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2024年12月18日 (水)

栃木県内の関東ふれあいの道と関東百名山

関東ふれあいの道栃木県コースNO25はコース全体の歩行時間が5時間程度とそれだけを歩くのには少し短く、外のコースと組み合わせないともったいない気がする。本当は前回歩いたコースNO11がコースが一部重複しているので一緒に歩くと効率的だったのだが、その時はコース9番から繋げて歩いていたので他のコースにまで手(足?)を延ばすだけの時間的余裕がなかったのである。 代わりの案として関東ふれあいの道栃木県コースNO25はコース全体の歩行時間が5時間程度とそれだけを歩くのには少し短く、外のコースと組み合わせないともったいない気がする。本当は前回歩いたコースNO11がコースが一部重複しているので一緒に歩くと効率的だったのだが、その時はコース9番から繋げて歩いていたので他のコースにまで手(足?)を延ばすだけの時間的余裕がなかったのである。 代わりの案としては少し離れてはいるが、日光まで足を延ばして山岳関係の出版社が発行している関東百名山(但し、新版)に記載されているうちの未踏峰である霧降高原丸山と鳴虫山を併せて2日間かけて登ってしまおうというプランを思いついた。

最初の計画では初日はふれあいの道コースNO25のみとし、二日目に丸山と鳴虫山の両方を登るつもりだったが、この時期にはバスは霧降の滝までしか行かず、霧降高原までは3時間ほど歩かなければならないことがわかり、鳴虫山は二日目ではなく初日に登ってしまうように変更したが、この変更で初日の行程がかなりきつくなることになってしまった。


12月16日

始発電車を乗り継いで岩舟駅に着いたのは7時半頃であった。そこからしばらく舗装路を歩いてから馬不入山の登山道に入る。低山ながらなかなかのきつい登りである。馬不入山の頂上では足も止めずに先を急ぐ。しばらく進むと前の週にも来た桜峠に着く。前回はコース10番の撮影ポイントを誤ってしまったので、正しいポイントで写真を撮り直してから晃石山に向かう。山頂直下にある神社はコース25の撮影ポイントになっているので写真を撮ってから頂上に向かう。晃石山は(新旧)関東百名山にも選ばれているだけあって展望の良い所である

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晃石山からコースを進むと大平神社に降り立つ。前回は六角堂から往復で小一時間かかるということで断念したところである。コースはここから大平山を経て稜線を進んでいくことになるが、今日中に鳴虫山まで登らなければならなくなったので、残念ながらここで下山しなければならなくなった。

 しばらく降りていくと舗装路となり、その先からは栃木駅を行きのバスが出ていて、東武日光駅には3時前に着く。鳴虫山はハイキングの山のはずだが、登山口には案内板もなにもない。急登をひと登りした所に鉄塔があったので、不要な荷物は置いて身軽になって進むことにした。頂上が間近になってきた頃には真っ暗になってしまいライトを付けて登る。頂上には思ったよりも時間がかかり、6時半にようやく着くと写真を撮って下山に移る。

 コース上には標識はほとんどなく、踏み跡も部分的には不明瞭なため、夜道では迷いやすい。この時期には冬眠に入っているだろうが、念の為に音楽を鳴らしながら降りたので退屈しのぎにはなった。しだいに町の灯りが足下に見えてきて鉄塔の所まで降り立った。ところが置いてきた荷物が見当たらない。誰かが持って行ってしまったのだろうか、狐につままれたような気分になりながらも、荷物の回収は明日にして町に降りることにした。ところが、道は不明瞭になってきたので、道を誤って隣の尾根にある鉄塔から降りてしまったことに気づいたが、そのまま下山し、予約してあるドミトリーに荷物を置いてから近くの居酒屋で喉と腹を満たす。

12月17日

翌朝の霧降の滝行きの始発バスは8時半と遅いので時間をどう過ごそうかと思っていたが、荷物の回収に鉄塔まで登り返すのにはうってつけであった。鉄塔まで登ると、荷物は回収できたので安心したが、隣の尾根にはたしかに鉄塔があり、昨日は向こうの尾根を間違って下ってしまったことがわかった。

町に戻り始発バスで霧降の滝に向かう。霧降の滝からは退屈な舗装路を3時間ほど歩いた所で不要な荷物を置いて身軽になって駐車場までの近道を登って行く。駐車場からは小丸山まて1400段以上の退屈な登りで観光客も登っている。小丸山から丸山までは往復で1時間ほどはかかりそうだったので、小丸山に着いた時はここで断念しようかとも思ったが、せっかくここまで来ながら引き返すのは残念なので、最終バスに間に合わなくてもいいやと思い直して登りだす。無人の頂上に立つと写真を撮ると、一目散に降り始めた。

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下りは非常に快調だったので、ひょっとしたら最終バスに間に合うののではないかと思えてきた。登りに3時間かかった舗装路を半分の1時間半で降りてぎりぎりで最終バスに間に合うことができた。日光駅からは宇都宮を経て新幹線で帰るのが早いが、あえて東武線で帰ることにした。それは新型特急のスペーシアXに乗ってみたからである。



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