秩父札所一筆書き 最終日
一筆書きによる秩父札所巡りを目指しているわけだから、本来は昨日の最終地点である白久駅からスタートすべきであるが、白久駅から31番札所までは18キロもあってめちゃくちゃ遠いので、31番と32番の順序を入れ替えて、32番を先に参拝することとする。これならば武州日野駅からは10キロほどの距離ですむことになる。ただその場合には白久と武州日野の間は片道しか通ってないことになり、札所間を歩きで繋げることはできても、一筆書きとはならないことになる。これについては、だいぶ昔ではあるが、荒川の源流から河口まで細切れではあるが走っているので、それで代用させてもらうことにした。
スタート直後は足が痛むのでゆっくり歩いたが、そのうちに関節が温まってくると痛みもなくなってきたので、ジョギングと早歩きを混ぜて進んで行く。32番の登りは思ったほどではなかったが、小鹿野へはかなりの下りとなり、小鹿野からの登りを選択しなくてよかったと思った。
初めは31番を目指して西に向かうが、帰りは33番を目指して東に進むので、平行した道があるところは、行きと帰りは違う道を通るようにして退屈しないようにした。31番の仁王門から先の登りは100段以上の階段が続き、秩父札所の中では最もたいへんな登りである。 32番と33番への札所間の距離はいずれも10キロはどあるが、33番への移動は緩い下りが続くので楽である。
33番に着いたのは4時前で、いよいよ残すのは34番のみである。ネットで調べた資料では15キロとされていたが、グーグルマップで調べると山道に入らずに車道を進むと10キロとなっていたので、距離の短さもさることながら、途中で暗くなるであろうから車道の方が良いだろうと判断をした(因みに前回は山道を行った記憶がある)。ただ車道は途中から狭くなり傾斜も増してきた外、いくつもの派生する道があって迷いやすく、けっして楽なものではなかった。
3時間ほどかかって34番札所に着いた時は真っ暗となってしまったが、門がなくて参拝はできたのはラッキーだった。ただストロボがないので、寺全体を写すことはできなかったが、ライトをあてて証拠写真だけは撮っておいた。もう最終バスはとうに出てしまっているので、皆野駅までの長い長い下りが待っていた。途中で満願の湯を通り過ぎる。34ヵ所札所の参拝を終えて満願の湯に入るというのがならわしとなっているそうだが、前回と同様に今回もバスせざるをえなくなった。
皆野駅について長い1日は終わったが、今日の移動距離はなんと50キロを越えていた。帰宅は最終となり、怒涛の1日の幕を閉じた。
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