下仁田周辺の歩き
下仁田の宿をベースに関東百名山と関東ふれあいの道群馬県コースを歩いてきた。
3月6日
下仁田駅から虻田までバスで行き、そこから大桁山を目指す。登山口には雪はなかったが、しばらく登ると雪が現れる。たださほど潜るほどでもなかったので、靴カバーは着けなかった。わたる
頂上は撮影ポイントになっているので写真を撮ってから往路を戻るつもりだったが、コース通りに行った方が雪が少なそうだったので、そのまま前進する。
コースNO9は大桁山を下山後に千平駅へ下って終わっているが、千平駅には寄らずにコースNO8の撮影ポイントである旧茂木家住宅跡を目指す。
目的地まではさほど遠いというわけではないが、単調な舗道歩きが続くので精神的には疲れる。ポイント近くまで来たはずなのに住宅跡が見つからない。反対側からやって来る通行人に聞いてみると、前方に見える小高い丘の上にあるという。他の撮影ポイントで◯◯住居跡というのは、みな道沿いにあったのだが、丘の上にあるとは思わなかった。
階段を登って住居跡の写真を撮ってから、NO7の撮影ポイントである貫前神社に急ぐ。と言うのは、日没が迫ってきているので、撮影が可能なうちに着く必要があるからだ。
暗くなる直前に貫前神社の鳥居の下に着く。本当は鳥居の下まで上がって撮影したかったが、坂をかなり登らないといけないので、そこまで行くと暗くなってしまうということで、神社への方向を指示している標識と石碑があるところで撮影してお茶を濁す。
NO7コースのゴールまではまだ3時間ほど歩かなければならないが、それでは宿に着くのが遅くなってしまうので、ここから最寄り駅に向かうことにした。
今晩の宿がある下仁田に向かう上信鉄道は1時間に1本か2本ほどしか電車がないので乗り遅れると宿に着くのが遅くなるため、必死に歩いて下仁田行きにギリギリで間に合った。
宿に着いて靴を脱ぐと靴擦れとなっていた。靴擦れはひさしぶりだが、雪が染みた濡れた足で舗装路を長時間歩いたためだろう。水疱に針を通して水を抜いておいたので、多分良くなってくれるだろう。
3月7日
本日からは関東百名山の登山である。初日の立岩は二日目の鹿岳と比べると、登山口までの歩きが時間も長いし、傾斜もきついうえ、標高差も二百メートルほど多いので、かなりハードな山登りとなりそうだ。
結局、登山口まででコースタイムを1時間以上かかってしまい、登頂に赤信号が灯る。ここで不要な荷物は置いていき、身軽になって頂上を目指す。
無雪期のコースタイムでも登頂ギリギリなので、登山口から積雪のある状態では登頂は難しいが、行ける所まで行ってみることにした。
雪は次第に深くなり、小一時間登った所で地図を確認すると、頂上までの半分程度しか登っていないことがわかり、ここで登頂を断念して、雪のない時期に再起を図ることにした。
下りでは時間があったので、線ヶ滝の展望台に寄り道したりして、のんびりとバス停まで下る。登山口までの傾斜が思った以上あったので、今度来るときは、不用な荷物はバス停に置いていこうと思った。
宿には早く着けたので、のんびり出来たが、今日もだいぶ足が濡れてしまったため、昨日と反対側の足にも靴擦れができてしまった。昨日の靴擦れは豆を潰して水を出したので、具合は良くなったが、今日新たにできた靴擦れは固くて水を出せないので、治るまでに時間がかかりそうた。
3月8日
靴擦れの跡は治ってないごが、鹿岳は立岩よりも歩行時間は短いので、行ってみることにした。歩きだすと、さほど痛まないし、傾斜もそれほどでもないので
、登山口まではコースタイムを少しオーバーするくらいで着くことができた。
登山口の上部に不用な荷物は置いていき、身軽になって登りだす。途中から雪が現れるが、潜るほどではないので、靴のままで登ることができた。
頂上直下では尾根も細くなり、ロープも現れたので慎重に登っていく。頂上にはコースタイムよりも1時間ちょっとの遅れで到着する。360度の展望があるが、このあたりの山にはなじみがないので、間近の山の名前はわからない。
す
ぐに下山に移るが、予定しているバスに間に合うためにはコースタイムよりも30分ほどしか余裕がないものの、安全を期してスリップ防止のためにチェーンスパイクを付けて慎重に下っていく。
安全地帯まで降りてからペースアップしたが、それでも登山口に着いたときは、バスの発車時間までの時間はコースタイムよりも10分遅れることとなった。最終バスはさらに2時間後にあるのだが、そんなに待つわけにはいかないので、早足で歩き始める。
半分くらい歩いたところで地図で現在地を確認してバス停の到着時間をコースタイムから逆算すると、バスの通過時間にはまだ数分遅れているので、そこからは駆け足に切り替える。
通常は田舎のバスは5分程度は遅れるものなので、それを見込めばなんとか間に合うかと期待して、通過時間を2分遅れてバス停に着くと、ほとんど同時にバスがやってくる。5分も遅れなかったわけで危ないところであった。
今回登れなかった立岩は雪の消えた4月にリベンジするつもりで、その際には他の関東百名山やふれあいの道も併せて踏破してくるつもりだ。
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