送ってもらい、そこで仲間と別れて一人旅となる。越後湯沢で下車してバスに乗り、途中2回乗り換えて栃川高原キャンプ場には4時前に着く。、いつもは暗くなってからテントを張るのに、今回はまだ日の高いうちから張れて余裕綽々である。おまけに広いキャンプ場は独り占めできて(後から一組のオートキャンパーが来たが)非常にまったりした気分となる。たまにはこんなキャンプもいい藻のだ。
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2019年8月18日 (日)

太刀岡山

今年前半に登り損ねた甲府北方の山梨100名山のうちの三山(太刀岡山、曲岳、黒富士)をアプローチは自転車を利用して一度で登ってしまう計画を立てた。寝坊してしまって家を出るのが7時近くになってしまい時間切れとなる恐れもあったが、とにかく出発することにした。

竜王駅のスタートは10時半で、ここから登山口までは15キロ程度あるが、地図で調べた限りでは急な坂も無いようなので、昼前には登山口に着くかなととらぬ狸の皮算用をしていた。ところが猛暑の影響をモロに受けて、たいした傾斜でもないのにあえぎあえぎとなり、最後の傾斜が増した所では自転車を降りて歩きに変わってしまう始末で、登山口に着いたのは1時を過ぎてしまった。ここで、三山を縦走するのは諦めて一番手前の太刀岡山だけを登ることにした。

太刀岡山の中腹にある垂直の岩場はフリークライミングの対象にもなっていて、だいぶ以前に一度登りに来たことがあるが、なかなか登りにくそうな岩場だったので、もう少し奥にある甲府幕岩に転進してしまって登らず仕舞いの岩場となってしまった。登山道を登り出してしばらくすると登山道は岩場の下を横切っていくが、クライマーが3人休んでいたので、自分も立ち止まってルートを観察した。それで何故登らずに転進してしまった理由がわかった。通常は簡単なルートでアップしてから難しいルートに挑むのだが、太刀岡の岩場はどのルートも全力投球を要するものばかりで、しかも最初の支点までが遠くてグランドフォール(支点による支えがないので墜落すると地面に直接叩きつけられる)のリスクがあるからだ。
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岩場を過ぎて頂上を目指すが、猛暑の中で自転車を漕いだダメージが抜けなくて数百メートルの登りにも難渋するほどだった。地図上の頂上の手前のピークに山梨百名山の標識があったが、時間が遅かったせいか暑さのためか他の登山者はいなかった。その先の最高点には標識はなく、そこから先は一気に高度を落としていく。やがて、当初の予定だった黒富士方面の縦走路と別れて左の道を下ると林道となって1時間ほどで登山口に戻ることができた。
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登りで苦しんだ道も下りとなると楽チンだ。快調なペースで進めたので、甲府始発の快速に間に合うかなと思ったのだが、その直後にどしゃ降りの夕立に見舞われてブレーキの利きが甘くなってきたので、スピードを落として安全運転で行ったために快速には間に合わないことが確実になった。そこで雨中走行も煩わしかったので、甲府の手前の竜王駅から乗車したところ接続が悪く、乗り損なった快速よりも2時間遅れの帰宅となってしまった。

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2019年8月11日 (日)

大無間山 つづき

2時前から起き出して3時半に軽装で出発する。送電線の鉄塔の先で道を見失うが、適当に登っていたら先ほどの道に合流できた。夜道は注意して歩いていても道を見失いやすい。登りの時はともかく、下りの時は要注意である。

小無間小屋までは急な登りが延々と続く。ようやく小屋にたどり着いても小無間山までは小さいピークをいくつも越えて行かなければならない。そして小無間山の手前が大きな切れ込みとなっていて、近年崩壊が激しいために登山地図によっては通行禁止として道を記載してないものもある。事前にネットで調べた限りではそれほど悪くはないという印象であった。実際に登ってみると、剣や穂高の鎖場を経験していればまず問題はないと思えた。ただナイフリッジの崩壊がさらに進めば本当に通行禁止となってしまうかもしれない。
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小無間山の山頂は樹木に覆われているので、ガスがかかっていなくても展望はえられなきったろう。大小の無間山をつなぐ稜線は距離的にはかなりあるが、アップダウンがあまりないので2時間ほどで行ける。大無間山は200名山だが、今回の登路が唯一のコースなので他の登山者はいない。小無間山よりは頂上の樹林は疎らだったが、ガスが出ているため相変わらず展望はない。登頂は12時半で、ここまで9時間かかった
 ことになる。果たして暗くなる前に下山できるだろうか。

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帰りは小無間山を過ぎて崩壊地を無事越えると終わったような気分になるが、それから先も結構長い。小屋から先の尾根を下っている途中で暗くなってしまった。暗くなったからと行って道に迷うようなところではないが、暗闇のなかでテントを果たして見つけられるかが心配であった。GPS地図に設営地をマーキングしておけばよかったのだが、手懸りとなるのは、送電線の鉄塔の少し下ということと、テントを張れる緩傾斜であるという二点であった。該当する場所まで下りてきて重点的に探したが見つからない。今晩は諦めて明朝出直そうかとも思ったが、もう少し下の方にも緩傾斜地があるのではと思い直して、急傾斜地を下りて緩傾斜地までくると、待望のテントが見つかった。結局テントを探すのに1時間近くもかかってしまった。

田代の町に下りてきたのは9時近くになってしまった。予定では大井川鉄道の井川駅まで10キロを歩くつもりだったが、実質日帰りで大無間山を登ってきた疲れで、これ以上歩く元気はなく、キャンプ場にテントを張ることにした。有料ではあるが、温泉にも入れたしビールも飲めたので大正解であった。井川駅までのバスも午前中は7時の一本だけだがあるようなので、体調次第ではバスに乗ってもいいかなと思った。

翌朝は疲れも少しは取れているように思ったし、井川駅の始発が遅く、7時のバスに乗っても駅で3時間以上待たされるということで、井川駅まで10キロを荷物を背負って歩くことになった。初日は畑薙ダムから田代までの15キロを時速4キロ近くで歩いたが、今日はさすがに疲れが抜けきれておらず、時速3キロがやっとであった。

さて、初日は書かなかったが、畑薙ダムから井川まで歩いたのにはわけがある。日本海から太平洋まで日本アルプスを縦走するという企てをかなり前から手掛けていて(1週間前後で一気に駆け抜けるという限界を越えたレースもあるようだが、私の場合はそれとは違って数十年もかけてトロトロと歩くだけだが)、畑薙ダムから太平洋までの区間だけが未踏であった(自転車では踏破しているが)。もっとも、南アルプスの白峰三山から南に伸びる白峰南嶺を縦走して安倍川経由で太平洋に至るコースは完結しているのだが、南アルプスの三千メートル峰が連なる主稜線を縦走して畑薙ダムに下り、大井川を経由して太平洋に至るコースを辿るのが王道と考えられる。畑薙ダムから太平洋までとなると100キロ以上もあり、昔ならいざ知らず今の体力では二の足を踏んでいたのだが、昨年ウルトラマラソンに復帰しようと思い立ったことから、そのトレーニングとして畑薙ダムから太平洋までのコースに挑戦することになった。ただ結果的には、事前の台風等の影響で、畑薙ダムまでのバスは運休となり、代わりの大井川鉄道も井川のひとつ手前の閑蔵までしか行っておらず、閑蔵から南を走るだけとなった。今回は畑薙ダムから閑蔵までの踏破を目指したのだが、井川~閑蔵の6キロだけは持ち越しとなってしまった。大井川鉄道沿線には300名山ながら不遇の山がいくつかあるので、それらを登る際に今回持ち越しとなってしまった六キロ部分を踏破しておこうと思っている。

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2019年8月 9日 (金)

大無間山 1日目

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南アルプスはほとんど登りつくしてしまったので、200名山でありながら主稜線から離れているため、ほとんど登られない不遇の山を目指して昨年は池口岳を登ったが、今年は大無間山を登ることにする。登山口の田代は静岡から畑薙ダム行きのバスで通過するが停車してくれない。このバスは夏期限定の登山バスだが、登山者が希な大無間岳の登山口である田代は停車対象となっていない。まあ交渉すれば停車してくれるのかもしれないが、畑薙ダムから大井川鉄道の井川駅までは歩いておきたかったので(その理由は説明すると長くなるので省略)、畑薙ダムから田代まで約15キロを三時間半ほどかけて歩く。もちろんこんな酔狂をするのは私だけで、他の乗客は主脈の三千メートル峰を目指して、私とは反対方向に登っていく。途中で親切なドライバーに乗車をすすめられたが、丁重に断って歩きつづける。登山口の手前あたりで激しい雨に会い、トイレ前の屋根のあるベンチでしばらく雨宿りする。

雨も小降りになってきたので、大無間山への登山道を登りだす。雨が降り続くようならばライトをつけて小屋まで頑張るつもりだったが、雨も止み青空まで出てきたので、無理して小屋まで行くまでもないやと、ちょっとした平坦地を見つけてテントを張ることにした。当初の予定の小屋ははるか上だが、明日は軽装で早出すれば遅れは取り戻せるだろう。

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