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2022年3月16日 (水)

最後の難関

最終日となり、長崎空港から飛行機で戻るだけだった。長崎空港はだいぶ以前に仕事で何度か利用したことはあるのだが、すっかり忘れてしまっており市内から遠いのにビックリした。仕方ないのでJRで大村まで行き、そこから自転車で空港まで行こうかなと思ったが、空港のある島に渡る橋が自転車走行禁止になっているではないか。まあ自転車を降りて歩道を引いていく分にはかまわないらしいか、随分と時間がかかりそうた。一番楽なのは大村駅からタクシーに乗って行くことだが、タクシー代がかなりかかるだろう。

 

他のアクセス方法を調べてみると、長崎郊外の船着き場からフェリーで行く方法と、長崎のバスターミナルからリムジンバスに乗って行く方法もあった。これだとバスにはトランクがあるので自転車を運ぶこともできるようだ。ただいずれの方法も、昨日乗った特急かもめの続きである黒かもめには乗れなくなる。それにフェリーだと船着き場にたどり着くのもたいへんそうだ。さらに調べてみると、諫早駅からも空港行きのバスが出ていることがわかり、これなら黒かもめに乗ることも出来るので一石二鳥だということになり、これを選択することにした。

 

長崎駅に着くと先発の白かもめが既にホームに停車していたが、もちろんそれは見やって開業間近の新幹線ホームを眺めたりして時間を潰す。見たところではほとんど完成しているようにも見え、なぜ秋まで開業を待っているのだろうと不思議に思えてしまう。しばらくして入線した黒かもめに車内清掃が終わってから乗り込むが、違いは白かもめにあったようなデッキがロビーのように広いスペースはないことだった。新幹線開業後に走るリレーかもめはどういう車両が走るのだろうか。どうも今回、わざわざ長崎まで来て宿泊したのはかもめに乗るためだけだったような気もするが、まあいいか!
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諫早駅に戻ってバスターミナルに行くと、なんと諫早からは空港行きのリムジンバスは通っておらず(長崎駅行きはあるのだが)、空港行きのバスは路線バスで当然トランクはないとのことである。ただ車内持ち込みは認めてくれたので(二人分の料金は必要だったが)、車椅子用のスペースに置くことにした。途中、病院にも立ち寄った際には車椅子の人も見かけたが、乗り込んでくることはなかったのでホッとした。
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路線バスだけに空港までは随分と時間がかかったが、早めに出発したので、フライトのチェックインには余裕をもって間に合った。これでトラブルはもうないと思いきや、土産を買って早々と保安検査をすませてしまうと、その先には売店しかないではないか。ちょうどお昼時だというのに大失敗であった。なんとか腹の足しになりそうなものを選んで、夕方に羽田に着くまで我慢することにした。トラブル続きだった今回の旅は最後にもトラブルを残してくれていた。

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