中国地方西部旅行 二日目 鉄道縦断
ホテルの朝食が6時半からだったので、ゆっくり食事をしていたら出発は7時をだいぶ回っていた。今日の行程をこなすには広島発11時5分の三次行きに乗らなければならないので、あまりゆっくりとはしていられないのだが。ただすぐに広島方面を目指すのではなく、一度南下して東広島駅に向かう。というのは前回は東広島駅まで来ているので、そこまで行かないと繋がらないからである。最初は東広島駅の入口で引き返すつもりだったのだが、前回はどういう経路で駅まで行ったか覚えていなかったので、たいした距離ではないからと駅前まで足を伸ばしてみることにした。

。途中の駅にはカメラを構えている人はいるが乗降客は皆無である。乗客もマスクをしている人はほとんどいなくなるが、鉄っちゃんはどこから来た人かわからないので警戒は緩めず、他人との距離は一定の間隔を保つように気を付ける。
思わぬ寄り道で広島駅までの行程がきつくなってしまったが、山陽線に沿って走っている限りは、時間が足りなくなれば最寄り駅から乗車して広島駅に向かい、走り残した部分は最終日に岩国から広島に向かう際に(予定どおりに行程を消化していればの話しだが)少し足を伸ばせばいいだかである。結局、広島駅の二つ手前の海田市駅で電車に乗って、予定どおりの三次行きの乗車することになった。
広島駅からの芸備線は2年前の真備町ボランティアの帰りに乗るつもりだったのだが、水害で長らく不通となり昨秋ようやく復旧したものである。三次から先の新見までの芸備線はすでに乗車しているが、備後落合までは芸備線を経由して、未乗車である宍道までの木次線を乗車して山陽から山陰までの中国地方縦断をやろうというものである。なお出発間近に芸備線で脱線事故が起きて一部不通との情報が入って心配したが、不通区間は備後落合よりも先とのことで一安心した。


三次で乗り換えて備後落合に向かう。芸備線は備後落合から先は不通のため代行バスが出ているようだが、木次線は通常どおり運行されているので乗り換える。備後落合駅は3年前に三江線の廃線直前に乗車した後に翌朝の新見方面の始発電車に乗るためにほとんど眠れないままに一夜を過ごした懐かしい所である。そういえば三江線の廃線の次にターゲットとされているのが木次線だそうで、そのせいか鉄っちゃんが大勢来ていて元JR職員らしいボランティアの人がホーム上で木次線の由来等を説明していた。
木次線は最近では珍しいディーゼルかーである。喘ぎながら高度を上げて行き、標高720メートルを最高点として日本海に向かって高度を下げ、急勾配の箇所はスイッチバックで降りていく
。途中の駅にはカメラを構えている人はいるが乗降客は皆無である。乗客もマスクをしている人はほとんどいなくなるが、鉄っちゃんはどこから来た人かわからないので警戒は緩めず、他人との距離は一定の間隔を保つように気を付ける。
木次線の総延長82キロを三時間近くかけて山陰線の宍道駅までのんびりと辿って行く。途中見るべきものも多数あり、退屈せずに鉄旅を楽しむことがでした。宍道からは宍道湖に沿って夕日を眺めながら旅情を誘う旅を松江まで続け、そこから先は中湖沿いに米子まで進むのだが、松江到着で終わりとはならない。数年前に鳥取から米子を目指した際に、米子まで達することはできずにやり残した部分を今回終えておかなければならないからである。米子で乗り換えた山陰線を大山の麓で降りて米子に向かってライトをつけて自転車で進む。ただ米子までだと遠いし、海岸線からは遠くなってしまうので、半島の付根あたりの駅に自転車を停め、米子市内に戻って明日またツーリングの続きを行うことにした。午前中は広島までのやり残しをやらされたし、変な1日だった。
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