群馬新潟の山歩き
今回は関東百名山の残る二座、甲信越百名山の残る一座、関東ふれあいの道群馬県コースの残る3コースを全部終えてしまおうという欲張った計画である。
最寄りのバス停を降りたのは12時過ぎで、そこから登山口までは2時間近く歩かなければならず、登山の一般的常識からすれば、遅すぎる出発時間となるのかもしれないが、立岩自体は2〜3時間で往復できる山なので、まあ許してもらおう。
登山口まで歩くと、駐車場に車が1台停まっている。出発の準備をしていると、3人の登山者が下山してくる。立岩から不動滝まわりで降りてきたようだが、私がたつに登ると言うと、「今から登るのですか!」と驚きとも非難ともとれる反応だった。「往復するだけなので、明るいうちに降りられると思います」と答えておく。

第四石門
ここまで楽をさせてもらった反動というべきかどうかは知らないが、神社までの石段の長いこと長いこと。ようやく辿り着いて参拝もそこそこに写真を撮ってすぐに降りてしまう。

日曜日ともいうこともあって、展望台には何人かの観光客も来ていた。証拠写真を撮ってから下山に移るが、今来た道だからということで、地図もよく見ずに適当に下っていったら、渋川方面への道を進んだり、はたまた長野原方面の道を進んだりと、全く東西南北がデタラメで、自分の方向感覚のなさを再認識させられた。
9月25日
最初の目標は関東百名山の立岩(たついわ)である。前回は今年の3月にトライしたのだが、思ったよりも雪が多くて途中引き返してしまったので、そのリベンジである。
最寄りのバス停を降りたのは12時過ぎで、そこから登山口までは2時間近く歩かなければならず、登山の一般的常識からすれば、遅すぎる出発時間となるのかもしれないが、立岩自体は2〜3時間で往復できる山なので、まあ許してもらおう。
登山口まで歩くと、駐車場に車が1台停まっている。出発の準備をしていると、3人の登山者が下山してくる。立岩から不動滝まわりで降りてきたようだが、私がたつに登ると言うと、「今から登るのですか!」と驚きとも非難ともとれる反応だった。「往復するだけなので、明るいうちに降りられると思います」と答えておく。
前回は雪に苦しめられた登りも、無雪期は快適に歩ける。この分なら往復2時間以内で歩けるのではないかと思ったが、稜線直下の岩場がそこそこ悪かったし、稜線に出てからも結構時間がかかってしまい、登山口に戻ってきたのは3時間を少々オーバーしてしまったが、なんとか明るいうちには下山できた。
その晩は駐車場の横の草地にテントを張ったが、周りには誰もおらず、ネットもラジオも通じるし酒も十分あったので、一人宴会で大音量で深夜まで過ごした。
9月26日
早朝にテントを撤収して歩き出し、下仁田行きの始発バスにギリギリで間に合う。下仁田からは関東ふれあいの道のコスNO10.11を通って松井田駅に向かうことにする。
最初の目標は中之嶽岳神社であるが、距離は14キロであるとわかっているものの、標高差がどのくらいあるのかは調べてこなかったので、出たとこ勝負である。
道路脇の標高表示が500メートルを越えるあたりから傾斜も増してきて、たまらずに自転車を降りて歩き始める。キャンプ道具一式を背負っていて荷物が重いので仕方ないんだけど情けない。
ようやく中之嶽神社に着いてホッとしたが、資料を良く見ると撮影ポイントは神社ではなく、すぐ先の所から登った第四石門ではないか。どのくらい登るのかはわからないが、空身で往復するのだから何とかなるだろう。

第四石門
第四石門までの最短路を登りだすと、意外とすんなりと辿り着いた。すぐに自転車の所まで降りて次のコースの撮影ポイントである妙義神社に向かう。
道はどんどん下っていくが、妙義神社の手前で登り返しがあるのではないかと少し不安になる。ただ地図を見る限りでは、妙義神社手前の道は曲がりくねってはいないので、まず登りはないだろうと判断したら、その通りであった。
ここまで楽をさせてもらった反動というべきかどうかは知らないが、神社までの石段の長いこと長いこと。ようやく辿り着いて参拝もそこそこに写真を撮ってすぐに降りてしまう。
ここから松井田駅までは数キロの下りだが、グーグルマップて調べると駅の周りには昼前に営業している飲食店はないようなので、神社の近くの飲食店で食事をすることにした。ただし、まだ駅までは自転車に乗るので、ノンアルコールビールで我慢することにした。
思ったよりも早く降りられたので。新発田駅近辺のホテルを調べてみると、駅近くで空いているホテルがあったので早速予約した。本当は連泊したかったのだが、翌日は土曜日のため空室は駅周辺にはなく、やむをえず翌日はネットカフェに泊まることにした。
その晩は近くの居酒屋に入ったが、九州を本拠とする全国チェーンのため、日本海の海の幸ではなく、トビウオとか明太子を肴に飲むことになってしまった。
9月27日
今日は登山口までの25キロを自転車で行かなければならないので6時前にホテルを出発するが、不要な荷物をコインロッカーに預けるため駅に立ち寄る。登山口までは標高差は300メートルほどあるが、水平距離も長いので急傾斜はなく、ダム直下のやや急な登りも含めて自転車を降りずに進むことができた。
8時半過ぎに登りだすと、すぐ後を登り始めた登山者が、私が自転車で来たことを驚いていたが、彼の登高スピードは早く、あっという間に見えなくなってしまった。
中間点である岩岳まで急傾斜が続くが、ここまではなんとかコースタイム通りに来ているので、ここで大休止をする。腹ごしらえをしながら蒜場山の大展望を楽しむ。

岩岳から先はしばらくはアップダウンが続いて高度が稼げない。途中の顕著なピークである烏帽子岩を過ぎてしばらく登ってから振り返ると先ほどの烏帽子岩に人影が見えたので、頂上に着く前に追い抜かれるかなと思っていたら、さほど時間がしないうちに背後に人の気配を感じて振り返ると、先程の人がもう背後に迫っている。どうやらトレランの人のようである。
頂上に向かって急な登りになってきた頃、まずは朝出会った人が降りてきて、もうしばらくするとトレランの人も降りてくる。私のペースはコースタイムよりは少し落ちたが、それでも2時前には登頂でき、これならばなんとか明るいうちに下山できそうであった。甲信越百名山全山登頂達成の喜びもそこそこに下山に移る。
下り始めは順調だったが…岩岳手前のアップダウンで参ってしまい、こんなに登り返しがあるとは、思ってもみなかった。その後は登山口までは下り一直線ではあるがペースは上がらず、暗くなる直前になんとか登山口まで降り立った。新発田駅までは緩い下りが続くので、ペダルを漕ぐこともブレーキをかけることもなく、1時間半ほどで着くことができた。駅前で夕食をとるつもりだったが、レストランはなく、居酒屋ばかりだったので、ネットカフェまで自転車で行く関係で駅弁で我慢し、ネットカフェ近くで祝杯をあげようと思ったが、疲れ切っていたので、そのままバタン急となってしまった。
9月28日
連日の疲れがたまって予定していた関東ふれあいの道群馬県コースの最後となるコースNO18の高山高原展望台までの約15キロを自転車で上がるのは困難に思えたが、せっかく来たのだからタクシー利用でもいいから展望台まで行って写真を撮って群馬県コースを終わらせようと思った。
沼田駅からタクシーに乗るが、少しも高度を上げずに日本ロマンチック街道を進んでいく。なんだかなあと思っていると、高山村に入った所で左折してようやく高度を上げていく。
日曜日ともいうこともあって、展望台には何人かの観光客も来ていた。証拠写真を撮ってから下山に移るが、今来た道だからということで、地図もよく見ずに適当に下っていったら、渋川方面への道を進んだり、はたまた長野原方面の道を進んだりと、全く東西南北がデタラメで、自分の方向感覚のなさを再認識させられた。
これではいかんと地図で方向を確認しながら進むことにした。無難なのは、来た道のロマンチック街道に降りる道だが、少し遠回りのように思えたので、ほぼ真東に向かう道路があったので、そちらを進むことにした。上越新幹線のトンネル部分の真上を通るようで、次第に登り道となっていく。そのうちにトンネルが出てくるだほうと期待したが、トンネルはなく峠の上まで登らされてしまった。このくらいだったら、高山高原の展望台までタクシーを使うこともなかったなと思ったが、後の祭りである。
沼田駅に着いたのは、高崎行きの電車が発車する直前で乗り遅れてしまったが、次の電車は15時台は1本もなく、1時間半近く待たされることになり、予定していた関東百名山の最後の三毳山には明るいうちに着くことは不可能と思えたので、今回はまっすぐかえることにした。
三毳山は標高200メートル台の栃木県佐野市にある低山で、なんで関東百名山に選ばれているのかわからないが(「山高きゆえに貴からず」ではあるが)、今回は高崎からの帰り道に登るつもりですいた。ただ、距離的には東北線の小山駅からの方がはるかに近いので、今度茨城県の関東ふれあいの道のコースを歩く時に併せて訪れてみようと思った。
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