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2023年3月 4日 (土)

東海自然歩道派生コース 岐阜県編最終日

今日の行程は岩村までの11キロ程度なので9時頃にゆっくりと出発する。昨日は岩村まで到達したので、本来は岩村まで戻って歩き出すべきだが、泊まったホテルが恵那駅からは1キロほど岩村よりにあるため、恵那駅まで戻るよりも方向は逆にはなるが、ホテルから直接に岩村を目指した方が効率的であると考えた。

 

岩村までは標高差で約200メートルあるので登りが続くと覚悟していたが、その割には平坦な道だったので意外に思ったら、前方に阿木ダムの擁壁が見え出して高度を稼ぐために道が左に大きく迂回していた。道なりに進むとかなり遠回りになりそうなので、斜面をそのまま登ってショートカットすることにした。いざ斜面を登り出すと、思いの外手こずり上の道路にでるまでかなりの時間がかかってしまった。自分の選択が正しかったのかどうかわからず仕舞いであった。

 

道路を進むと長いトンネルに入り、その先はダム湖であった。
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ここまで来ると行程な半分ほどだが、岩村駅で予定していた恵那行きの列車に乗るのは難しい状況になってきた。次の電車となると、恵那到着が2時過ぎとなってしまいランチタイムの2時を過ぎてしまうため 、旅行支援の岐阜県のクーポンが使えなくなってしまうのだ。かといって夕方の営業が始まるまで待っていると18切符で帰れなくなっえしまうし、先に進んでしまって長野県に入るとこのクーポンは使えなくなってしまうのだ。

 

唯一の解決策はこれから向かう岩沼駅近辺でクーポン利用が可能な店があることだが、なんと駅前にある昨晩も利用した店が利用可能なことかわかり、一挙に問題が解決することとなった。食後に検討すると、18切符で各駅で帰るための最終は次の次の電車でもいいことがわかり、余裕ができた時間で岩村城址に行って来れそうになってきた。
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城址までは坂道の城下町を通って行く。ひな祭りの今日は店々の多くがひな壇の飾り付けを行っている。
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城下町の家並みが途切れると、そこからは岩村城への登上が始まる。日本三大山城に数えられるだけあって、実に長い石段で過去の城巡りでも経験したことがない長さであった。

 

本丸跡まで登ると四方が見渡せる高台に立てる。
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戦国時代に織田と武田の攻防の舞台となったところで、大河ドラマの「女城主直虎」で広く知られるようになった。最終に遅れるとまずいので、写真を撮ると直ぐに降りて岩沼駅に戻った。

 

今日は岩沼駅に着くまでは東海自然歩道とは全く無縁であったが、自然歩道は岩沼駅からは恵那駅よりもひとつ南隣の武並駅に向かっているが、その後に中山道に合流するので、恵那駅経由で中山道を歩いたことがある自分としては、これで岐阜県の派生コースも終えたことにして差し支えないと思っている。

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