諏訪山
戻り梅雨ではっきりしない天気が続くが土日は晴れの予報だったので、群馬県の300名山である諏訪山を日帰りで登ることにした。たた自宅の最寄り駅を始発電車で出ても新町駅から登山口までの始発バスには間に合わないので、王子駅近くのネットカフェで仮眠して始発電車に乗り込むことにした。
気を取り直して諏訪山を目指してフィックスロープを伝って鞍部に下りようとすると、二人の登山者が下で順番待ちをしてくれていた。今日始めて出会った他パーティーであった。しばらく進んで諏訪山山頂に達すると、今度は反対方向から三人パーティーが登って来る。はて、そちら側には道はないはずだと思いながら彼らの装備を眺めると、沢登りをしてきたらしく思われた。
私の方はと言うと、しおじの湯の最終バスが出てしまった以上、行きと同じ道を進まざるをえず、最後の舗装路に出てからは駆け足で下って、なんとか最終バスに間に合うはずだった。折しもバス停近くまで着くと、反対方向のバスが通り過ぎたので、あのバスが戻ってくるのだろうと思いながら、念のために時刻表を見ると目が点になった。なんと最終バスは30分ほど前に出てしまっているではないか。ネットの案内に出ていた最新バス時刻表は2019年のもので、その後にダイヤ改正があったらしい。朝、ここに到着時に到着時刻が30分ほど遅れていることから改正に気づくべきだったし、バス停の時刻表で最終バスの時刻を確認すべきだった。バス会社のHPにあった最新の時刻表もダウンロードしてあったのだが、全停留所が載っていて見にくかったので確認せずに古い時刻表を信頼してしまったミスだった。
翌朝、早朝の新町駅発のバスに乗車して登山口のある上野村まで2時間以上のバス旅となるが、途中、万場のバス停で長い時間待ちをして登山口近くのバス停には、事前に調べておいたものよりも30分ほど遅れて到着した。この遅れの意味することは、その時は気にも留めなかったが、後で痛い目にあうことになるとは思いもよらなかった。
歩き始めてしばらくは舗装道路の急坂を登り、登山道に入ってからはジグザグ道を登って稜線に出る。諏訪山まで五キロ弱の標識があったので、2時間以上はかかることを覚悟する。そこから先は小倉山の頂上直下を巻いていき、すぐには諏訪山の登りとはならず、いくつかのピークにさしかかるが、ほとんどが稜線直下の巻き道となるので体力的には楽なものの、高度が稼げずに時間ばかりが経っていく。
やがて鞍部に着き、西側に下りればしおじの湯で4時前の最終バスがあるはずだが、今のペースではそれには間に合いそうもないと思われた。そこから先は徐々に高度を上げはじめ、フィックスロープやハシゴも出てきた。フィックスロープを頼りに回り込むと眼前に岩壁が現れて、頂上間近と思われた。ところが登りきってみると、そこは三笠山頂上で、諏訪山はまだ先でガッカリする。

気を取り直して諏訪山を目指してフィックスロープを伝って鞍部に下りようとすると、二人の登山者が下で順番待ちをしてくれていた。今日始めて出会った他パーティーであった。しばらく進んで諏訪山山頂に達すると、今度は反対方向から三人パーティーが登って来る。はて、そちら側には道はないはずだと思いながら彼らの装備を眺めると、沢登りをしてきたらしく思われた。

彼らは休憩もせずに三笠山方面に向かったが、私は遅い昼食をとりながら帰りのコースを検討したが、登りに5時間以上要しており、6時過ぎの最終バスに間に合うためには3時間程度で降りなければならないことになり、かなりのハイペースが必要になるので、まだ食べ足りなかったが、すぐに彼らの後を追うことにした。すると、彼らは三笠山で休憩していたので、一度は追い抜いたのだが、その先で電話をしている間に追い抜かれ、その後はかなりペースを上げたにもかかわらず姿を見ることはなかった。おそらく、しおじの湯近くに車を停めて沢を登り、帰りはしおじの湯に下りたのだろう。
私の方はと言うと、しおじの湯の最終バスが出てしまった以上、行きと同じ道を進まざるをえず、最後の舗装路に出てからは駆け足で下って、なんとか最終バスに間に合うはずだった。折しもバス停近くまで着くと、反対方向のバスが通り過ぎたので、あのバスが戻ってくるのだろうと思いながら、念のために時刻表を見ると目が点になった。なんと最終バスは30分ほど前に出てしまっているではないか。ネットの案内に出ていた最新バス時刻表は2019年のもので、その後にダイヤ改正があったらしい。朝、ここに到着時に到着時刻が30分ほど遅れていることから改正に気づくべきだったし、バス停の時刻表で最終バスの時刻を確認すべきだった。バス会社のHPにあった最新の時刻表もダウンロードしてあったのだが、全停留所が載っていて見にくかったので確認せずに古い時刻表を信頼してしまったミスだった。
タクシーで帰るか近くの民宿に泊まるかだが、料金的には大差ないようだし、急いで帰る必要もないので民宿に泊まることにしてネットで検索すると、バス停近くに民宿があったので尋ねてみると、昨年秋に廃業してしまったとのこと。弱ったなと思ったが、その人が知り合いの民宿に電話して止まれる場所を確保してくれただけでなく、車で送ってくれることまでしてくれたので、秘密兵器の緊急テントを使用することもなく、民宿でくつろいで泊まることができたので、終わり良けれは全て良しとしておこう。
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