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2022年8月 6日 (土)

南アルプス300名山周回 二日目

今日は長丁場なので薄暗いうちから出発する。雨を覚悟していたのに、星空であった。駐車場から先も林道は続いているがダートなのでロードバイクで細身のタイヤの私の自転車は置いて歩いていく。小一時間歩いて蕎麦粒山の南尾根登山口から登り出す。林道は三キロほど奥にある山の犬段駐車場まで延びており、ほとんどの人は車で山の犬段まで入り、そこから蕎麦粒のを目指すようだが、歩きの場合は南尾根登山口からの方が近いようだ。

 

最初から急登の連続のため、初っ端からは調子の出ない私はコースタイムをかなりオーバーしているようである。途中から少しずつペースを上げ始めたものの、コースタイム一時間半のところを二時間半もかけてしまった。三等三角点のある頂上は意外にも誰もいなかった。昨日たくさんの車が林道を下っていったのは蕎麦粒山からの帰りの車だと思われるが、頂上に誰もいないのは時間が早すぎるからだろうか。

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蕎麦粒山から高塚山までは往復四、五時間の道のりだが、両山の標高はほぼ等しいものの、途中に標高差100メートルと200メートルの鞍部があり、そこそこ登りがいがある。両山ともガスに覆われて展望は得られなかったが、南アルプスの奥深い印象を味わうことはできた。
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往路復路ともほぼコースタイムどおりに歩けたので、この分ならば今晩の宿を予約してある湯谷温泉に今日中に着く大井川鐵道の5時過ぎの電車には間に合うだろうと思った。

 

蕎麦粒山に戻ったのは2時前だったが、相変わらず無人であった。南尾根登山口まで下り一時間と表示されていたので、スピードを上げて下り始めた。途中までは痩せ尾根だったので迷うこともなく順調に下れたが、中間部あたりから尾根が広くなってくると、布やテープのマーキングが少ない上に踏み跡が不鮮明な箇所もあるため、迷いやすくなってくる。気がつくと、隣の尾根に迷いこんでしまった。迷った時の鉄則は元の場所まで戻ることたが、正しい尾根の方に向かってかすかな踏み跡が続いていたため、そちらを辿ることにした。ところが踏み跡も途中で消えてしまったため、登り返して元の尾根まで戻り下降を再開したが、この間違いで湯谷温泉泊まりに赤信号が灯りかけた。

 

さらに下降を続けたが、忽然と道が消えてしまい少々あせる。マーキングのある所まで戻り、地図、磁石、GPSを総動員してコースを点検してみたが確信がもてなかった。一応こちらの方向だろうと思って下り始めたが、鮮明な踏み跡は見当たらなかった。林道がすぐ下を通っているはずなので、いつもならば適当に下って林道に降りてしまうところだが、地図で見ると林道の山側にはずらりと崖記号が並んでいるので、このまま降りても最後に行き詰まってしまうことは目に見えている。そこで稜線下の斜面横切って進めば低くなってくる尾根と合流するはずであると判断して進んでいくと、案の定合流して間もなく林道に降り立つことができた。この失敗は最後のマーキングまでしか戻らなかったことにある。コースを外れたところにマーキングがあることも珍しいことではないので、もうひとつ前のマーキングまで戻ってみるべきだった。

 

最後の道迷いで湯谷温泉泊まりは完全に不可能となった。もっとも、自転車を置いた場所から駅まで約15キロあり、下りだから一時間で着くだろうと思っていたのが、夕方から振りだした雨のために路面おブレーキが濡れてブレーキの効きが甘くなってスピードが出せないために二時間灯りもかかってしまったために、道迷いがなくても湯谷温泉にはまきあわなかったであろつ。

 

 

湯谷温泉にキャンセルの連絡をしたところ、キャンセル料は不要とのことで安心したが、代わりの宿を探さなければならない。週末のため、空室探しは難しいだろうと、駅に近いネットしを探したら、静岡方面に二つ戻ったところに駅前にネットカフェがあるのを見つけ、そこに泊まることにした。行ってみるとたしかに駅前だったが、そこまで自転車を担いで行くのも面倒なため、駅の駐輪場に袋にしまったまま置いて、ペダルと駐輪場の柱をワイヤーで繋いでかぎをかけたのだが、これが翌日たいへんなことになるとは思いもしなかった。

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