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2021年11月26日 (金)

釈迦ヶ岳

何年か前に大峰奥駈北半分の縦走を目指して吉野から入山したが、百名山の八経ケ岳までで時間切れとなってゴールである二百名山の釈迦ヶ岳までは行けなかった。そこで、今回の二百名山を主たる目的とした計画の最後は釈迦ヶ岳を登ることとした。釈迦ヶ岳単独で目標とする場合は、西側からの方がアプローチが短いようだが、修行者が奥駈をする場合には一度前鬼に下りてから登り返すのが通例になっているようなので、あえてアプローチの長い東側の前鬼口から登ることとした。

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昨晩、宿坊に着いたのが遅かったこともあって、6時過ぎまで寝入ってしまい、あわてて仕度をして7時過ぎに出発する。登山終了後に民宿へ向かうバスが18:時過ぎに一本あるのみだが、これに間に合うには遅くとも12時には釈迦ヶ岳に着いている必要性があるが、歩きはじめのペースが遅く、このままではいけないとベースを上げて11時半に着くことができた。これで気が緩んだのか、頂上には30分ほど滞在する。頂上付近は雪が降ったようで冬景色であった。
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降りる途中に行者岳への分岐点に「修行以外の人は巻き道を行くように」と書いてあったので、もちろん巻き道を行く。
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稜線から前鬼に降りる地点には「これより南奥駈道」の標識がある。熊野本宮までは4、5日かかり、登山者が訪れることは稀だろうが、奥駈行者のために無人小屋はあるようだ。

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宿坊に戻った時には、このペースで行けば、帰りのバスには 30分以上余裕があると思われたが、バス停が近くなってかは確認すると、なんと余裕時間がほとんどなくなってらではないか。あわてて走りだしたお陰でなんとか発車15分前に着いてバス停に着き、無事に民宿につくかことができた。

 

これで予定はほぼ終了し、明日は広島バスと電車を乗り継いで帰宅できることになった。

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