関東ふれあいの道 栃木県6番7番
暑関東ふれあいの道 栃木県6番7番
暑かった夏もようやく終わる気配を見せ始めたので、お休みしていた関東ふれあいの道の歩きを再開することにした。そうは言っても平地を歩くのはまだ暑いので、丘陵地帯を歩くことにして栃木県の6番と7番を繋げると歩行時間は約8時間となるので、日帰りコースとしては良い選択だと思えた。ただ、足利駅からスタート地点までの始発バスに間に合うには5時過ぎには家を出なければならないので、果たして起きられるかどうかが問題で
9月29日
寝過ごして目覚めたのは5時を過ぎていたので、一時は出発を諦めかけたが、思い直して電光石火で準備を行って家を飛び出し予定の電車になんとか間に合った。足利駅には定刻に着いたが、グーグルマップによるとスタート地点までのバスは足利駅から15分ほど歩いたところで乗り換えるようになっているものの、むしろ乗り換えずにそこまでは歩いた方が面倒はないと考えたのが間違いの始まりであった。
足利駅で下車した時にコンパスで方位を確認するのを怠り、思い込みで進路を決めてしまったが、しばらくしてから方位を確認すると、北に進むべきところを南に進んでいることに気づき、始発バスには間に合わないことが確実となり、愕然となった。次のバスは3時間半後なので、それまで待つわけには行かないのでバスの通る道を歩くことにした。ただ歩くとなると3時間近くはかかる道なので、順調にいってもたいして時間短縮とはならないが、駅で3時間以上待ちくたびれるよりはましだろうと考えた。
しばらく歩いていると、私が目指している峠の道は工事のため通行止めという標示が次々と現れていやな予感がする。車は通れなくても人は通れないことはないだろうと思うものの、どうしたものかと考えていたら、峠の少し南側の稜線上まで通じる道が地図に記載されていることを発見したので、バス道を外れてそちらの道を進むことにした。ところが、その道は上部でいくつかの道に分かれてしまい、どの道を進んでも稜線に達する道には繋がらないことか判明したので、引き返さざるをえなくなった。
結局、30分以上も時間をロスしてしまいバス道に戻ると、その間に次のバスも通過してしまっており、踏んだり蹴ったりであった。しかも通行止めの標示をよく見ると、土日は除くと書いてあり、最初からバス道を進んでいれば良かったことに気づいたが、後の祭りである。大幅に行程が遅れることになったため方針を変更して、コースを忠実に歩かずに撮影ポイントだけを通って、あとはショートカットすることにした。
やがて傾斜は増して峠に着き、ここからは稜線上の山道となる。ハイキングコースの標識もあるが、傾斜もきついし、蜘蛛の糸がしょっちゅう顔に纏わりつくので、あまり人は歩いてないコースのようであった。ただコース上には標識が多く、目的地までの距離表示もあるため、安心して歩くことができる。
コース7番に入り撮影ポイントである行道山・浄因寺に達した時点で、今日初めて人に会う。すぐ下まで舗装路が延びているので、車で来た人のようである。時間は既に4時を回っており、このまま7番コースを尾根通しに進んでしまうと、足利駅に着く前に暗くなってしまうのは必至なので、舗装路に降りて足利駅まで歩いて行くことにした。中途半端な1日ではあったが、6番7番の撮影ポイントで写真は撮れたので良しとしよう。
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