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2024年12月 3日 (火)

関東ふれあいの道 埼玉県全コース踏破

関東ふれあいの道の埼玉県コースは昨年から手掛けているが、今年中の全コース踏破を目指して、最後の3コースの踏破に向かった。ただ1日で3コースを踏破するのは時間的に難しいので、2回に分けざるをえないが、秩父方面に二回も出向くのも面倒なので、途中の秩父市駅近くにあるネットカフェで一泊して一回で済ませることにした。最初は秩父夜祭の日に一泊すれば一石二鳥と思ったのだが、夜祭の日はネットカフェも満員となって泊まれない恐れがあるため、一日早く出かけることにした。さらには西武秩父方面の乗換をする飯能で途中下車して関東百名山(山と溪谷社新版掲載)の中で未登と思われる天覧山も登ってくることにした。

12月2日

自宅近くのバス停を6時半前のバスに乗るつもりが寝過ごしてしまい、予定どおりの行程が辿れるかどうかが赤信号が灯った。

とりあえず、飯能で途中下車して天覧山に向かうが、駅前にバスが停まっているので、あれに乗ればアプローチが短縮できるのではないかと思ったが、天覧山は近いので歩くつもりであったためバスの情報は調べておらず、停車しているバスが天覧山方面に向かうのかわからずにぐずぐすしている間にバスは発車してしまった。Googleマップの経路情報で調べてみると、先程のバスに乗っていれば30分ほどの歩きを省略できたのに惜しいことをしてしまった。やむをえず駅から歩いていくことにしたが、遅れ挽回のチャンスを逃してしまった。

天覧山は頂上直下にある岩場は何回か来たことがあるのは記憶にあるが、その際に頂上まで足を延ばしたかどうかについては全く記憶が定かでないので、今回登ってみることにしたのだが、帰りはまた往路を戻るつもりであった。

ところが、資料を見直してみると、関東百名山の天覧山は単独ではなく、多峯主山とセットで一つの山となっている。こんな例は他にはないので見落としてしまっていたようだ。

ただ多峯主山まで行くとなると、帰りは飯能駅まで戻るよりも高麗駅まで行った方が近いようだが、当初見込んでいたよりも時間がかかりそうなので、本来の目的であるふれあいの道の2コースが今日中に行ってこれるかどうかが危ぶまれてきた。

天覧山も多峯主山も平日にもかかわらず結構賑わっているのは、飯能周辺では格好なハイキングの対象だからだろう。

高麗駅に降り立つと、ほどよい待ち時間で秩父行きの電車に乗車でき、ぎりぎりで暗くなるまでに何とか撮影ポイント2箇所に行ってこれそうであった。

顔振峠までは途中から山道となるが、比較的歩きやすい道で、次の傘杉峠までも比較的なだらかな道であった。

傘杉峠からは撮影ポイントである黒山三滝と関八州展望台を往復するつもりであったが、後者からは林道を下って直接吾野駅まで下れそうなので、暗くなってからも行動できるようなので、とりあえずは黒山三滝を往復してくることにした。

黒山三滝まではかなりの急斜面で、帰りにここを登らされるのかと思うとウンザリする。黒山三滝まで降り立つと、下から上がってきた滝見物の人が結構いたが、傘杉方面から来る人は皆無であった。

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三滝を後にして傘杉峠に登り返すと時間は4時頃で、なんとか暗くなる前には撮影ポイントである関八州展望台に辿り着けそうであった。ふれあいの道は稜線どおしににつけられていて時間がかかりそうだったので、巻き道の舗装路を進んだところ、かろうじて撮影できる明るさが残っているうちに展望台に着くことができた。

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撮影を終えて山道を下り始めるとまもなく林道に出たので、後は気楽な下山である。熊よけとして音楽をかけっぱなしにして歩いたので、退屈しのぎにもなった。吾野駅に降り着いたのは8時過ぎであったが、西武秩父駅までは30分ほどの乗車時間なので、早すぎもなく遅すぎもないという時間であった西武秩父駅に着くと駅前には屋台が立ち並び賑わっていた。生ビールとつまみで小腹を満たし、ネットカフェに向かうが、夜祭り見物客のためかマット席は予約で満席で、椅子席だけに空きがあった。まあリクライニング機能は付いているので、それで充分であり、明日の行動に備えて早めに眠りに着く。

12月3日

始発バスに間に合うように駅に向かうと、道路は夜祭りの準備でごった返しており、その間を縫うようにして秩父市駅に着いた。そこから三つ先の皆野駅で下車して町営バスに乗り、今日の出発点である西門平に向かう。途中で通学生が降りてしまうと乗客は私一人となり、申し訳ないような気になる。西門平から城峯山頂までは標高差で500メートルほどで、以前登った時は1時間もかからなかった記憶があるが、今は倍の時間は覚悟しなければならない。もっとも城峯山は山頂近くまで自動車で行くことができ?ので、下から登ってく?人はあまりいないようだ。

今日のコースの終点の交通の便はあまりよくないようなので往復して西門平に戻ってくるつもりだったが、昨日の疲れが残っている状態では最終バスに間に合いそうもないので、城峯山の往復だけにとどめることに変更したために時間の余裕ができたせいでのんびり歩いていたら、いつのまにか頂上に着いてしまった。ただ撮影ポイントは山頂ではなく、少し離れた城峯神社の鳥居ということなので、少し下ったところにある神社の鳥居の前で写真を撮った。

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神社から山頂に戻るのは、同じ道を通らずに反対側から戻ったが、固定ロープが連続する急斜面を登らされてかなりの苦労をさせられた。荷物を頂上に置いて置かなければ、そのまま下山でき30分以上は時間が短縮できたのに大失敗であった。それはともかく、山頂からの往路と同じ道の下りはあっというまで、最終よりも2本も前のバスで帰ることができた。

これで埼玉県の13コースの撮影ポイントは全て踏破でき(コース自体は歩いていないところもたくさんあるが)、東京都に次ぎ二番目のコース踏破の認定証をもらえることになった。

 

 

 

 

 

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