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2024年12月

2024年12月26日 (木)

関東ふれあいの道神奈川県コース踏破にリーチ

今度の年末から年始にかけて予定している三浦半島のコースで神奈川県コースの踏破を達成するために歩き残していたコース13、14番を歩いてきた。ただし当日は午前中は別件の用事があったので、コース13番に関しては核心部である北部の城山のみを歩きことで時間を短縮することにした、

12月25日

モデルコースは城山高校のバス停から歩きことになっているが、二つ先の北根子屋バス停から歩き出せば一時間ほどは時間が短縮できそうなので、午後スタートにもかかわらず日が暮れないうちにN014コースの峰の薬師に到達していなければならないということでアプローチの舗装道路歩きはショートカットすることにした。

バス停から少し戻って舗装道路を離れてしばらく歩くと山道となり、急登を登ると頂上直下に達する。城山の名前通りに津久井城という北条勢の山城で武田領と接する最前線にあるだけに堀切(敵の前進を阻むために尾根筋に掘られた所)で守られた多数の曲輪(防御の砦)を備えた堅固な山城である。本丸のあった山頂だけはだだ広くて甲斐から進軍してくる武田軍の動きが手に取るようにわかるようになっている。

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山頂でしばらく休憩してから津久井湖方面に下山し、津久井湖にかかる橋を渡ってしばらく歩くと峰の薬師への登山道に分岐する。峰の薬師には間もなく着くが、撮影ポイントとなっている鐘撞堂というのがどこにあるかわからなかったので、とりあえず鐘をバックに写真をとった。Spxl_20241225_071238856

さらに登ると奥の院に達するが、結局、鐘撞堂は見つからなかった。

奥の院から先は薬師関係の建物はなく三沢峠に達する。ここから先は高尾山口駅までの下りである。途中で暗くなってしまったが、六時を少し回ったくらいの時間に下山することができた。

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2024年12月18日 (水)

栃木県内の関東ふれあいの道と関東百名山

関東ふれあいの道栃木県コースNO25はコース全体の歩行時間が5時間程度とそれだけを歩くのには少し短く、外のコースと組み合わせないともったいない気がする。本当は前回歩いたコースNO11がコースが一部重複しているので一緒に歩くと効率的だったのだが、その時はコース9番から繋げて歩いていたので他のコースにまで手(足?)を延ばすだけの時間的余裕がなかったのである。 代わりの案として関東ふれあいの道栃木県コースNO25はコース全体の歩行時間が5時間程度とそれだけを歩くのには少し短く、外のコースと組み合わせないともったいない気がする。本当は前回歩いたコースNO11がコースが一部重複しているので一緒に歩くと効率的だったのだが、その時はコース9番から繋げて歩いていたので他のコースにまで手(足?)を延ばすだけの時間的余裕がなかったのである。 代わりの案としては少し離れてはいるが、日光まで足を延ばして山岳関係の出版社が発行している関東百名山(但し、新版)に記載されているうちの未踏峰である霧降高原丸山と鳴虫山を併せて2日間かけて登ってしまおうというプランを思いついた。

最初の計画では初日はふれあいの道コースNO25のみとし、二日目に丸山と鳴虫山の両方を登るつもりだったが、この時期にはバスは霧降の滝までしか行かず、霧降高原までは3時間ほど歩かなければならないことがわかり、鳴虫山は二日目ではなく初日に登ってしまうように変更したが、この変更で初日の行程がかなりきつくなることになってしまった。


12月16日

始発電車を乗り継いで岩舟駅に着いたのは7時半頃であった。そこからしばらく舗装路を歩いてから馬不入山の登山道に入る。低山ながらなかなかのきつい登りである。馬不入山の頂上では足も止めずに先を急ぐ。しばらく進むと前の週にも来た桜峠に着く。前回はコース10番の撮影ポイントを誤ってしまったので、正しいポイントで写真を撮り直してから晃石山に向かう。山頂直下にある神社はコース25の撮影ポイントになっているので写真を撮ってから頂上に向かう。晃石山は(新旧)関東百名山にも選ばれているだけあって展望の良い所である

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晃石山からコースを進むと大平神社に降り立つ。前回は六角堂から往復で小一時間かかるということで断念したところである。コースはここから大平山を経て稜線を進んでいくことになるが、今日中に鳴虫山まで登らなければならなくなったので、残念ながらここで下山しなければならなくなった。

 しばらく降りていくと舗装路となり、その先からは栃木駅を行きのバスが出ていて、東武日光駅には3時前に着く。鳴虫山はハイキングの山のはずだが、登山口には案内板もなにもない。急登をひと登りした所に鉄塔があったので、不要な荷物は置いて身軽になって進むことにした。頂上が間近になってきた頃には真っ暗になってしまいライトを付けて登る。頂上には思ったよりも時間がかかり、6時半にようやく着くと写真を撮って下山に移る。

 コース上には標識はほとんどなく、踏み跡も部分的には不明瞭なため、夜道では迷いやすい。この時期には冬眠に入っているだろうが、念の為に音楽を鳴らしながら降りたので退屈しのぎにはなった。しだいに町の灯りが足下に見えてきて鉄塔の所まで降り立った。ところが置いてきた荷物が見当たらない。誰かが持って行ってしまったのだろうか、狐につままれたような気分になりながらも、荷物の回収は明日にして町に降りることにした。ところが、道は不明瞭になってきたので、道を誤って隣の尾根にある鉄塔から降りてしまったことに気づいたが、そのまま下山し、予約してあるドミトリーに荷物を置いてから近くの居酒屋で喉と腹を満たす。

12月17日

翌朝の霧降の滝行きの始発バスは8時半と遅いので時間をどう過ごそうかと思っていたが、荷物の回収に鉄塔まで登り返すのにはうってつけであった。鉄塔まで登ると、荷物は回収できたので安心したが、隣の尾根にはたしかに鉄塔があり、昨日は向こうの尾根を間違って下ってしまったことがわかった。

町に戻り始発バスで霧降の滝に向かう。霧降の滝からは退屈な舗装路を3時間ほど歩いた所で不要な荷物を置いて身軽になって駐車場までの近道を登って行く。駐車場からは小丸山まて1400段以上の退屈な登りで観光客も登っている。小丸山から丸山までは往復で1時間ほどはかかりそうだったので、小丸山に着いた時はここで断念しようかとも思ったが、せっかくここまで来ながら引き返すのは残念なので、最終バスに間に合わなくてもいいやと思い直して登りだす。無人の頂上に立つと写真を撮ると、一目散に降り始めた。

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下りは非常に快調だったので、ひょっとしたら最終バスに間に合うののではないかと思えてきた。登りに3時間かかった舗装路を半分の1時間半で降りてぎりぎりで最終バスに間に合うことができた。日光駅からは宇都宮を経て新幹線で帰るのが早いが、あえて東武線で帰ることにした。それは新型特急のスペーシアXに乗ってみたからである。



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2024年12月10日 (火)

関東ふれあいの道 栃木県コース9,10,11番


12月9日

関東ふれあいの道 栃木県コースの踏破もゴールが見えてきたので、今回は 9番から11番までを1日で片付けてしまおうという欲張った計画を立てたので、5時前の始発で出発することとなつた。

東武鉄道佐野線の田沼駅からのスタートとなるが、上の方まで舗装路が続いていて最後の階段を登れば撮影ポイントである唐沢山神社に着く。ちょうど紅葉が見頃なこともあり、かなり賑わっている。神社のあたりは昔は城があったようで石垣や立て堀が残っている。 

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神社から東にすすむと途端に人影は見えなくなるが、フミアトは明瞭だし、指導標もたくさんある。 コースは一度下に降りて、高速の下をくぐると8番のコースに入るが、ほぼ平坦な道を次の撮影ポイントである桜峠を目指す。

 峠まで1キロほどの所で山道に入り、ちょっとした登りで峠に着くが、こちらも大勢のハイカーが休憩している。



峠の近くには晃石山という山があり、ほとんどの人はそれを目指しているようだが、コース10番は晃石山の下を巻いて大平神社を目指しているようなので、山には向かわずに清水寺を目指して下っていく。途中で桜峠の撮影ポイントは四阿屋をバックにしなければならないことを思い出してシマッタと思ったが、まあ桜峠まで行っていることは標識の写真でわかるだろつから、四阿屋が写ってないからといってコース踏破の認定を受けられないということはあるまいと気を取り直した。


清水、大中 寺を過ぎ、六角堂まで来て進路に悩むことになる。というのは、11番コースはこのあと大平神社まで登って稜線伝いに歩いて撮影ポイントの錦着山に向かうが、稜線を通って行くと時間がかかるようで、明るいうちに撮影ポイントには着けない可能性がたかいからである。そこでショートカットして錦着山を直接目指すことにした。


お陰で錦着山には、まだ十分明るいうちに着くことができ、撮影には支障はなかった。錦着山は山といつよりも小高い丘で、てっぺんには慰霊塔がたっていた。その下には同期の桜の歌碑もあったので、太平洋戦争に関する慰霊に違いないが、このあたりに何があったのだろうか

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錦着山を降りたすぐ先からは新栃木駅行きのバスが出ていたので、それに乗って帰ったが、桜峠で四阿の写真を撮れなかったことと、大平神社とその先の稜線を通れなかったことがひっかかっていたところ、帰ってから気づいたのだが、コース25番というのが、今回登らなかった晃石山を撮影ポイントとしていて、今回のコースと大部分が重複していることを発見したので、再度訪問する必要があり、その際にひっかかっていた件は全て解決できることがわかった。それにしても、そんな離れたコース番号でほとんど重複するコースが作られているのはなぜなのだろうか?

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2024年12月 3日 (火)

関東ふれあいの道 埼玉県全コース踏破

関東ふれあいの道の埼玉県コースは昨年から手掛けているが、今年中の全コース踏破を目指して、最後の3コースの踏破に向かった。ただ1日で3コースを踏破するのは時間的に難しいので、2回に分けざるをえないが、秩父方面に二回も出向くのも面倒なので、途中の秩父市駅近くにあるネットカフェで一泊して一回で済ませることにした。最初は秩父夜祭の日に一泊すれば一石二鳥と思ったのだが、夜祭の日はネットカフェも満員となって泊まれない恐れがあるため、一日早く出かけることにした。さらには西武秩父方面の乗換をする飯能で途中下車して関東百名山(山と溪谷社新版掲載)の中で未登と思われる天覧山も登ってくることにした。

12月2日

自宅近くのバス停を6時半前のバスに乗るつもりが寝過ごしてしまい、予定どおりの行程が辿れるかどうかが赤信号が灯った。

とりあえず、飯能で途中下車して天覧山に向かうが、駅前にバスが停まっているので、あれに乗ればアプローチが短縮できるのではないかと思ったが、天覧山は近いので歩くつもりであったためバスの情報は調べておらず、停車しているバスが天覧山方面に向かうのかわからずにぐずぐすしている間にバスは発車してしまった。Googleマップの経路情報で調べてみると、先程のバスに乗っていれば30分ほどの歩きを省略できたのに惜しいことをしてしまった。やむをえず駅から歩いていくことにしたが、遅れ挽回のチャンスを逃してしまった。

天覧山は頂上直下にある岩場は何回か来たことがあるのは記憶にあるが、その際に頂上まで足を延ばしたかどうかについては全く記憶が定かでないので、今回登ってみることにしたのだが、帰りはまた往路を戻るつもりであった。

ところが、資料を見直してみると、関東百名山の天覧山は単独ではなく、多峯主山とセットで一つの山となっている。こんな例は他にはないので見落としてしまっていたようだ。

ただ多峯主山まで行くとなると、帰りは飯能駅まで戻るよりも高麗駅まで行った方が近いようだが、当初見込んでいたよりも時間がかかりそうなので、本来の目的であるふれあいの道の2コースが今日中に行ってこれるかどうかが危ぶまれてきた。

天覧山も多峯主山も平日にもかかわらず結構賑わっているのは、飯能周辺では格好なハイキングの対象だからだろう。

高麗駅に降り立つと、ほどよい待ち時間で秩父行きの電車に乗車でき、ぎりぎりで暗くなるまでに何とか撮影ポイント2箇所に行ってこれそうであった。

顔振峠までは途中から山道となるが、比較的歩きやすい道で、次の傘杉峠までも比較的なだらかな道であった。

傘杉峠からは撮影ポイントである黒山三滝と関八州展望台を往復するつもりであったが、後者からは林道を下って直接吾野駅まで下れそうなので、暗くなってからも行動できるようなので、とりあえずは黒山三滝を往復してくることにした。

黒山三滝まではかなりの急斜面で、帰りにここを登らされるのかと思うとウンザリする。黒山三滝まで降り立つと、下から上がってきた滝見物の人が結構いたが、傘杉方面から来る人は皆無であった。

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三滝を後にして傘杉峠に登り返すと時間は4時頃で、なんとか暗くなる前には撮影ポイントである関八州展望台に辿り着けそうであった。ふれあいの道は稜線どおしににつけられていて時間がかかりそうだったので、巻き道の舗装路を進んだところ、かろうじて撮影できる明るさが残っているうちに展望台に着くことができた。

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撮影を終えて山道を下り始めるとまもなく林道に出たので、後は気楽な下山である。熊よけとして音楽をかけっぱなしにして歩いたので、退屈しのぎにもなった。吾野駅に降り着いたのは8時過ぎであったが、西武秩父駅までは30分ほどの乗車時間なので、早すぎもなく遅すぎもないという時間であった西武秩父駅に着くと駅前には屋台が立ち並び賑わっていた。生ビールとつまみで小腹を満たし、ネットカフェに向かうが、夜祭り見物客のためかマット席は予約で満席で、椅子席だけに空きがあった。まあリクライニング機能は付いているので、それで充分であり、明日の行動に備えて早めに眠りに着く。

12月3日

始発バスに間に合うように駅に向かうと、道路は夜祭りの準備でごった返しており、その間を縫うようにして秩父市駅に着いた。そこから三つ先の皆野駅で下車して町営バスに乗り、今日の出発点である西門平に向かう。途中で通学生が降りてしまうと乗客は私一人となり、申し訳ないような気になる。西門平から城峯山頂までは標高差で500メートルほどで、以前登った時は1時間もかからなかった記憶があるが、今は倍の時間は覚悟しなければならない。もっとも城峯山は山頂近くまで自動車で行くことができ?ので、下から登ってく?人はあまりいないようだ。

今日のコースの終点の交通の便はあまりよくないようなので往復して西門平に戻ってくるつもりだったが、昨日の疲れが残っている状態では最終バスに間に合いそうもないので、城峯山の往復だけにとどめることに変更したために時間の余裕ができたせいでのんびり歩いていたら、いつのまにか頂上に着いてしまった。ただ撮影ポイントは山頂ではなく、少し離れた城峯神社の鳥居ということなので、少し下ったところにある神社の鳥居の前で写真を撮った。

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神社から山頂に戻るのは、同じ道を通らずに反対側から戻ったが、固定ロープが連続する急斜面を登らされてかなりの苦労をさせられた。荷物を頂上に置いて置かなければ、そのまま下山でき30分以上は時間が短縮できたのに大失敗であった。それはともかく、山頂からの往路と同じ道の下りはあっというまで、最終よりも2本も前のバスで帰ることができた。

これで埼玉県の13コースの撮影ポイントは全て踏破でき(コース自体は歩いていないところもたくさんあるが)、東京都に次ぎ二番目のコース踏破の認定証をもらえることになった。

 

 

 

 

 

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