中国地方西部旅行 11日目 帰京
自転車の不調で山口県最高峰の寂地山へのアプローチができなくなったので、1日早く帰京することになった。広島で新幹線に乗り換えれば早いのだが、未乗車である吉備線(愛称 桃太郎線、なおテレビゲームの桃太郎電鉄は別物)に既乗車の伯備線経由で乗車するため、倉敷までは18切符を利用した各駅電車で行く。岩国から乗車して、糸崎、福山、倉敷、総社と何度も乗り換えなければならないのが面倒だが、中国地方の感染症の危険度は都内と比べて格段に低いので、「不要不急」の旅行も許してもらおう。なお、感染リスクを避けるために集会やデモにはしばらく参加していないので、「アベ政治を許さない」のシールを安倍晋三のお膝元である山口県でザックにぶら下げておくつもりが、すっかり忘れていたので、岩国で電車に乗り込む時に慌てて輪行袋にぶらさげておいた。もっとも岩国を出るとまもなく広島県になってしまうが、今日1日はぶら下げておこう。

桃太郎線は桃太郎のメロディが鳴る以外はこれといった特徴のないローカル線だが、途中で織田配下の羽柴秀吉が毛利軍と対峙して、水攻めを行ったことで有名な備中高松城があった近くを通る。駅からさほど遠くないようなので、時間があれば立ち寄りたい気もしたか、残念ながら今回は素通りとなった。もっとかも、現在は公園と看板があるだけで、遺構といったものは残っていないようだが。
岡山からは新幹線で帰京し、10日以上にわたる旅を終えることとなった。今回行き損なった所は2022年度末に開業予定の長崎新幹線に乗った帰りにでも立ち寄ってみよう。なお18切符が一枚余ったので、いつもならば自分か家族が使うところであるが、流行地域の雑踏等では感染のリスクもあるので使用は止め、ヤフーのフリマに原価で出品したところ、30分以内に落札することができた。落札者の方は気をつけて出かけてください。

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