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2023年3月28日 (火)

千葉県内の関東100名山全山登頂

先週登り残した南房総の関東100名山のリベンジである。岩井駅で下車して、まずは富山(とみやま)に向かう。県道と別れて林道に入るが、かなり上まで伸びているので、急な所は歩いたりして自転車とともに高度を上げる。頂上直下でさらに傾斜が増したので、自転車を置いて頂上に向かう。頂上付近は平坦な広場で、東京湾が一望できる。標高は先週登った高宕山と同様に300メートルを少し超える程度だが、アップダウンがなく一気に高度を稼ぐので、短時間で登ることができる。そのせいか、下山中には平日にもかかわらず、大勢のハイカーとすれ違った。





自転車の所に戻り、しばらく来た道を戻って途中から伊予ケ岳方面に向かう道に進路をとる。伊予ケ岳の登山道は舗装路はすぐに終わるので、登山口に自転車を置いて登り出す。こちらも急登だが、頂上直下には岩場が出てくるので退屈しない。岩場を登り終えると山頂らしき所に出るが、本当の山頂はもう少し北側にある。そちらに登ると最初のピークは遠くからも見える岩壁のてっぺんであることがわかる。



 


こちらのピークもアプローチが短く岩場もあって人気があるようで、富山と併せて登られることが多いらしく、指導標には両方の山名が書いてあることが多かった。それに対して次に登った御殿山は少し奥まった所にあるせいか、登山口から2時間以内で往復できるのは、先程の二山と同じであるにもかかわらず、誰にも出会うことはなかった。


これで目的の三山は登れたのだが、時間的にも体力的にも余裕があったので、戻った岩井駅から少し千葉寄りの浜金谷駅で途中下車して、鋸山にも登ってくることにした。実は鋸山は二度頂上近くまでは登っているのだが、事情があって山頂までは行ってないので、この際だからついでに登っておくことにした。

登りだすと、「道が崩壊して通行禁止」の看板がたくさんあって、気勢をそがれたが、通行できるかどうかは現地を見て判断しようと登りだすと、通行禁止の箇所などはなく普通に通れた。あの看板は一体なんだったのだろう。登山自体は頂上付近で暗くはなったものの、特に問題はなかったが、焦ったのは駅近くまで下りてきた時であった。乗車予定の電車が乗れるかどうかギリギリとなったからである。最終電車までは全然余裕はあるのだが、乗り損ねると次の電車まで1時間近く待たなければならないから必死で進んだ。結局、ギリギリセーフで間に合ったが、コンビニに行く時間もなかったので、君津駅で途中下車してビールとつまみを買って一人乾杯した。
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今回で千葉県内の関東100名山は全て登れたので、次回からはしばらくお休みしていた坂東札所巡りを再開しよう。 











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