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2019年8月27日 (火)

佐武流山

今日は長丁場になりそうなので4時前にキャンプ場を出発する。途中に佐武流山近道という標識があったが、暗闇の中を山道を歩くのも嫌なので林道沿いに行くことにする。少し先には車が数台停まっていて出発の準備をしている。平日だというのにさすがに二百名山だけあって人気はあるようだ。しばらく進むと切明に下る道と佐武流山方面に向かう道に別れる。近道を通らなかった報いでかなり蛇行しながら高度を上げて楢又川への下降点に到着する。15分ばかり急な道を降りると楢又川の徒渉点に着く。ロープが張ってあるが、踝あたりまでは濡れてしまう。ここからは約1100メートルの急な登りである。

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最初は登り一方なので、1時間で400メートルの高度が稼げたが、それより上部は結構アップダウンがあったので、思ったほど高度が稼げない。途中3人を抜いて苗場山に続く稜線に出る。最初は苗場方面から縦走しようかと思ったが遠いし道も悪そうなので、秋山郷からのピストンにしておいて正解だった。ここから山頂までの高度差は300メートルほどだが、アップダウンが多少あるようなので時間がかかりそうだ。実は秋山郷最奥の切明には川原を掘って温泉に入れるそうで、十数年前に秋山郷に来たときも行き損ねたので、今回は是非とも行くつもりで切明最終のコミュニティバスの予約をしておいたので、佐武流山には11時までに着く必要があったが時間的にまず無理であった。そこで予約キャンセルの連絡をする必要があったが、ずっと圏外が続いていたので頂上まで行けば多分接続するだろうと先を急ぐことにした。

 

当然、自分が頂上一番乗りだろうと思っていたら頂上のだいぶ手前で下山してくる人に出会ってビックリ!一体何時に出発したのだろう。頂上には12時過ぎに着くが、圏外は外れたものの電話は通じないので、ザックも下ろさずに下山して先を急ぐことにする。まあ頂上はガスに覆われて展望はなかったし、白砂山方面の縦走路は踏跡はないことは確認できたので良しとしよう(だいぶ前のGWに三国峠から白砂山に縦走した時に佐武流山から延びている雪稜が印象に残り、無雪期も縦走可能かどうかが気になっていた)。頂上からしばらく降りてふとスマホを見るとショートメールが入っているではないか。ということは、通話も可能ではないかと掛けてみると、果たして繋がって予約をキャンセルすることができた。
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これで急ぐ必要もなくなったのでチンタラと下ることにしたが、実に長い下りであった。登りで追い抜いた3人のうち1人しか下山中にすれ違わなかったので、他の二人は登頂を諦めたのだろう。佐武流山は登頂するだけでも大変な山であることがわかった。体力に自信のない人は夜中に出発するくらいでないと登頂は難しいのかもしれない。

 

ようやく楢又川の徒渉点まで降り立ったが、行きと違って足が濡れるのはいやでなかった。と言うのは、少し手前でぬかるみに両足首まで浸かってしまったので、足を洗うには絶好の場所だったのである。さっぱりとした気分になってから、一頑張り登ると林道に出る。ここからキャンプ場までは十キロ近く歩かなければならない。この時点ではまだ切明に寄って川原の温泉に入るつもりだったので、歩行距離はさらに延びることになる。ところが雨が激しく降ってきたので、雨の中で露天風呂でもあるまいという気になり、さらに風呂上がりに雨中を上り坂をキャンプ場まで帰るのは辛いなあという気になって、切明には寄らずにキャンプ場に戻ることにして、行きは利用しなかった林道を通ってショートカットすることにした。和山への近道と標示されている方へ分岐してしばらく進むと、「和山へ」と書かれた標示があって、踏み跡程度の道が分岐している。GPS地図では和山への道はもう少し先から分岐しているようだったので、ずっと先まで行って見るが、分岐する道は見当たらないので元に戻って先程の踏み跡を行ってみることにした。踏み跡は相変わらす続き、下り一方かと思ったらアップダウンの連続で、本当に和山への正しい道を進んでいるのか不安になったが、やがて道は歩きやすい道に変わってどんどん下って行き、今朝通った林道に降り立った。後は小一時間林道を歩くだけでキャンプ場である。キャンプ場に着いた時は疲れきっていたので、アルコールとつまみだけで済まして、夕食も摂らずに寝てしまう。キャンプ場を管理している小屋では有料で温泉に入れるようだが、そこまで行くのが煩わしく感じたので、タオルを濡らして体を洗ってから着替えて風呂代わりとして温泉には入らず仕舞となってしまった。

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