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2023年10月25日 (水)

鳴神山と根本山

前回の札所17番(満願寺)から次の16番(水沢寺)までは最短距離でも80キロ以上あるが、今回は最短距離はとらずにあえて寄り道をすることにした。というのは、11月上旬に妻と水沢寺よりも少し北方の地元杉並区が提携している保養施設に行くので、水沢寺はそれまでは残しておく必要があるからである。そこで、今回は関東ふれあいの道の群馬県コースのうちの赤城山南面の道を辿ることにして、その前に桐生北方にある二つの関東百名山を登っておくことにした。

関東百名山の昼神山と根本山をバスを利て一日で登ってしまうためには接続時間が重要になる。まずはハイキングの対象て良く登られている昼神山から登ることひする。バスの終点で降りたのは私一人だけたが、少し先の登山口には何台も車が止まっている。ほとんどが群馬ナンバーだが足立ナンバーの車も止まっていた。

コースタイムは1時間ちょっとの低い山だが、数人の登山者においぬかれる。自分もほぼコースタイム通りに登っているのだが、トレランブームの影響か最近の若い登山者はめったやたらに早い人が多いように感じる。

頂上に着くと二人のハイカーが休んでいたが、私は先を急ぐのですぐに反対側に下山する。

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反対側の下山路のコースタイムがわからないので、とにかく急いで降りて林道に着いた時は根本山方面のバス停の発車時間の40分前で距離は五キロ弱であった。駆け足で降りて、前方にバスの通る道路が見えた時は発車時間(と思っていた)まで5分あったので、もう間に合ったと思った。

ところが、その直後にバスが通り過ぎて行くではないか。そういえば、先ほど乗った昼神山のバスもだいぶ早く着いたので、こちらのバスはみんなそうなのかと思ってバス停に着いてみると、なんと私が発車時間を5分遅い時間で記憶していたのであった。次のバスまでは2時間近くあったので、どうしたものかと思ったが、ちょうど近くにラーメン屋があったので、そこでしっかりと食事して時間を潰した。

2時間遅れのために登山口に着いた時は暗くなっていたが、尾根道のため迷うことはないだろうと登りだす。またしても夜間登山となってしまったが、迷うこともなく、登山を終えて余分な荷物を置いた所まで戻ってテントを張る。

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翌朝はバス停まで三キロほどの道を下ったか、さすがに前日の深夜労働が堪えて下りであるにもかかわらず辛かった。バスで桐生まで戻り、札所間の歩きに移るのだが、前回は桐生の手前の小俣までしか行けなかったので、荷物は駅の待合室に置いて空身で移動して、戻ってから荷物を回収することにした。

 

小俣に戻って桐生川の畔まで来ると群馬県の標識が見え、長かった栃木県内の札所巡りも終えることになる。桐生駅に戻って荷物を担いで歩き出すと、昨日の無理がたたって途端に足が重くなる。今日の予定は翌日の赤城南面の関東ふれあいの道歩きに備えて上毛鉄道を行ける所まで行くつもりだったが、最低限の赤城駅まではなんとか歩くことができた。

 

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