東海自然歩道番外編 武奈ヶ岳
ホテルで良く寝たら疲れも取れたので、予定どおり200名山 武奈ヶ岳を登りに行くこときにする。琵琶湖側から武奈ヶ岳に登る場合の最寄駅となる比良駅に向かうために山科駅で乗り換えるが、その際に駅構内にあるコインロッカーにキャンプ用品等の不用な荷物をしまって身軽な出で立ちとなる。
比良駅で下車して林道をしばらく行くと自動車道と合流し、その上の駐車場には近畿各府県の車が10台ばかり停まっている。さすが200名山だけあって平日であっても結構登られているようである。
登山口からは急登が続き、しばらく登ったので半分くらいは登ったかなと現在地を確認すると、まだほとんど登っていないことがわかりがっかりする、最近はこんなことでとも勘が鈍ってきたのかと寂しくなる。半分ほど登ったところで中学生くらいのグループがすごい勢いでかけおりてくる。若い連中は元気でいいなあと羨ましくなる。
じっと辛抱して登り続け、頂上の一角に着いたと思ったら、まだ北比良峠で頂上まではあと300メートル以上の標高差を登らなければならない。写真では見えないが、指導標のはるかかなたに武奈ヶ岳の優美な姿が望めて、もうひと頑張りを余儀なくされる。

さらにもうひと登りして、今度こそ頂上だと確信した。というのは、ガスッていて遠くまでは見渡せないが、見える限りではここより高い地点らないからである。ただ頂上の標識が見当たらないので不審に思ってGPS対応地図で調べると、頂上は一度降りてから登り返さなければならないことがわかり、ガクーンである。
間もなくして本当の頂上に着くと、何人かの登山者が休憩していた、天気が良ければ琵琶湖を眼下に置いての素晴らしい眺望が得られるのだろうが、ガスに覆われて何も見えないのは残念である。とまれ通算76座目の(100名山を除く)200名山登頂である。

帰りは頂上直下の八雲平に降りる道が登りの時と違って沢ルートに迷いこんでしまい、しばらくは踏み跡もマーキングもしっかりしていたのだが、雪に覆われて判然としなくなってきた。そこで途中から尾根コースに変更したのだが、そのために頂上に私よりも後に残っていた人たちにも抜かれてしまったようだが、それでも登り 5時間20分のところを下りは3時感40分とまずまずで予定よりも早い電車で帰ることができた。
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