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2023年3月

2023年3月31日 (金)

田代峠と真富士山

今回の山行の1番の目的は東海自然歩道のコースの一部である田代峠から大平までが、以前は峠道ではなく尾根から迂回して通過しているので、きちんと峠道を通っておくことであるが、併せて南アルプス最高峰の北岳から南下する白峰南嶺の太平洋に落ち込むさった峠までの縦走を完成することも目論んでいた。さらには青笹山で白峰南嶺は東に屈折するが、屈折せずに静岡市街地北端まで直進するコースを田代峠から縦走することも最初は計画したのだが、加齢で重荷がきつくなってきたため、同コースの真ん中あたりにある真富士山を登ることでお茶を濁すことにした。

 

田代峠を登ること自体には問題はないが、峠から青笹山を往復するとなると時間が読めないのが問題である。というのはコースの途中に崩壊個所があって通行禁止となっているからである(そのために私の白峰南嶺縦走もその部分は一度下に下りて迂回しているため、完全縦走とはなっていない)。ただネットに載っていた記録を見る限りては通行はなんとかてきそうな感じてあった。また真富士山は田代峠から繋げるとなると東側から登らざるをえないが、ネットの情報は西側からのものがほとんどで唯一東側からの登頂もコースが荒れているというものであった。

 

田代峠の登り口である大平にコミュニティーバスが着いたのは12時であった。そこから峠までは3時間を見込んでいたが、実際には4時間かかってしまい、青笹山往復には赤信号が灯ってしまった。ただ田代峠だけで帰るのはもったいないので崩壊場所を見てくることにした。崩壊場所の手前には「立入禁止」のロープが張ってあったが、それを無視して前進すると痩せた尾根がいつ崩れてもおかしくない状態である。ここをロープの確保なしに通過するのはロシアンルーレットそのものなので早々と諦めた。




次に尾根の崩壊箇所直下の急斜面も通過できるらしいので行ってみると、こちらの方は慎重に行動すれば通過はできそうであったが、青笹山を往復するとなると帰りは暗くなっている可能性が高いので、暗闇の中で難場を通過するのは危険と判断して引き返すことにした。もう一本早いバスで来れば成功する可能性はあったかもしれない。田代峠を経由して大平に戻ったが、水を補給できる所がなく翌日の真富士山の登り口の手前でようやく補給できたので、そこにテントを張ったが、翌日の実際の行程を考えるとここまで進んでおいて結果的には成功であった。

翌朝は長帳場になるとは知らずに7時半と遅めの出発であった。歩き始めは茶畑の中であったが、坂道になってくると、山葵畑の横を通るようになる。山道と山葵の仕事道が交錯していて迷いやすい。山葵畑を過ぎてしばらくすると沢沿いの道を行くようになる。小一時間ほど登って行くと左側の斜面に赤テープと踏み跡があったので、登り口に違いないと早とちりして地図を確認せずに登りだした。テープと踏み跡はすぐになくなってしまったが、しばらくは尾根をそのまま登ってみるが、地図をよく見ると登山路は沢の右側を登っているようなので反対側を登っていることに気付いて一度沢に下りることにした。1時間近くの時間ロスとなったので、昼前に頂上に着くのは難しくなってきた。

 

沢に下りてしばらく進むと右側の小尾根にテープがあったので、こちらがルートに違いないと沢を離れる。登りだしてしばらくはあったテープが途中からパタッと消えてしまったのでおかしいと思って地図をよく見ると、登山路は尾根をそのまま登るのではなく、左の小沢の方へ巻いているのがわかった。そこで進路を左に取るとしばらくしてテープが現れたのでコース上に戻れたことがわかった。ところがその先で踏み跡が左手の方に横切っていくので、しばらくは踏み跡を辿ってみたが、地図では窪んだ凹状の部分を進むようになっていたので引き返すことにした。だが踏み跡の所と同様に凹状の所にも上部まで見渡してもテープは見当たらない。踏み跡を行くか、地図の道を行くかの選択を迫られるが、結局地図の道を信じることにした。

 

倒木帯を1時間ほど登ると、再びテープが現れたので正しいコースを登っていることはわかったが、時間は1時を回っており頂上との標高差は約500メートルあるので、頂上に着くのは3時過ぎとなるのは確実であり、最終バスに間に合うかどうか微妙になってきた。荷物を背負っての急登はつらかったが、なんとか3時40分に頂上立つことができた。ここは第一真富士といい、すぐ北方には第二真富士があって若干高いのだが、往復すると1時間以上はかかりそうなので諦めることにした。

頂上から西側へのコースは道が明瞭とのことなので、バス停のある平野に下山する分岐点を確認してから小走りで歩き出す。ところが道は神社まで下りてしまい、神社の裏手にはテープと踏み跡はあるものの方向がどうもおかしい。そこで地図で確認すると、正しいコースは神社の手前で右に曲がっていることに気づき、少し戻ると正しい分岐点を発見したが、約10分時間をロスしてしまった。

 

後は林道まで一目散に下り、林道で確認するとバス停まては7キロ弱で最終バスの時間までは1時間半あることがわかったので、ここで最終バスに間に合うことを確信した。ただ急ぎ足で歩いたにもかかわらす、バス停に着いたのは発車時間の5分前で結構ヒヤヒヤであった。もっとも、バスは10分ほど遅れてきたので、そんなに慌てる必要はなかったのだが、そんなに慌てる必要はなかったのだが

 

 

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2023年3月28日 (火)

千葉県内の関東100名山全山登頂

先週登り残した南房総の関東100名山のリベンジである。岩井駅で下車して、まずは富山(とみやま)に向かう。県道と別れて林道に入るが、かなり上まで伸びているので、急な所は歩いたりして自転車とともに高度を上げる。頂上直下でさらに傾斜が増したので、自転車を置いて頂上に向かう。頂上付近は平坦な広場で、東京湾が一望できる。標高は先週登った高宕山と同様に300メートルを少し超える程度だが、アップダウンがなく一気に高度を稼ぐので、短時間で登ることができる。そのせいか、下山中には平日にもかかわらず、大勢のハイカーとすれ違った。





自転車の所に戻り、しばらく来た道を戻って途中から伊予ケ岳方面に向かう道に進路をとる。伊予ケ岳の登山道は舗装路はすぐに終わるので、登山口に自転車を置いて登り出す。こちらも急登だが、頂上直下には岩場が出てくるので退屈しない。岩場を登り終えると山頂らしき所に出るが、本当の山頂はもう少し北側にある。そちらに登ると最初のピークは遠くからも見える岩壁のてっぺんであることがわかる。



 


こちらのピークもアプローチが短く岩場もあって人気があるようで、富山と併せて登られることが多いらしく、指導標には両方の山名が書いてあることが多かった。それに対して次に登った御殿山は少し奥まった所にあるせいか、登山口から2時間以内で往復できるのは、先程の二山と同じであるにもかかわらず、誰にも出会うことはなかった。


これで目的の三山は登れたのだが、時間的にも体力的にも余裕があったので、戻った岩井駅から少し千葉寄りの浜金谷駅で途中下車して、鋸山にも登ってくることにした。実は鋸山は二度頂上近くまでは登っているのだが、事情があって山頂までは行ってないので、この際だからついでに登っておくことにした。

登りだすと、「道が崩壊して通行禁止」の看板がたくさんあって、気勢をそがれたが、通行できるかどうかは現地を見て判断しようと登りだすと、通行禁止の箇所などはなく普通に通れた。あの看板は一体なんだったのだろう。登山自体は頂上付近で暗くはなったものの、特に問題はなかったが、焦ったのは駅近くまで下りてきた時であった。乗車予定の電車が乗れるかどうかギリギリとなったからである。最終電車までは全然余裕はあるのだが、乗り損ねると次の電車まで1時間近く待たなければならないから必死で進んだ。結局、ギリギリセーフで間に合ったが、コンビニに行く時間もなかったので、君津駅で途中下車してビールとつまみを買って一人乾杯した。
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今回で千葉県内の関東100名山は全て登れたので、次回からはしばらくお休みしていた坂東札所巡りを再開しよう。 











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2023年3月20日 (月)

高宕山

千葉県には特に登りたい山もなかったので、県内最高峰の愛宕山以外には登ったことがなったが(三角点は自衛隊の基地内にあるため未踏)、関東100名山を目指すことになったところ、県南部に聞いたこともない山がいくつかあることを知り、いずれも300メートル程度の低い山ばかりなので。自転車を利用して一気に登ってやろうと不遜な考えか沸き起こった。

 

まずは他の100名山とは離れた所に立地する高宕山から登ることにしたが、当初予定していた最短コースの登山口は上総湊駅から24キロも離れているので、手前から道をそれて別の登山口をとると距離も半分くらいになるし、次に登る山にも近いということで、コースを変更してしまった。

 

とっかかりで道を間違え、正しい登山口に着いたのは11時半となってしまった。当初予定していた最短コースと比べると、随分と長い尾根を行くことにはなるが、たかが300メートルと高尾山の半分の高さの山なんだから2時間もあれば登れるだろうとたかをくくっていた。ところが、これがとんでもない尾根で、小さなアップダウンが連続し、いっこうに高度が稼げない。さらに頂上付近に到着したと思ったら、頂上直下を素通りして高度を少し下げてから尾根に上がってから、方向的には戻るようにして頂上に達するというワザと遠回りするコースになっていて、結局予定を大幅にオーバーして3時間もかかってしまった。
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低山だとなめてかかったらしっぺ返しを食らってしまった。ハイキングの山ではなかったようで、誰も登山者はいなかった(そういえは日曜日だというのに今日は一日中誰にも会わなかった)。行程が遅れているので早々に下山に移ったが、通常は登りよりも下りの方が短い時間で行けるのに対して、アップダウンが連続するために下りも3時間かかってしまい自転車に戻った時は5時半になってしまった。

 

時間切れで予定していた他の山には登れなかったので、近々リベンジすることとしたい。他の三つの山は近接しているし、いずれのコースも短いので、自転車を利用すれば効率的に登ることができると思う(とらぬタヌキの皮算用だけど)

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2023年3月19日 (日)

神津島 天上山

  日本100名山、都道府県最高峰登頂を果たし、山梨100名山登頂にも王手をかけた今、次に目指すのは関東100名山で、これは山と渓谷社が発刊した書籍に掲載されている山のことなのだが、同書の改訂前後でいくつかの入れ替えが行われている。とりあえずは、改訂前のもので見ていくと約三分の二ほどは登っており、大部分はハイキングかその延長線上で登れるレベルなのだが、未登の山のなかには、アプローチが悪かったり長時間を要するものがある。神津島にある天上山もその一つで、竹芝港からは高速船でも島までは4時間近くかかり、しかも天候次第では欠航のリスクも大きいのである。

 

昨年末にも神津島渡航を予定したが欠航となったため、そのリベンジを行うことになった。大島から先は天候次第では欠航となりうることを承知の上での乗船なったが、利島以降の島々にも無事着岸し、終点の神津島も眼前に迫ってきた。海上から眺める神津島は島というよりも海面から山が突き出ているという感じであった。メインの前浜港は波が高かったが、サブの三浦港は穏やかだったので、無事に入港できた。初日は北部の景勝地の赤崎までバスで行き、帰りは2時間近くかけて歩いてホテルに帰り着いた。

 

翌日は朝食後にバスで登山口まで行き登り出すが、他の登山者は二人のパーティーがいるのみで拍子抜けだった。登路にとった黒島コースは標高差300メートル以上を一気に登るもので、ハイキングとしては少々厳しいコースであった。急斜面を登りきると広大な平原か広がっていて所々に小規模ではあるが砂漠状の地形も見られた。しばらく歩いて最高地点に立つと360度の海原の展望が得られ、神津島が海上の孤島であることを実感した。
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それまでは登山者が見られない天上山であったが、これから下山しようとする白島口からは次々ととざんしゃが登ってくる。白島口の頂上直下まで舗装道路が延びているので、マイカー利用が天上山登山の主流のようである。舗装道路は北側に大きく迂回して高度を下げるので歩くとなるとかなりの遠回りになるため、村落に直接降りる山道を下っていく。山頂直下の崩壊地から続いている川まで降り立つと前浜港は目の前であった。

 

ホテルに戻る途中で海が見渡せる所に出たが、ちょうど12年前の3.11の地震発生の時間にあたり、島の防災放送で黙祷が呼びかけられたので、海に向かって三分間の黙祷を行ない、この静かな海が再び荒れ狂うことがないことを願うとともに犠牲になられた方の冥福を祈った。震災後10年間はこの時期は地元での記念行事に出席したり、東京での集会に参加したりしていたが、10年の経過を境にそれも止めたつもりが、はからずも今回、黙祷を行うこととなった。
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翌日は式根島に寄り道してから伊豆半島の下田に渡り、杉並区の保養施設がある弓ヶ浜に2泊してから帰京したが、弓ヶ浜では海を覆う満天の星空を眺めたり、石廊崎から太平洋を眺めて丸い地球を実感したりと、海を身近に感じる五日間の旅てあった

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2023年3月 4日 (土)

東海自然歩道派生コース 岐阜県編最終日

今日の行程は岩村までの11キロ程度なので9時頃にゆっくりと出発する。昨日は岩村まで到達したので、本来は岩村まで戻って歩き出すべきだが、泊まったホテルが恵那駅からは1キロほど岩村よりにあるため、恵那駅まで戻るよりも方向は逆にはなるが、ホテルから直接に岩村を目指した方が効率的であると考えた。

 

岩村までは標高差で約200メートルあるので登りが続くと覚悟していたが、その割には平坦な道だったので意外に思ったら、前方に阿木ダムの擁壁が見え出して高度を稼ぐために道が左に大きく迂回していた。道なりに進むとかなり遠回りになりそうなので、斜面をそのまま登ってショートカットすることにした。いざ斜面を登り出すと、思いの外手こずり上の道路にでるまでかなりの時間がかかってしまった。自分の選択が正しかったのかどうかわからず仕舞いであった。

 

道路を進むと長いトンネルに入り、その先はダム湖であった。
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ここまで来ると行程な半分ほどだが、岩村駅で予定していた恵那行きの列車に乗るのは難しい状況になってきた。次の電車となると、恵那到着が2時過ぎとなってしまいランチタイムの2時を過ぎてしまうため 、旅行支援の岐阜県のクーポンが使えなくなってしまうのだ。かといって夕方の営業が始まるまで待っていると18切符で帰れなくなっえしまうし、先に進んでしまって長野県に入るとこのクーポンは使えなくなってしまうのだ。

 

唯一の解決策はこれから向かう岩沼駅近辺でクーポン利用が可能な店があることだが、なんと駅前にある昨晩も利用した店が利用可能なことかわかり、一挙に問題が解決することとなった。食後に検討すると、18切符で各駅で帰るための最終は次の次の電車でもいいことがわかり、余裕ができた時間で岩村城址に行って来れそうになってきた。
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城址までは坂道の城下町を通って行く。ひな祭りの今日は店々の多くがひな壇の飾り付けを行っている。
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城下町の家並みが途切れると、そこからは岩村城への登上が始まる。日本三大山城に数えられるだけあって、実に長い石段で過去の城巡りでも経験したことがない長さであった。

 

本丸跡まで登ると四方が見渡せる高台に立てる。
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戦国時代に織田と武田の攻防の舞台となったところで、大河ドラマの「女城主直虎」で広く知られるようになった。最終に遅れるとまずいので、写真を撮ると直ぐに降りて岩沼駅に戻った。

 

今日は岩沼駅に着くまでは東海自然歩道とは全く無縁であったが、自然歩道は岩沼駅からは恵那駅よりもひとつ南隣の武並駅に向かっているが、その後に中山道に合流するので、恵那駅経由で中山道を歩いたことがある自分としては、これで岐阜県の派生コースも終えたことにして差し支えないと思っている。

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2023年3月 2日 (木)

東海自然歩道 岐阜県派生コース 二日目

今日の行程は24キロと比較的短いので、始発バスではなくホテルの朝食を食べてからゆっくりと出かけることにした。昨日は同じ豊田市駅発ながら名鉄バスに乗ったのだが、今日はおいでんバスに乗ったところ、行く先は違うものの、今日の方がだいぶ安く感じた。多分おいでんバスは豊田市のコミュニティーバスだからだろう。

 

昨日乗車した終点の小渡(こど)まで戻り、ここから今日の行程が始まる。昨日は途中から自然歩道のコースと別れてしまったため、今日もしばらくはコース外の舗装道路を行く。のどかな田園地帯を進み、川沿いには梅が咲いているという旅情を感じさせる行程である。
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ただ昨日は最後に少し飛ばしたために、その後遺症で足首の関節が張っているのでゆっくりと進むが、今日の行程は余裕があるので問題はない。

 

しばらく進んで自然歩道のコースと合流すると、いきなり山道の登りとなる。これで気合いが入ったのか、関節の張りも気にならなくなった。しばらく登ると平になり舗装道路も出てきたので、これで下りになるのかと思ったら緩やかな登りがずっと続き、山道での最高点を100メートルも上回ったのには驚いた。最後は急な下りとなったので、これで明智駅まで下るのかと思ったら、自然歩道は途中で進路を変えて登り道となっているではないか。コース途中にある千畳敷公園には寄ってみたい気はしたが、行程が遅れ気味なのでショートカットして明智駅に向かった。

 

明智駅の近くに大正村という施設があり、大正時代のロマンを感じられるというキャッチフレーズで観光客を集めているようだが、明智光秀生誕の地という幟はともかくとして、司葉子記念館とか、竹下景子なんたらかんたらとかPRが過剰なような気がしたので、奥には行かずに素通りした。
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明智駅から先は予想に反して緩やかな登りが続いて、ついには本日の最高高度に達してしまったのにはまた驚いた。その後は少しずつ高度を下げて行き、本日のゴールである岩村駅に着いた。近くにある岩村城は何年か前に大河ドラマでやっていた女城主なんとかの舞台だそうで、駅舎にはその宣伝がたくさんあった。
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今回の岐阜県派生コースは明日、恵那駅まで達すれば終了するが、宿は恵那駅周辺にしかないので、今夜は一度恵那まで行って明日出直すことになる。ただ明知鉄道の全線乗車もしておきたいところなので、一度、明智駅まで戻ってから最終電車で恵那駅に向かうことにした。明智駅で受け取った切符は今では珍しい硬券だったので記念に写真を撮っておいた。
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2023年3月 1日 (水)

東海自然歩道派生コース 岐阜県編初日

今回は昨年大阪まで終えた東海自然歩道のうち、パスしてしまった岐阜県の派生コースを目的としている。先日、派生コースである奈良県を訪れた時は、日数が足りなかったので自転車を利用したが、今回は初日は山歩きとなるので歩きだけで行くことにした。その代わり、後半は中山道の街道歩きが中心となるため、既に中山道は全て歩いているので省略することにした。

 

夜行バスで早朝に新豊田駅前に着き、そこからバスを乗り継いで寧比曽(ネヒソ)岳の登山口である伊勢神ドライブイン(残念ながら水曜は定休日)前で下車して登り出す。頂上までの標高差は600メートルほどだご2時間ちょっとで登る。数年前に本コースを歩いた時にも登ったことがある山だが、その時よりも楽に登れた気がするのはなぜだろう。千メートルを越える山なので、軽い冬山装備は持参したのだが、結局使わず仕舞いであった。
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思ったよりも早く寧比曽岳を終えたので、後はどれだけ早く豊田市駅に戻れるかが関心事となる。当初は正規のコースを奥矢作ダムまでくだり、そこから川沿いに豊田市駅までのバスがある小渡まで歩くつもりだったが、途中から自然歩道を外れて直接、小渡のバス停を目指すことにしたので、予定よりもかなり早いバスで豊田市駅に戻ることが出来た。ただ1時間に1本のバスに間に合うために、最後はかなり飛ばしたので、古傷が痛みだした。翌日に影響しなければ良いのだが

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