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2024年10月15日 (火)

関東ふれあいの道 わたらせ渓谷鉄道沿い(北部)

関東ふれあいの道のわたらせ渓谷鉄道沿いのコースはほとんどが手付かずであるが、北部から順次進めていくことにする。

10月12日

わたらせ渓谷鉄道の南部の起点である桐生までは新幹線と在来線の乗り継ぎで達し、そこから北部の終点である間藤までは1時間強の道程である。

今回は全て歩くとなると相当時間がかかりそうなので、舗装路は自転車を利用し、それ以外の所だけを歩くことにした。最初のコースはわたらせ渓谷鉄道沿線のコースで唯一、栃木県のコースとなる舟石峠経由、備前楯山のコースである。こちらもご多分に漏れず、傾斜がきつくなると、自転車を下りて歩き出すことになる。比較的見通しがきく道だったので、峠が近づいてきたことがわかり、休むことなく最後の頑張りで峠に達する。

峠からは舗装路を離れて撮影ポイントに指定されている山頂を目指して尾根筋を登っていく。途中、上から降りて来る人に出会ったが、キノコ取りの人のようであった。峠にたくさんの車が駐車してあったにもかかわらず、山で会う人が希だったのは、大半がキノコ取りが目的であるためだったかららしい。

峠から頂上までは1.5キロと短かったが、意外と時間がかかってしまった。頂上は無人かと思ったら、少し先の方に二人の登山者が休んでいたので、全く人気のない山でもないようだ。

峠に降りて昼食をしていると、さきほど頂上の先で昼食をしていた二人連れが降りてきた。彼らは車で帰るのかと思ったら、私と同じく銀山平に向けて歩き出したのは意外であった。

しばらく休んでから銀山平に向けて下りだすと、間もなく先行していた二人連れが前方を歩いているのを発見する。黙って追い抜くのも失礼だと思い、挨拶をしながら追い抜いたが、やはり「文明の利器」の威力は絶大である。

渓谷沿いの道に降りてからも下りの道が続き、間もなくして沢入(そうり)の駅に着く。ここは何年か前に袈裟丸山に登った時にコースの起点及び終点となったところである。その途中に寝釈迦という奇岩があって、ふれあいの道の撮影ポイントとなっているので、袈裟丸山登山の時に一度通過しているはずなのだが、写真を撮っていなかったので、今回また行かなくてはならなくなった。

かなり上部まで舗装路が続いているようではあったが、傾斜が強いために下の方から歩かざるを得なかった。明るいうちに寝釈迦を往復してくるつもりが、到底無理なことに気づき、舗装路終点の少し下辺りにテントを張らざるを得なくなった。本格的なテントではなく簡易テントであったため、夜になって降りだした雨のためにかなり濡れてしまった。

10月13日

朝になるとすっかりいい天気になっていて雨の中を歩かなくて済んだのはせめてものことであった。濡れたテントを乾かすためにテントははったままで、軽装ででかける。しばらく進むと道はダートになってきたので、自転車は道端に置いて歩き出す。

道は間もなくして本格的な山道となるが、1時間以上もかかってようやく寝釈迦に到着する。

証拠写真を撮ってからすぐに下山に移る。途中で自転車、さらにはテントを回収して沢入駅に戻る。ここからはわたらせ渓谷沿いに下りが続くが、途中に蕎麦屋があったので、天麩羅そばを食べる。久し振りにまともなものを食べた気がした。

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渓谷沿いの道はさらに下りが続き、途中の撮影ポイントである不動滝で写真を撮った後に更に下り続けると小中駅に達し、ここから本日最後の撮影ポイントである袈裟懸け橋に向かうことになる。傾斜もそれほどではないので、自転車をおりることなく、こぎ続けたが、昨日からの疲労がたまったのか、太ももにけいれんが起こりそうになったので、やむを得ず自転車を降りて歩き出すことになる。


だましだまし歩いてなんとか袈裟懸け橋に着き、写真を撮ってから小中駅目指して一気に降りて、登りの何分の一かの時間で小中駅に着き、後は電車を乗り継いで帰宅することができた。

渓谷沿いのふれあいの道はまだかなり残したままになっているが、順次、踏破していくつもりである。

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