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2024年8月16日 (金)

斑尾山・志賀山

8月10日

ドミトリーを早朝に出て、不要な荷物はコインロッカーにしまって、継走で飯山駅に向かう。飯山駅からは1時間ほどの待ち合わせで飯山高原ホテル行きのバスに乗車する。同乗者はトレランスタイルの人で近辺をトレランする人のようである。バスを降りて歩き始めるが、どうも登山口の位置が判然としない。地図から判断して、この辺りだろうと見当をつけて歩き出すが、どうもスキー場の林間コースを歩いているような感じである。反対側から歩いてくる登山者らしき人がいたので聞いてみると、もう少し先に行くと、登山口の標識があるといくことで一安心する。教えられた通り、道は少し先で道はゲレンデの方に延びていて、そこからゲレンデを直登するようになっている。前日の疲れも残っており、直射日光も受けていることから、なかなか大変な登りであり、さらには下の方から登ってくる二人の登山者が見えたことから、抜かれるのでほないかというプレッシャーもあって、なかなか大変だった。

頂上近くになって登りが直登からジグザグに変わったところで一息ついていると、後続者に追い抜かれ、さらに頂上直下でもう一人に追い抜かれた。頂上に着くと、標識の杭を持った数人がたむろしている。ここは100キロ以上の長丁場である信越トレランコースになっているため、その整備にやって来た人たちであった。頂上直下で追い抜いていった人と話してきると、彼も信越トレランのコースをこれから歩くそうで、どうも一帯はすっかりトレランづいてしまったようである。



下りは同じ道だが、登りの半分以下の時間で降りられる。高原ホテルに戻ったが、バス待ちの時間を利用してホテルのテラスで食事をする。高原を眺めながらの食事は最高である。夕方のバスで帰るつもりだったが、それよりも早いバスもあるので?と思って調べると、私が乗ろうと思った町営のコミュニティバスの他に民営の路線バスもあって、そちらの方がだいぶ高いようだ。急いで帰ってもしょうがないのでゆっくり帰ることにした。その晩のホテル(ドミトリー)は快適であったが、満床に近いためかWifiが繋がりにくいのが難点であった。

8月11日

本日は甲信越百名山の志賀山を登りに行く。長野駅から登山口近くまで直行バスが出ているので、それを利用するのだが、往復5千円近くも払って行くのも勿体ない気はするものの、甲信越百名山全山登頂まで残りわずかとなっている以上はやむを得ないだろう。長野駅から草津温泉行きの直通バスは1日数本出ているが、この時期はほぼ満席である。乗客の三分の一ほどは欧米人だが、日本人と見分けのつきにくいアジア系の人を加えれば、乗客の過半は外国人ということになるだろうか

志賀高原では最上部に近いほたる温泉で下車して、ここから甲信越百名山である志賀山を目指す。ほたる温泉は草津温泉と比べると標高は500メートルほど高く、昼前の温度は24度と肌寒いほどである。志賀高原への道は1時間ほど遊歩道を歩いてから山道に入る。30分ほどの急登で志賀山頂に着く。



1時間ほどで登れれば、北側の道を降りて池巡りをしながら志賀高原山の家まで降りようかと思ったが、今のペースだと山の家まで行っているとバスに間に合わなくなる虞れがあるため、来た道をそのまま降りることにした。降りる前に山頂からく周囲の山の写真を撮ったが、なじみのない山域なので山名もわからなかった(上信国境縦走した時に通過した赤石山が近くにあるはずなのだが)降り始めてしばらくすると、登っている時には気づかなかった神秘的な池が樹木に囲まれてひっそりと神秘的な姿でたたずんでいることに気づいた。さらに遊歩道まで降りて、しばらく歩くと行きは通過するだけだった渋池の横を通るので、行きと違って帰りは時間があるので、休憩して池巡りの気分を味わった。バス停まで降りてみると、近くのホテルの中にコンビニがあるのを発見。早速ビールとつまみを買って無事下山を祝って乾杯し、バス待ち時間を有効に活用する。

 

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