金沢へ足を伸ばす
天橋立~芦原温泉と巡った温泉ツアーの最終日である。妻は名古屋の実家に帰るが、自分は金沢方面へ旅を続ける予定である。だが、その前に東尋坊に寄ってくることにする。東尋坊は過去に二回来たことがあり、そのショボさにがっかりしたものだが、性懲りもせずにまた行くことにしてしまった。

一時間半で戻るつもりで出かけたが、きっちり時間どおりに帰ってこれた。何度みてもショボい岩壁である。あんな岩壁は全国にいくらでもあるのに、これほど有名になったのは、よほど宣伝が上手かったのだろうか。

芦原温泉から金沢までは60キロ強しかないが、真夏を思わせる気温のなかの行動はなかなか大変だった。奥の細道に出てくる芭蕉が泊まった全昌寺や勧進帳で有名な安宅の関といった観光名所巡りもしっかりしてきた。


金沢には夕方に着いたが、予定では40キロ先の羽咋まで行き輪行(車内に自転車を持ち込んで移動すること)で帰ってくるつもりだった。羽咋まで行けば、その先の能登半島は走破しており、本州一周が完成することになるのだ。ただ、この時間から往復するのは(たとえ片道は輪行であっても)少々きついなと思って、羽咋行きは明日に回そうかとも思ったが、明日は高岡往復(こちらも片道は輪行だが、奥の細道の日本海ルートの最後の未踏部分である)も予定しているので、どうしたものかと考えていたら、一つのことに気づいた。それは両コースとも津幡までは共通なので、津幡までは同じ日に行動して津幡からそれぞれのコースを往復するのが、効率的であるということである。
早速ネットで調べたところ、津幡には旅館が二軒あるようだが、いずれも空きはないようであった。さらに調べると、少し手前にインターネットカフェはあるようなので今夜はそこに泊まり、明日津幡まで行ってから両コースを往復することにした。
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