旅行

2022年12月12日 (月)

帰途

長かった旅もいよいよ最終日である。
東京に帰る途中で少々立ち寄る所がある。

 

JR全線乗車を果たすために、まずは小野田線の乗車である。小野田線は途中で二つに分かれるが、長門本山に向かう路線は1日に3本しかなく、朝夕の限られた時間にしか乗車できない。鉄ちゃんの間でも有名らしく、何人もの鉄ちゃんが乗っていた。もうひとつの小野田線は居能駅で宇部線に合流するもので、宇部線はすでに乗車済みなので乗車時間の短い宇部行きの方に乗車した。
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次に広島北方の可部線の乗車であるが、その前に岩国で途中下車する。昨夜ホテルでもらった三千円分のクーポンは山口県内でしか使えないからである。岩国は日本一周その他で何度か来たことがあり、居酒屋にも行ったことがあるが、クーポンの使えるランチとなるとなかなか探すのが難しいし、あってもランチだけでは三千円を使うのは難しい。そこで余ったクーポンはコンビニでお土産を買うことでなんとか使い切ることができた。

次に向かう可部線は可部駅までは以前に乗車したことがあるのだが、その後、可部周辺は宅地化が進んで可部線はあき亀山まで延伸されることになったため(だいぶ以前はもっと奥まで可部線は通っていたようだか)、今回また可部線に乗る羽目となった。あき亀山まで到達したことによってJR全線乗車は達成したことになるが、JR全線乗車は日本一周その他を行った際についでに行ってきたものなので達成してもさほどの感慨はない。在来線の新設はないだろうが、2年後には北陸新幹線の敦賀延伸があり、2030年には北海道新幹線の札幌延伸もある。また時期は不明ながらリニア新幹線の開通や九州新幹線の佐賀県通過もある。自分の体力低下を睨んでどこまでトレースてきるだろうか
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2022年12月11日 (日)

日本一周達成

日本一周の最終日は長崎駅までの41キロのサイクリングである。距離的に楽勝だと思ったのが甘かった。きついアップダウンの連続で距離が稼げない。長崎市の標識を見つけた時はほっとしたが、まだまだ先は長い。やがて市街地に入ったので長崎駅は近いかと思ったら、まだ10キロ以上もあるのでガッカリする。
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気持ちを切り替えて市内観光のつもりで進み、名所に出会うたびに以前に行った記憶を蘇らせていると案外早く長崎駅に着き、日本一周はなんとか達成できた。このあとは、西九州新幹線とリレーかもめ号の特急券を含む博多方面の乗車券をジパングの割引で買うためにみどりの窓口に向かう。なお一昨日に乗車できなかった唐津線経由で博多の手前でJRを離れて地下鉄に入るため距離不足でジパングは利用できないと言われる。ネットの時刻表では博多までJR線と表示されているのだがやむを得ない。特急利用部分は通常料金で、他は本日から使用できる18切符を利用することにした。

 

その後は長崎名物のチャンポンで日本一周達成を祝う。2009年に東京湾のサイクリングを始めた時には日本一周まで続くとは思わなかった。伊能忠敬のように地図を作成するわけではないので海岸線を忠実に進まずに内陸部を経由している所もあるが、そういった所は今後も機会があれば海岸線をトレースして行きたい。
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西九州新幹線に乗車した印象は、やはりあまりにも短い運転区間だということである。しばらくは観光需要は見込めるだろうが、長期的な経済効果を生じさせるには佐賀県内での一刻も早い新幹線開業が望まれるだろう。私の元気なうちに実現できるだろうか
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佐賀駅でリレーかもめ号を下車して西唐津行きに乗換えて、一昨日乗り損ねた唐津線を完乗する。もっとも夜間では沿線の景色は楽しめなかったが・・・。終点の唐津だけでなく、伊万里や有田といった陶芸の産地を今回は通ったが、お店に一度入ってはみたものの、審美眼はないし、ワレモノを自転車で運ぶわけにも行かずお買上なしとなった。どうも不粋な旅が続くが、極め付きは香椎駅からの香椎線北部の終点である西戸崎駅までの最終電車での往復だった。単に乗車しただけという味気ないものだった。

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2022年12月 8日 (木)

大分から福岡への県境越え

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今日は大分から福岡への県境越えである。ところが気付かないうちに豊前市に入ってしまい、そこはもう福岡県であることを後から知った。今の福岡県は昔の筑前国と豊前国を合わせたもので豊前国の中心都市は中津であるが、その中津に昼前に着くことができた。

 

中津の観光地としては市内には中津城や福沢行雄の旧居があるが、郊外には日本の三大紅葉名所の一つにあげられている耶馬溪がある。駅からは30キロ近くあるので気軽に自転車で行ける距離ではないが、バスだと数時間で戻ってこれるものの本数が少ないのが難点である。ところが中津駅前にはバス発車の少し前に着いたので 駐輪してバスに乗り込むことができた。

 

有名な青の洞門で下車したが、紅葉シーズンが終わっているせいか観光客は皆無であった。トンネルの中には旅の途中でたちよつた○○上人が村人のために掘った手掘りの跡も残されているが、この洞門掘削の話を題材に菊池寛が小説化しているものを昔、教科書て読んだことかある。たた対岸には開けた土地があるので、橋を架けるか渡し舟を使えば、苦労してトンネルを掘ることもなかったのにと思ってしまった。こんな話をしたら菊池寛に叱られるかな

 

中津駅前に戻って、さきほどの市内の名所を巡ってから北上する。当初は門司まで行って関門トンネルを往復してから小倉に向かうつもりだったが、時間が足りなくなったので、関門トンネルは帰りに寄ることにして小倉に直接向かった。

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2022年11月30日 (水)

松山から宮崎へ

 

昨夜、開けられなかったコインロッカーの所に行き、今朝もだめなら業者にクレームの電話をしようと思ったらなんと今回は開いてしまった。キツネにつままれた気分てあるが、トラブルが解消したのだからよしとしよう。当初の計画では今日は佐田岬の先端まで行き、翌日に三崎港から九州に渡るつもりだつもりだったが、雨模様のため佐田岬行きは取りやめ、今日は松山泊まりとして明日、八幡浜から九州に渡ることにした。そのため今日は急ぐ旅でもなくなったので、松山までは各駅停車で行くことにした。

 

松山の観光と言えば道後温泉と松山城が有名だが、前者はお遍路の際に立ち寄ったことがあるので、お遍路の際に下から見上げるだけでまだ行ったことがない松山城に行くことにした。

 

最初はあるきて行くつもりだったが、思ってた以上に足が疲れていたので、県庁までは路面電車で行き、そこから歩くことにした。まずは麓の二の丸に行き、今は公園となっている庭園を眺める。ここから見上げる本丸や天守閣はるかに高く、やめようかとも思ったが、せっかくだからと頑張ることにした。
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階段を登りだすと連日連夜の疲れが出て、後から来た人に抜かれっばなしになる。本丸と天守閣の前まで来たが、建物内に入って急な階段を登るのもいやだったので、松山城まで来たということにして街に戻ることにした。

 

翌日は八幡浜に移動して、そこからフェリーで別府に渡り、サらに日豊本線を乗り継いで宮崎に達し、宮崎在住の姉に久しぶりに会ってきた。
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2022年11月26日 (土)

東海自然歩道と本州一周の空白部分を埋める

今回の旅の主目的は大分から長崎までの600キロ走破により2009年から続けてきた日本列島海岸線一周を達成することであるが、副次的にはJR全線乗車達成と西日本の200名山全山登頂達成もある。さらには、前回の旅で東海自然歩道はゴールの箕面公園には到達しているが、時間不足からショートカットしてしまった部分を踏破しておくということもある。というわけで、初日は大阪府の高槻駅で途中下車して、前回、ポンポン山からの下山に際して早く下山し過ぎてしまった出灰までバスで移動して、本来の下山口である原立石まで歩き、そこから東海自然歩道に合流して前回最終日のスタート地点である忍頂寺までの半日行程(のつもりだった)の歩きである。

 

出発地の最寄り駅である高槻へは京都までは新幹線、その後は在来線で行ったが、うっかりして自由席特急券を買ってしまったため、車内の最後尾席の後ろの特大荷物スペースに収容することができずにドアの横に立てかけることになったが、ホーム側のドアに立てかけると出入りの邪魔になるため反対側のドアに立てかけなければならないが、品川と新横浜はどちらが開くか不明だったので、すぐに移動できるように自転車の横で待機し、静岡と浜松は駅の構造上どちらが開くかわわかっていたので、ホーム側と反対側のドア横に立てかけ途中で駅員に聞くと名古屋も同じ側のドアが開くということなので京都まで客室に戻ることにした。

 

京都から在来線で高槻まで移動して、自然歩道に行っている間は自転車は不要なので駅近くの駐輪場に停めておく。駐輪場はレールにタイヤを入れるとロックされて2時間までは無料、それを超えると有料となるタイプだったが、レールに入れるために自転車を組み立て、戻ってから分解する手間が面倒だったので、袋に入れたまま車体を柱に固定して駐輪することにした。駐輪場をケチることが目的ではないのだが、係員に見つかって文句を言われたら料金を払えばいいやということで、前回の出灰までのバス停までバスで移動した。

出灰を出発下のは12時過ぎで、自然歩道との合流点となる原立石までは下りなので2時間もかからずに着いてさまったので、この分では明るいうちにゴールの忍頂寺に着けるかなと思ったが甘かった。原立石からしばらくは自然歩道の案内標があったが、途中からそれも見失いGPS対応の地図に導かれながら進む。峠の手前で自然歩道と合流したが、依然として道は不明瞭で通過に時間を要した。「大阪では東海自然歩道は忘れさられている」という前回の教訓がよみがえってきた。さらに時間が経過して日が陰ってくると、残照が木立に当たる影と赤テープの違いが見分けにくくて進路の選択に苦労する。

 

なんとか暗くなる前に舗装路まで降り立ったが、今日こゴールの忍頂寺までの間には竜王山という東海自然歩道の最後のピークを越えなければならない。前回、自然歩道最後のピークだと思い違いしたポンポン山と比べれば張るかに楽な山とは思うが、暗くなりかけていることもあり、夜道の山越えは時間が読めないこともあり、遠回りかもしれないが、舗装道路を忍頂寺まで行くことにした。忍頂寺までは登り主体となることもあり意外と時間がかかり、最終バスの15分前に忍頂寺バス停にようやくつ着く。忍頂寺自体はバス停からさほど時間がかからずに着けるかもしれないが、真っ暗な中を行っても仕方ないので大人しく最終バスを待つ。

 

バスは高槻よりも少し先の茨木行きなのて、茨木駅のみどからりの窓口が閉まる直前に四国の割引切符を買ってから高槻駅に戻り、夕食と買い物を済ませてから自転車を回収して関西圏での唯一のJR未乗車区間を埋めるために桜島駅(ユニバーサルスタジオ駅の次の駅)に向かう。そこで下車してまた自転車を組み立てて明日乗車する南海なんば駅近くのネットカフェに着いたのは日付が変わる直前であった。

 

翌朝は、本州一周の唯一の未走区間である和歌山のみさき半島周遊に向かう。前回は時間不足でみさき公園から先は電車に乗ってしまったので、そのリヘンジであるが、その前にみさき公園から支線の余奈川までを往復しておく。私鉄の全線乗車まてはする気はないが、乗れる分はできるだけ乗っておこうと思っている。

 

その後は、いよいよ本州一周達成を目指してのスタートである。余奈川までは内陸を行くが、しばらくすると海が見えてくる。海岸沿いの道はアップダウンも少なく快適である。加太は太平洋側にはりめぐされたサイクリングロードの起点となる所だそうで、そのうちの一部は自分も通っているはずである。自転車乗りの聖地のような場所らしくたくさんの自転車乗りが来ていた。
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地図を見ると、海岸線の道はさらに続いているようなので進んでみたが、「私有地のため立入禁止」の表示があったので引き返す。一路和歌山市駅を目指すが、途中から小雨も降りだしたので、雨宿りを兼ねてラーメン屋に寄ったりしてチンタラ々々行く。有吉佐和子の小説の題名にもなっている紀ノ川を渡ると、もう和歌山市駅であるが、まだ1時であり、このまま四国に渡るために港に行くと時間があ早すぎるので加太までの南海電鉄の支線の往復もしておいた。

 

加太から戻ってもまだ1時間以上待ち時間があったので、和歌山城にも行ってくる。和歌山城はだいぶ以前に職場の同僚が和歌山に転勤になった後に和歌山に会いに行った際に行っているはずなのだが、全く記憶がないので二度目であっても新鮮な感じがした。天守閣も登ってみたが、印象としてはあまり堅牢さを感じさせない城であった。石垣の傾斜も緩く簡単に登られそうだし、枡形という敵を四方から攻撃できる通路の造りもないようだった。これは和歌山という位置が対西国外様大名の防衛ラインとしては重要性を欠いていたからかもしれない。
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お城でゆっくりし過ぎたせいか、フェリーへの乗り継ぎがギリギリでヤキモキしてしまった。港までは南海の支線で向かったが、今日は南海電鉄の本線と支線三本を乗車するという鉄チャン顔負けの一日で、夕陽を見ながら和歌山湾を横断するという経験もできて盛り沢山の内容だった。
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明日は西日本の二百名山全山登頂達成の第一弾として東赤石岳を関川駅から自転車も利用して往復するということで、今夜は高松まで移動して明日に備えることにした。

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2022年11月11日 (金)

奈良・京都旅行+東海自然歩道

コロナでのびのびとなっていた夫婦での奈良・京都旅行がやっと実現した。

初日は奈良に行く前に東海道五十三次で最も宿場町の町並みが良く保存されている関宿に立ち寄った。10数年前の

五十三次を歩いた時は日程の余裕がなかったので観光する余裕がなく通り過ぎただけだったし、今年歩いた東海自然歩道の鈴鹿峠越えの後に食料調達のために峠下から関駅までバスで往復した際には、目と鼻の先にある宿場跡には立ち寄ることさへなかったが、今回は資料館立ち寄ったり、宿場沿いの店で食事をしながらじっくりと宿場巡りを楽しんだ。
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奈良に着いてからは定番の寺社巡りに行くのではなく、最近になって復元が進められているという平城宮跡を見に行った。奈良の寺社巡りは中学校の卒業旅行以来、何度も行っておりめぼしい所はだいたい訪れているが、その頃はまだ平城宮跡の復元は行われておらず、復元後の状況をぜひ見たいと思ったからである。

実際に行ってみると復元されているのは朱雀門と大極殿だけで他は手付かず状態なため完全復元には相当時間がかかりそうで、多分自分が生きてる間は無理だろうが、それでも平城京の昔に思いを馳せるには十分であった。一通り見終わって宮跡の北端まで来ると、そこから今日のホテルまでは30分ほどの歩きの距離だったので、来た道を戻らずにホテルを目指す。

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ホテルで小休止の後に奈良の中心街に向かう。駅近くの繁盛店での夕食後にライトアップされている(はずの)東大寺に向かうが、全く明かりがついてない。ネットで調べてみると東大寺がライトアップされるのは土日だけということであった。さらに調べると近くの興福寺は金曜日の今日がライトアップされることがわかり、そちらに移動したところ期待したほどではないにしろライトアップはされてたので来た甲斐はあったということで宿に戻った。
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二日目は京都へ移動したが、JR奈良線の沿道には見所がいくつかあるので途中下車して観光していく。まずは平等院鳳凰堂である。中学の卒業旅行で行ったような気もするが、記憶が定かではないので寄って行くことにした。建物内部に入るには別料金が必要な上に2時間待ちだということで止めたが、正面からの鳳凰が翼を広げた姿を見るだけで十分である。資料館にも立ち寄ったが、名前の由来として聞いていた「建設資金の一部を寄付に頼ったが、寄付の多寡にかかわらず平等にご利益があるから」の説明がなかったのは、現世過ぎるからか

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次は伏見稲荷に立ち寄ったが、電車が駅に滑り込むとホームは乗り込もうとする乗客で立錐の余地もないほどだ。聞

いていた以上にすごい人気だ。外国人も多かったが、ゼロコロナが解除されて中国人も来るようになったら、どんなことになるのだろうか。それはともかくとして、外人にまじつて?赤い鳥居をくぐって行くが、鳥居の列はエンドレスのように続くので、適当な所で切り上げて京都駅に向かう。
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京都のホテルには早めに着いたので、夕食までの時間に前から行ってみたかった三十三間堂に行ってくる(妻は行ったことがあるので留守番)。近場ということで行きは歩いて行ったが、クローズ30分前に着き一通りは見られた。やはりなかなかの迫力である(建物内部は残念ながら撮影禁止)。その後、妻と駅地下のお店に行き京料理を食べる。もっと薄味かと思ったら、しっかりした味付けであった。

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妻と一緒の旅行も最終日である。今日は紅葉目当ての比叡山である。京都の紅葉は代表的な嵐山をはじめとして11月下旬が見頃であるが、比叡山は標高があるだけに一月ほどは早いようである。京都からの比叡山は、バスとケーブルを乗り継いで最後は若干の歩きだと思っていたら、山頂まで直通のバスがあったのは意外だった。

比叡山の中心的存在である根本中堂は数年前に訪れた時と同様に修復中で建物全体に覆いがかけられている。以前の姿に戻るにはまだ数年かかる見込みだが、原寸通りに戻すには緻密な作業が必要なので時間がかかるのだろう。あたりの紅葉は思ったほどではなかったし、帰りのバスの本数も限られていたので、妻は早めのバスで帰ってしまい、ここからは一人旅となる。

ここから比叡スカイラインを横に見ながら主稜線に沿って横川中堂まで続く道は以前に一度歩いているのだが、仰木峠から大原まで下りる東海自然歩道につなげるためには重複とはなるが、歩かなければならないのだ。途中、東塔さらには西塔あたりはかなり紅葉が見事で、妻に見せられなかったのは残念だった。西塔を過ぎるとめっきり人は減り、トレランコースになっているので、練習する人がたまに通る程度である。

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大原にはなんとか明るいうちに下りられ、自然歩道は三千院や寂光院もコース途上にあるので、寄り道をしていく。三千院は以前のブームも去って静まり返っていると聞いていたが、どうしてどうしてなかなかの人出である(昨日の伏見稲荷ほどではないが)。三千院の入口にはクローズの30分ほど前には着いたが、案内図を見ると敷地はかなり広くて短時間では回れそうもないので、入場料を払うこともあるまいと入り口で引き返すことにした。自然歩道は寂光院にも立ち寄ることになっているので向かうことにさたが、着いたのはクローズ時間直前だったので素通りする。

その後はライトをつけて江文峠と竜王坂を越えて鞍馬寺の下に着く。門はないので入ることはできるが、真っ暗のなかを参拝してもしょうがないので(牛若丸なら天狗とあそぶのだろうかが)、今夜は市内に戻り明日出直すことにした。

翌朝戻ってくると、まだ早い時間なのに結構大勢の参列者が階段を登っている。小高い所にある鞍馬寺まで登ってから来た道を戻って二瀬まで下りる。峠を越えて金閣寺の北を回って京都市の北部を西に進んで行く。さらにもう一つの峠を越えて北に向かうと舗装道路と合流して進路を南に変える。しばらく歩くと高雄に着くが、有名な観光地だけに人出が多くなる。あたりは暗くなってきたが、今晩中に嵐山まで下りたいので先を急ぐ。清滝もただ通過するだけで景色もわからずに嵐山に着くが、このあたりの紅葉の見頃は11月下旬らしいので、いつか出直すことにしよう。

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2022年10月20日 (木)

全線開通の只見線乗車

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ながらく不通となっていた只見線の只見~会津川口が10月1日から開通して只見線は待望の全線開通となったので乗車してみたが、6便あった代行バスが輸送力の大きい電車になったせいか4便に減らされ、うち1便は快速でノンストップとなったために、近距離利用者にとっては、便数が半減することとなった。地元にとっては本当に歓迎すべきことなのだろうか。

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2022年9月 9日 (金)

九州後半戦

前半はほぼ予定どうりに進んだ今回の旅行も後半は台風の影響で予定が大幅に狂ってしまったが、コロナ前からの懸案だった沖縄~鹿児島フェリー乗船と熊本・宮崎県境の登山はできたので良しとしよう。宮崎を出て二百名山である尾鈴山の最寄り駅である都農駅に向かうが、当日の天気予報は午前中は雨、午後は曇りということだったので、わざと宮崎出発を昼頃まで遅らし、都農駅から登山口まではタクシーを利用してサクッと登ってくるつもりであった。ところが、都農駅に近づくに連れて雨が本降りとなってきたので、尾鈴山は断念して急遽ホテルの予約を入れて延岡まで足を延ばすことにした。その晩はホテルの前にある居酒屋で焼酎とおでんを賞味する。

翌日も台風は沖縄方面にあって九州は直接の影響はないが、登山のコンディションではないので延岡市内に滞在する。実は東京を出発する時からくたびれていた運動靴が末期的な状態となってしまったため、購入しょうと駅周辺を探したが、グーグルマップではあるはずの店がなかったり、あっても運動靴は売ってなかったりという具合で買えず仕舞いであった。その時、昨日の居酒屋でタクシーで千円もかからない所にイオンがあると聞いたことを思い出したので、タクシーで行って見る。そこは、各種の店が入っているショッピングモールでイオンで運動靴を買えた他、100円ショップで何点かを購入した。帰りは少し離れた所から駅行きのバスが出ていたので、それに乗っていく。

午後は駅の待合室に行ってみると 書棚には旅行関係の本ばかりがかなりの分量あった。全国各地の駅を訪れているが、こんな設備のある駅ははじめてだ。冷房も効いているので、暇つぶしにはもってこいだ。飛ばし読みした本の中にネパールでロックアウトに遭遇した時のことが書いてある本があり、そういえば去年の夏は十日間の強制隔離があったことを思い出したが、それに比べれば延岡でロックアウトされているのに近い今の状態はずっとマシだなと思えてきた。もっとも、台風接近で今日明日は食事付きの宿としたので、缶詰状態に近くはなるのだが翌日は終日籠城生活となることを覚悟していたのだが、九州最接近は今夜半から明日早朝とのことであり、今のところ雨も降ってないので、せっかくだからと午前中に高千穂峡に行ってくることにした。
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宮崎交通の一日乗車券を買うとお得とのことなので、始発となるバスセンターに行ってみると、なんと今日はお休みである。車内で買えばいいやと、しばらく待って高千穂峡行きのバスがやって来たので、運転手から一日乗車券を買おうとすると、車内では販売してないということでビックリ。ただ、コンビニでならば買えるとのことで、運転手さんも一緒にコンビニまで来てくれて販売機の前で格闘するが、なかなか難しそうで、お店の人まで来てくれてやっと買えた。発車間際にバス停に来たのではアウトになるところであった。

車内はがら空きで、さすがにこんな天気の日に高千穂峡まで行く人はいないんだろうと思ったら、高千穂峡の最も人気のあるスポwwットの真名井の滝のあたりは観光客でいっぱいで、滝の下にはボートが何そうも浮かんでた。みんな車で来るんだろうな。高千穂峡の次の人気スポットとしては高千穂神宮を初めとする天孫降臨にまつわる所だが、天皇制に関連するものは全て拒否している自分は、どこにも寄らずに延岡に戻った。
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午後は一日乗車券を利用して市内を一望できる城山に出かけた。戦国時代の猛将・立花宗茂の実父である高橋紹運と同族の高橋氏を経て城主は次々と代わり、最後は内藤氏の居城となったとのことである。城郭は残っていないが、野面積みの石垣は壮観である。もっとも、お城に興味のない人には観光の対象とはならないようで、誰も見学者はいなかった。見学後も時間はあったが、台風が近づいていることもあり、早めに宿に戻った。
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台風は深夜に九州に最接近したようで、朝には雨は止んでいた。今日は二百名山の大崩山の登山口の少し先にある小屋まで行くだけだから、駅近くで昼食後に出発するつもりであったが、天候も回復してきたことであるし、何があるかわからないので早めに出かけるに越したことはないと昼前に出発することにした。その代わり、小一時間ほど先にうどん屋があるとグーグルマップに出ていたので、電話で営業時間を確認してから出かけた。そろそろうどん屋に近いと思われるあたりに来たが、目指すうどん屋はいっこうに現れない。グーグルマップを拡大すると、道路から奥まった所にあるようなので、まわりを一周してみたが発見できなかった。たまたま近くに郵便局があったので聞いてみたが知らないという。郵便局でもわからないのであれば、しょうがないと諦めて少し先にある温泉でも食事ができそうだったので、もう一頑張りすることにした。キャンプ場手前までは緩やかな登りだったので漕いで行くことができたが、キャンプ場直前の登りでは自転車を降りて引いて行く羽目になる。さらに少し上の温泉まで引いて行くと、入り口には「支度中」の札がぶら下がっている。水木が休みで火曜の今日はやっているはずだとしばらく立っていると、中から人が出てきて「今日は休みにしました」とのこと、ガーンである。仕方ないので、持参したパンで腹を充たす。温泉前の広場に腰を下ろし、休憩がてら大崩山の景観を眺める。頂上より少し下には小積ダキという岩場があり、フリークライミングが登場する前は九州を代表するすけーるの大きい岩場として全国的にも知られていたが、フリークライミングの普及とともにすっかり名前を聞かなくなってしまった。温泉からさらに小一時間自転車を引いて登山口に着き、ここに自転車を置いて大崩山荘(無人小屋)を目指す。コースタイムは40分となっているが、自転車を漕いだり引いたりしてきた疲れのせいか1時間以上かかってしまった。ここまで来る途中で気になっていたのは、小屋から対岸の尾根の登り口までの沢の横断であった。地図から判断する限り橋はなく徒渉となる見込みだが、大雨により果たして可能かどうかということである。夕食前に水汲みを兼ねて沢まで降りてみる。沢は小屋の前で二手に分かれえいるが、水量の少ないと思われる手前の沢でもかなりの水量であり、ここからは見えない奥の沢は推して知るべしである。

翌朝は外が薄明るくなった頃に小屋を出て沢に向かう。手前の沢の水量は昨日よりも多少少なくなったようで希望が出てきた。ところが中洲に上がって奥の沢を見ると絶望的になった。激流でとても渡れる状態ではないのだ。どこか渡れそうなところはないかと目を凝らすと、少し下流に川幅が広くなって流れが多少は緩やかになっているところがあった。そこでズボンを膝まであげて水に入ってみたが、思った以上に深く優に腰まできそうである。流れもそこそこあり、この深さで徒渉するのは危険であると判断して退却することを決断した。登山口まで戻る途中で下から登ってくる登山者に出会う。沢の状態を話したが、とりあえず行くだけ行ってみるとのことだったので、気をつけるように言って別れる。

登山口まで戻って自転車を回収して後は延岡まで下るだけである。だいぶ下りたところで、このまま延岡まで下りても時間が余るばかりなので、寄り道して行縢(むかばき)山という山を登ることにした。1000メートルにも満たない低山ながら圧倒的な大岩壁を有していて全国的にも知られている(クライマーだけかな)山である。駐車場までは例によって自転車を引いて行き、そこから登山開始となる。登り出してしばらくすると、足にチクリと痛みを感じたのですぐに足を見ると、ちょうどヒルが足に食いついたところであった。すぐにふるい落としたので傷は浅かったが、久々のヒルの洗礼であった。別に毒があるわけではなく、しばらくは血が止まらなくなってしまうだけだが、夏の低山のジメジメしたところでは要注意である。危険のある山ではヒル避けの薬を持っていくのだが、飛行機搭乗時に没収されるかもと思って持参しなかったのが裏目となってしまった。
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少し高度を上げて吊橋をわたると上部に行縢の滝が眺められる。全国各地にある滝の名所には名前倒れの所も多いが、ここは、今まで見た滝のなかでは上位に入る見事な景観であった。さらに登ると雄岳と雌岳の分岐点に出るが、両方を登る時間の余裕はないので、最高点である雄岳を目指すことにする。遠くからは岩山のようにみえるが、実際は樹林帯ばかりを歩くと思ったら、頂上直下には少しだけ岩が出てきて、頂上は岩山のてっぺんであった。頂上からは延岡市内が一望でき、360度の展望といいたいところだが、背後の今回敗退した大崩山方面は樹木が繁っていて展望が望めなかったのは残念であった。下りは往路を戻ったが 、結局誰にも会うことはなかった。平日ということもあるのかもしれないが、アプローチも短く展望も素晴らしくお手軽に登れる山なのにどうしてだろう。
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延岡駅には6時前に着き、今回の旅の実質的最終日になるので、無事終了の祝杯をあげたいところであるが、今日の宿を予約してある佐伯までの列車が1時間以内に発車し、それを逃すと次の列車は随分と遅くなるので、とりあえずコンビニで酒とつまみを買って祝杯の練習を行い、佐伯に着いてから祝杯をあげることにした。明日は福岡空港までJRで移動して飛行機で帰るだけなので、後半戦のブログもこれで終わりとしたい。

 

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2022年9月 2日 (金)

五箇荘から宮崎へ

今日は宮崎まで移動するだけだからノンビリしてもよいのだが、宿の都合で8時過ぎの出発となる。おかげで五木村の道の駅で人吉駅行きのバスを2時間以上待つこととなる。五木村はいわずとしれた五木の子守唄の五木であるが、延々と同じメロディーが流されるのは参った。童謡風、ポップス調と多少変化はつけてあったが。

 

平家の落人伝説のある五箇荘から五木村、さらには人吉とくだってきたが、まだまだ山深さを感じさせる所である。人吉駅は肥薩線とくまがわ鉄道が接続する所だが、数年前の水害で両線とも運休となっており、このまま復旧が進まないと地域の一層の地盤沈下は避けられないだろう。

 

宮崎まではさらにバス三台とJRを乗り継いだが、宮崎駅に着いた時にはすっかり暗くなってしまった。

 

 

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2022年8月 7日 (日)

南アルプス300名山周回 四日目

 テントの外が明るくなってきた頃、広場に駐車していたバイクが上流を目指して走っていく。羨ましい限りだが、やむを得ない。黒法師岳を目指したのは2回目だが、前回は反対側の寸又峡温泉から登り、前法師岳までで時間切れとなってしまった。次回、黒法師岳にトライする時は、前回同様のコースならば雪のある時期か水を豊富に持って行き2日行程とするか、今回と同じコースならば友人の車に乗せてもらうか往復ともタクシーを利用することになるだろう。いずれにしてもヒルの多い時期は避けるのが賢明だ。この山域では過去にも二回ヒルにやられた経験があるのだから
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後ろ髪を引かれる思いで水窪に下り、飯田線で平岡に移動する。平岡で今回宿泊する龍泉閣は過去にも二回宿泊したことがある。最初は愛知県最高峰を登るために訪れ、二回目は200名山の熊笹山を登るために来たもので、その際に周辺はほぼ行き尽くしているので、午前中に着いたもののホテル内での温泉三昧となった。山歩きに来たのか温泉巡りに来たのかわからなくなってきた。
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