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2022年10月 2日 (日)

鳴子温泉と奥の細道

妻と宮城県の鳴子温泉に連泊することになったので、その前後を利用して奥の細道の未踏部分である平泉~酒田を自転車で走破することにした。
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平泉付近の北上川

初日は一ノ関で始発の新幹線から在来線に乗り換えて平泉に向かう。平泉からは中尊寺は目と鼻の先であるが、何度も行ったことがあるので、パスして南下することにした。芭蕉が石巻から中尊寺までどうような行程を辿ったかは、はっきりしていない。ただ奥の細道の記述では、現在では最短路となる北上川沿いの道を忠実には辿らず(今とは流れが違っていたためかもしれない)、西側の登米という所に長期滞在したようだ。現在では登米市とされている所だが、そのどこに滞在したのかも判然としてない。また、中尊寺から酒田に向かう際も、鳴子温泉の手前の岩出山までの経路も判然としていない。

 

そこで今回は、以前に北上川を河口から水源を目指した際に、時間切れからショートカットしてしまった部分を通って、途中から北上川を離れて登米市を通って、岩出山に向かうことにした。北上川に沿う道は国道ほどの交通量はなく快適である。途中、気仙沼線と交差するが、北上川にかかる鉄橋を列車が通過すれば絶好の撮影ポイントとなるものの、ネットで調べてみると上り下りとも次の列車までは1時間くらい待たなければならないので、撮り鉄ではない自分は先を急ぐことにする。
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道はいつしか北上川を離れて登米市内に入り、遠くの方に東北本線を走る列車が見えてくる。まもなく当初予定していた初日のゴールである新田駅に着くが、まだ時間が早かったので先に進むことにする。ふたつ先の瀬峰駅に着いたのは4時前で岩出山までは20キロちょっとであり、十分に行ける時間であったが、途中でパンク事故があるとチューブ交換で時間を要してしまい、夕食に遅れる心配があったので、本日はここまでとし駅の駐輪場に自転車を置いて電車で鳴子温泉に向かった。

 

翌日は鳴子温泉発の8時台の電車は途中駅の接続が悪かったので、10時過ぎの電車に乗ったため、駐輪した瀬峰駅に着いたのは12時近くと遅くなったが、本日の行程は40キロ弱と短いため問題はないはずであった。実際走り出して見ると、途中、多少のアップダウンはあったものの概ね平坦で順調に行程は捗り、早い時間帯の夕食にも十分間に合うことを確信した。ただ余裕があったにもかかわらず、途中にいくつかあった芭蕉関連の記念碑等に立ち寄らなかったのは残念であった。

 

最終日は妻と別れて新庄に向かう。その前に標高差数百メートルある山刀伐峠を越えなければならないが、その登り口の手前に奥の細道にも出てくる尿前の関跡がある。 
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その先は緩やかな登り坂が続き、やがて本格的な昔の峠道が始まるのだが、自動車道はトンネルで山刀伐峠を通過しているのだ。
どちらを行くべきか迷い、最初は旧道を進んだが、途中で舗装が終わっていたら引き返さなければならないと考えると弱気になってトンネルを選んでしまった。楽ではあったが、少し残念な気もした。

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旧道の登り口

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新道のトンネルを降りた先の旧道との合流地点

トンネルを抜けて大石田まで下り、そこから新庄の手前まで最上川に沿って行く。といっても、最上川はこのあたりは激しく蛇行しているので忠実に川沿いに進むことは出来ず、蛇行している部分のほぼ真ん中あたりを出来るだけ真っすぐ進む。20キロほど進んで新庄の手前で最上川と別れて、本日の泊まり場の新庄に向かう。

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